第六感が教えてくれる「偶然の友人」

2017年12月27日

私は、最も予期していなかった時に心の扉をくぐる人、「偶然の友人」が好きです。彼らは色とりどりの風をもたらしてくれ、希望が消え失せてしまった時には笑わせてくれ、まるでその一部であるかのようにあなたの魂に腰を落ち着けます。

興味深い事に、人生において私達は他の誰かには代えられない親友や家族のネットワークに深く属する時があります。それは、とある素晴らしい日、誰かが何の前触れもなく訪れ全てを変えてしまうように起こります。

人によっては素晴らしく予期しないタイミングで訪れる。彼らは、あなたが最も必要としている時に人生の扉で待っているものだ。心に魔法を、目に光を宿した人。信じられない事ができる能力がある人。彼らはあなたに幸せをもたらし、また成長させてくれるのである。

偶然の友人は突然あなたの家族の一員になるという点で奇妙です。あなたが最も必要としている時に特別な友人として浮上したり、あるいは新たなパートナーにすらなるかもしれません。あなたがもう愛を諦めた頃に唐突に現れる恋人です。しかし、最も興味深いのは、あなたが瞬時に相性を認識するということです。

専門家はそれを第六感と呼びます。この情緒的感覚について、更に詳しく説明したいと思います。

気球の間の綱渡り

偶然の友人はあなたが最も必要としている時に訪れる

文学の世界で最も有名な友情の一つは、ヘンリー・ジェイムズとロバート・ルイス・スティーヴンソンの間の友情です。19世紀に生きたこの二人の偉大な小説家は、かなり異なったライフスタイルや文芸スタイルを持っていたにもかかわらず、常にこの上なく、ほぼ奇跡ではないかといえるほどにお互いを称賛し合うことを楽しんでいました。

全ては1884年、ヘンリー・ジェイムズがわずか数か月前に市場に出回った「宝島」という小説を褒め称える記事をロングマンズマガジンに発表したことから始まりました。それから数日後、スティーヴンソン自身が別の記事に返答したことで、人生、文学、芸術、哲学について語り合う忘れられない逢瀬や手紙によって成り立つ関係が始まります。

スティーヴンソンはいつもジェイムズとの友情を褒め称えていました。スティーブンソンによると、ジェイムズとの友情はまさにふさわしい時、スティーヴンソンが最も必要としていた時に発生したといいます。当時、スティーヴンソンの健康状態はあまり良くなく、気分は落ち込み、熱を出して何週間もベッドで過ごしていました。彼はヘンリー・ジェイムズが彼宛てに書いた手紙の中にのみ心の安らぎを見つけることができたのです。

残念ながら、南太平洋の島の地元住民が「語り部」と呼んだロング・ジョン・シルバーの生みの親は発作の後に若くしてこの世を去りました。

彼の死はヘンリー・ジェイムズに長く傷痕を残しました。2人の間にあったのは賞賛によって織りなされた友情であり、文学、芸術、そして人生について情熱的だった二つの頭脳の融合でした。この友情は、異なった文芸スタイルを取っていたにも拘わらず、瞬時に調和した2つの魂を真に揺さぶるものでした。

月の上に乗る羽の船

人間関係における第六感

大事なことを明かしましょう。人が持っているのは五感だけではありません。実は、20以上の感覚を持っていたりします。有名な心理学者でありヘンリー・ジェイムズの兄であるウィリアム・ジェイムズは、彼が生きた時代に痛覚、自己受容性感覚、運動覚を含む多くの感覚を認めました。

知能は常に正しい答えに導いてくれる。しかし、直感や第六感は決して間違うことがない。
第六感は間違いなく最重要感覚の一つです。それは魔法や超自然の範疇に該当するものではなく、むしろ、内面を覗き自分の感情を理解する能力である直感と関係があり、創造性を目覚めさせ、環境や周りの人達とより良い形でつながります。そうすることで、より誠実で有意義な絆を築くことができるのです。
灯台を見つめる二人

潜在意識と第六感

あなたの人生に訪れる偶然の友人を、どのようなきっかけだったかも分からずに持つことになるのはさほど奇異なことではありません。きっとヘンリー・ジェイムズとロバート・スティーブンソンはお互い会ったことがありませんでしたが、書物を通して彼らがお互いに素晴らしい親近感を抱いていることを第六感が示してくれたのでしょう。

専門家は、感情、体験、感覚の多くが収められている潜在意識の影響について語っています。長年にわたり、私達はある体験と性格のタイプの間に強い神経連結を作り出しており、それらを気付かないうちに本能的に認識しています。

私達はこうした感覚をかなり頻繁に経験しています。理由も分からずにある詳細に惹かれていたりします。理由は理解できないけれど特定の人や状況を避けたりします。これは全て私達の情緒的第六感の一部であり、偶然の友人に対してとても受容的にさせているものなのです。こうした人達とは素晴らしいまでにしっくりきます。なぜなら、脳が彼らを同胞であると認識しているからなのです。

 

お分かりのように、真の魔法は私達自身の中に、奥深くにあり、感情を司る脳の構造の中に見つけられるのです。これが偉大さや、コーヒーと笑いでいっぱいの午後や、「元気?」や「あなたの側にいるからね」をくれるソウルメイトと引き合わせてくれるものなのです

偶然の友人をあなたの人生に迎えることをためらわないでください。なぜなら、あなたの荒れた空を晴らしてくれる偶然の友人は、あなたの人生で最高の存在になり得るのですから。