2つの代替教育法:シュタイナーとモンテッソーリ

· 2018年3月3日

シュタイナー教育法とモンテッソーリ教育法を特徴づけるものがあるとすれば、それはそれぞれの教育法が私達が知っている正規の教育を否定しているということです。つまり、これらの両教育法は、固定された教育水準や慣習に代替となるものを提供しているのです。

各教育法を理解するためには、それらの歴史と発展の背景を考慮しなければいけません。今日は、各教育法の指針と共に進化的発展の要約をここに提示しようと思います。

それぞれ違いがあるものの、各スタイルには教育を改善する明確な目的があり、そのため、社会的発展と人的発展があるのです。これを基に、2つの教育法についてもう少し詳しく見ていきましょう。

風船と二人の子供

シュタイナー教育

こちらの学校は1919年に哲学者であり、ヴァルドルフ・アストリアたばこ工場の重役であるルドルフ・シュタイナーが優れた従業員教育に興味を持ったことで創立されました。シュタイナーは青年教育は7年間隔で3つのステージがそれぞれ展開すると主張しており、それに沿って教育モデルを作成しました。

  • 0歳~7歳 :この最初のステージでは、学びは模倣に基づいており、感覚を多用したアプローチに大きく基づいているものと理解されています。パンをこねたり、豆をすりつぶしたり、水彩画を描いたり、工作したりなどをします。
  • 7歳~14歳:この第2ステージでは、想像力が彫刻や教訓的なゲーム、織物や音楽、水泳、アスレチックなどの様々な活動を通して強化されます。
  • 14歳~21歳:この期間は現実と真実の探索に特徴づけられます。ミシン縫いや編み物、金属工芸、籠細工、復元作業、映画芸術、電気学などの活動を通して独立した思考と本質の探索をすることが促されます。

シュタイナー法は、教育の発展において精神的側面を強調しており、各生徒が複雑かつ総体的な形で芸術的表現を発達させることができるように促しています。それぞれの強みと併せて個人の成長をもたらすことを目的としています。

シュタイナー学校は世界中に存在します。興味深い事に、ジェニファー・アニストンやサンドラ・ブロックといったセレブもシュタイナー学校で学びました。

シュタイナー思想への批判の一つは、経験的実証や研究に基づいていないことがあります。

風船で空を飛ぶ子供たち

喜びをもって子供達を教育する、モンテッソーリ教授法

モンテッソーリ教授法は現在、教育界において最も普及しているものの一つです。19世紀から20世紀初期にかけて、イタリアの教育者であるマリア・モンテッソーリが、子供は自分の能力を自由に発達させなければいけないという考えの基に発達させました。

言い換えると、子供の活動を指示するのは大人なのではなく、むしろ子供が自分の環境をこうしたレベルの発達と学びに対する興味に適応させるべきなのです。そのため、この教育法は総体的な枠組みがなされた環境での開放的な発達を提案しています。

特化された教材によって生徒が概念を発見し、世界について学ぶことができるようになっています。そこには神経情緒的進化の大きな可能性となる時である敏感期があり、その期間は教育が最重要となります。特に言うと、0歳から11歳までの期間に子供が自分の世界をできるだけ自立した形で探索することが必要不可欠となります。

砂浜で抱き合う母と娘

モンテッソーリ学校はその中にある小宇宙、あるいは微小世界に特徴づけられています。これは純粋に子供らしい環境、例えば、子供のサイズに合わせた家具や探索や認知的柔軟性などを促進するおもちゃなどを作り出すことです。

親による注目もモンテッソーリ教育には欠かせません。親は子供の学習過程に積極的に参加し、愛情を示し、子供の個々のリズムを尊重しなければいけないのです。

しかし、ここでモンテッソーリについて話す時は、教育法よりも、あらゆる学びを網羅し、具体的な提案に基づいた教育モデルのことを指しています。