新たなコミュニティ・ライフスタイル:コハウジング

2019年12月22日
コハウジングは、退職者だけのための将来のプロジェクトではありません。若い世代もこのライフスタイルに興味を持っています。このコミュニティについて読み進め、学びましょう。

コハウジングは単なるトレンドではありません。これは未来の、退職者のための新たな暮らし方なのです。集合戸建て住宅で、ここには様々な活動をする共有のオープンスペースがあります。すべて自然体で、自然や仲間を楽しみます。

住んでみたいと思いませんか? 友達と同じようなプロジェクトを計画してみてはいかがでしょう? 小さく快適な家で、あなたのために作られたシニアコミュニティでリソースを共有します。特に、シニア世代で社会での孤独が多いこの時代に、そそられるアイデアでしょう

このようなタイプは新しいものではありません。コハウジングは70年代にデンマークで始まりました。80年代、オークランド、バークレー、ベリンガム、ワシントンなどの都市でもよく見られました。田舎の美しい自然の中に、こういった家は建てられました。最近では、ヨーロッパや日本でコハウジング・コミュニティはみられます

よく組織されたコハウジング・プロジェクトは様々な健康面において有益です。最近のコミュニティモデルは、人の繋がりを促すものではありません。変化し、高性能になり、進み続ける社会で、年齢の重ね方は昔に戻ってきているようなのです

コハウジング ライフスタイル

 

コハウジング、仲間、コミュニティ

異常に接続されたこの世界で、私達はいつもプレッシャーを受けています。ワークライフとプライベートのバランスが常にとれているとは限りません。スケジュールや通勤に追われ、小さく汚染された場所に私達は住んでいます。

様々な理由から、コハウジングは若い世代に人気が高まっていますこのような生活スタイルに若い世代が興味を持っているのです。マンチェスター大学のジョー・ウィリアム教授が行った研究では、人はポジティブな社会的接触を求めていることが証明されました。

コハウジングには、建築学的、生態学的目的があります。それは、社会的につながったコミュニティの中で、意識的な生活モデルを再構築することです。

 

様々な年齢とニーズのための協働した環境

コハウジング・ライフスタイルはシニア世代のみに焦点を当てたものではありません。最近では、様々な人がこのようなコミュニティを作っています。その中には、新婚カップル、離婚したエリート、退職者など、自分がどのように暮らしたいかわかっている人がいます。

親密さを重要視するコミュニティがあれば、継続する社会的繋がりを大事にするコミュニティもあります。様々な選択肢がありますが、コハウジングは協働性、協力、時間やリソースの共有に焦点を当てているということを頭に入れてきましょう。

コハウジング コミュニティ

 

すべてはバランス

多くの友人グループがコハウジングを自力で立ち上げています。土地を買い、家を建て始めているのです。同じように、あとは引越すだけの完成した家もあります。

素晴らしいのは、プライバシーとコミュニティの完璧なバランスです。他のコミュニティと違い、自分の所得をもったままでいることができ、コミュニティを活かすために近所に物を売る必要はありません。

このコミュニティには、建設ガイドラインがあります:

  • 共有の家がなければなりません。ここには、ダイニング、キッチン、庭、音楽室、オフィス、図書館、ワークショップ、洗濯場、会議室などの共用スペースがあります。
  • メンテナンスや雑用に関し、皆が同意していなければなりません。イベントやプロジェクトを計画し、雑用のスケジュールを立てるためのミーティングがあります。
コハウジング コミュニティ

 

協働した環境とエコ

コハウジングに関するもっとも興味深い点が、エコであることです。自然の風景に基づいているだけでなく、自然のもの(ソーラーパネルなど)を使うことにより、社会性や連帯を促すようデザインされています。

まとめると、コハウジングは現に存在します。このようなコミュニティは世界中に存在し、様々な世代が楽しんでいます。

  • Lietaert, M. (2010). Cohousing’s relevance to degrowth theories. Journal of Cleaner Production18(6), 576–580. https://doi.org/10.1016/j.jclepro.2009.11.016
  • Williams, J. (2005). Designing neighbourhoods for social interaction: The case of cohousing. Journal of Urban Design10(2), 195–227. https://doi.org/10.1080/13574800500086998