どうすればウチの子は宿題をやってくれる?

どうすればウチの子は宿題をやってくれる?
Laura Reguera

によって書かれ、確認されています。 心理学者 Laura Reguera.

最後の更新: 22 12月, 2022

学校が終わった後の午後の時間には毎日同じ「悲劇」が訪れます。それは宿題の時間です。それはテレビコマーシャル内で生み出されるようなイメージとは全く異なります。それどころか、たいていは対立まみれになってしまうのです。ほとんどの時間子どもたちは宿題をやりたがらず、そんな彼らをただ座らせて集中させて宿題をさせるために、親は持ちうるすべての忍耐を費やさねばならないのです。

彼らは足を踏みならして嫌だ、と言うでしょう。彼らは本当にやりたくないことから逃げ出すために癇癪を起こすこともあります。 そしてママやパパの忍耐は限界になって怒ってしまうのです。

ここで疑問が湧いてきます。この状況をマシにするために何かできることはあるのでしょうか?魔法の呪文はありませんが、もう少し対処しやすくするためのトリックならいくつかあります…読み進めてみてください!

子どもたちはどこで宿題をしている?

お子さんに宿題をする習慣をつけさせるために取るべき第一歩は、家の中のどこで宿題をさせるか選ぶことです。あまり重要に思えないかもしれませんが、毎日同じ場所でするようになれば、それを習慣づけるのがより容易くなるというのが事実なのです。

ではどの部屋が宿題をするのに最も適しているのでしょうか?それは、それぞれの子どもによって変わってきます。しかし一般的には落ち着いた雰囲気の場所がベストだと言えるでしょう。それは子ども部屋かもしれませんし、リビングかもしれません。基本的にその選択はある1つの事柄次第となります。それは、その場所で何が気を散らさせる可能性があるか、ということです。

もう1つ頭に入れておくべきなのが、一人で作業するのが好きな子どももいれば、両親に一緒にいてもらい、質問があるときにいつでもきけるようにしたいという子どももいるということです。だからこそ、両親にとっても子どもにとっても、その点での同意が大切になってくるのです。勉強場所として子ども部屋やリビングを選ぶ際には、それを考慮するようにしてください。

「私たちは自分が繰り返し行っているものの生き写しだ。優秀さとは、すなわち、行動ではなく、習慣なのだ。」

アリストテレス

宿題をする子供

宿題をする場所はどのような場所がいい?

しかし考えなければいけないのは、どこで宿題をさせるかという場所の問題だけではありません。その場所がどんな場所なのかも考える必要があるのです。宿題をルーティーン化したいなら、勉強している間快適に座っていられるような机と椅子が必要になってきます。

また、宿題をするのに必要なすべてのものを揃えてやりたいと思うかもしれません。そこが共有スペースなら、子どもたちが毎日の宿題をする際に役立つ、鉛筆やペンや定規や紙などを入れておける持ち運びできる箱を用意してあげると良いでしょう。

もし自分たちの部屋に机があり、そこで宿題ができるなら、こういった用具は引き出しにしまっておけば良いでしょう。そして勉強スペースの装飾を子どもたちの自由にさせてやると、モチベーションアップにつながるはずです。

しかし宿題から注意をそらさせてしまうような刺激を置き過ぎないようにすることが大切です。

鉛筆削り

いつ宿題をさせるべき?

最近では、子どもたちが週に何回か課外活動をすることが普通になってきました。したがって、宿題に取り組むのが遅い時間になってしまう日も出てくるでしょう。そこで覚えておいて欲しいのですが、始めるのが遅ければ遅いほど、宿題をすることによって疲れてしまいますし、始めることすら困難になってしまうのです。

ですので、できる限り早く始めさせましょう。だからといって学校から帰ってきてすぐにやらなければならないという意味ではありません。その方が効率よくできる子もいますが、その前に少し休んだり、お菓子を食べたい子もいるのです。本当に大切なのは、首尾一貫したスケジュールを守れるよう挑戦する、ということなのです。

彼らが席に着いたら、その日は何をしなければいけないのか、そしてそれを終わらせるにはどれくらい時間がかかるのかまず考えるのが、宿題を開始するための良いやり方です。そうすれば何をすべきかお子さんが理解しているかどうかわかりますし、必要なものがすべて揃っているのかわかります。また、始める前に休憩時間を設定してあげるのも有益でしょう。

最後に、あなたのサポートという、お子さんがより早くこれを習慣づけるために役立つテクニックを忘れないようにしてください。宿題をやり終えたら一緒に遊んであげる時間を作るというのも一つの手です。また、宿題の後に渡すならお小遣いは増える、というご褒美システムを作ってやるのもいいでしょう。ポイントは、一生懸命やればその報酬が得られ、そしてそれがあなたがお子さんに伝えたいメッセージである、ということなのです。

「小さな仕事に分けてしまえば、どんな仕事も特に困難ではない」

ヘンリー・フォード


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