どのように免疫システムを高められるか

どのように免疫システムを高められるか

最後の更新: 05 5月, 2018

何かの免疫であるということは、その何かから守られるということを意味します。そしてこれこそが免疫システムの働きなのです。感染症と戦うための備えられた生体防御ということです。これは、免疫システムが弱いと感染症と立ち向かう生体能力が衰えていってしまう理由でもあります。特定の病気に対しても脆弱になっていきます。ここにいくつか自然と免疫システムを高めていくためのヒントを紹介していきたいと思います。

免疫システムはどのように働いているのか?

免疫システムとして働く主な細胞は白血球です。例えば、生体組織が外敵を察知するとこれら白血球が動員され、有害な標的に達するまで血流に乗って移動します。それらの機能は損傷した組織を修復することであり、感染症を封じ込めるバリアとして働くとともに痛みを促進する発痛物質を分泌することです。

カビ菌、ウイルス、原虫、プリオンどれで引き起こされようと炎症というものは免疫システムの感染症に対する反応なのです。あなたの免疫システムはあなた自身の健康に有害な物質を感知してくれます。その物質の体内への侵入に対する反応として免疫システムはそれらを攻撃し破壊します。それらの脅威が消えた時にのみ炎症によっておこされた腫れも引くようになるのです。

赤血球の中の白血球

免疫システムがうまく働かない時というのは…

免疫システムが正しく働かなくなると、体にたくさんのマイナスの影響が出てきます。免疫不全、免疫機能の「警戒のゆるみ」がその一つです。

免疫不全は生理的防御と防衛機構の活性が通常よりも鈍くなる原因となっています。

その他の悪影響は、生体機構が誤って健全な細胞を攻撃してしまう自己免疫疾患の発症です。体は自分自身の組織と感染体を区別しなくなります。また区別が付かないことから正常な部分にまで炎症を起こしてしまいます。80種類以上もの自己免疫疾患が存在することが知られています。多くの場合その理由というのは解明されていませんが、強い遺伝的要因があると信じられています。女性の有病率が高いことも分かっています。

免疫システムを高めるヒント

体内の正常に働く機能を阻害する内的要因があるように、あなた自身がコントロールできる外的要因もあります。つまりあなた自身で免疫システムを高めるために外的要因を変えることもできます。さてこの要因とは何なのでしょうか?

バランスのとれた食事

これは免疫システムを高めるための第一の要因です。食事はバランスのとれたものに限ります。つまり、バランスがとれた食事というのは体が必要な全ての栄養素を適切な方法で摂取するということです。

バランスのとれた食事は一価不飽和脂肪(ナッツ、サーモン、ツナやオリーブオイル)、乳製品、たんぱく質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、また少なくとも5皿分のフルーツや野菜を毎日とるということです。これに加え、食事を補いより強固な免疫システムのために補助してくれる栄養素は以下の通りです。

ビタミンE – 小麦の胚種油、ひまわり、ベニバナ、とうもろこしや大豆に含まれています。またアーモンド、ピーナッツやヘーゼルナッツ、またはほうれんそうのような緑色葉物野菜にも含まれています。

ビタミンC – オレンジやグレープフルーツ、ギャバやレモンなどのフルーツと同様に、キャベツやブロッコリーなどの野菜に多く含まれています。

ビタミンA – 牛乳、バターやチェダーチーズに含まれています。ニンジンやキャベツなどの野菜にも含まれています。

– 牛肉などの脂肪分の少ない赤身肉、甲殻類、レバーや卵などに含まれています。

亜鉛やセレン – 牛肉、七面鳥や鶏肉に多く含まれています。エビ、ロブスターや多くの魚にも同様に含まれています。良い点はこれらのミネラルは人々が日常で摂取するほとんどの食べ物に含まれているということです。

笑顔で食べる女性

感染症を防ぐには

多くの場合、個人衛生や食品衛生はどこにも存在しません。一日の中であなたもたくさんの場所、例えばドアノブ、トイレ、コンピュータのキーボードなどに手を置くと思います。これにより周りの環境に存在するあらゆるウイルスや細菌が体の中に入る可能性があります。そのため口に何かを運ぶ前によく手を洗わなければいけないのです。当たり前かもしれませんが、感染症を防ぐためにはとても重要で最良の方法なのです。

食物が食品安全規制を通っていたとしてもフルーツや野菜を食べる前は良く洗うことを強く推奨しています。水や酢で洗うだけで十分なのです。同様に肉や魚を調理する際もコールドチェーンを維持することが勧められています。

スポーツをすること

1週間に少なくとも3回、30分の運動することはあなたに利益をもたらす習慣の1つです。定期的な運動は筋肉を活発な状態に保つことが出来ます。またこれは一つ一つの体の細胞に酸素を供給し、それぞれの機能をより発揮させる手助けをしています。

何か行動するということはほぼ全身の筋肉を機能させるということにつながり、これは本質的なことです。例えば、水泳やテニス、サイクリング、ランニングやウォーキングなどがあるでしょう。これらの全ての行為は体のバランス、柔軟性や動きの完全性を助けます。

しかし、気を付けなければいけないこともあります。デスクワークなどの座りがちな生活スタイルは血液循環に悪影響を及ぼし、特定の心臓血管の疾患を増長することにつながったり、過度な運動も免疫機能の脆弱性を増加させてしまったりすることがあります。やりすぎや極度の疲労につながるため、自分自身の体の限界を超えることは防御機能をも損傷してしまいます。運動量を調整し、自分の限度を知ることが大切となります。

瞑想とリラックス

多くの場合、ストレス、心配事や落ち込みは困難に対処しようとする力を弱めてしまいます。頻繁に起こってしまうと、心の状態を乱すことに加え防御機能を弱め悪化させ、病気の出現を助長させてしまいます。ヨガや太極拳、マインドフルネスや瞑想はこれを避けるため、また免疫システムを高めるための良い方法です。これらは全て呼吸法を改善させるリラックスの手法です。結果として心と体のバランスも良くなっていくということです。

瞑想する女性

あなたも日常的に煙草の煙や環境汚染、埃やエアロゾルなどの有害な物質に接しています。よって免疫システムを高めることは身体をダメージから守る最良の手段なのです。これらの簡単なガイドラインを実践すれば、あなたの免疫システムも高まり体の調子もよくなることでしょう。