働きすぎにより生じる影響

2020年2月18日
仕事に費やす時間を制限せず、自分のニーズを大切にしないと、クオリティオブライフを損ねることになります。そうならないために働きすぎにより生じる影響を知っておきましょう。

現代、長時間働いている人はたくたんいて、働きすぎなのも珍しいことではありません。その程度はすさまじく、一日も休まずに終日働いている人もいるほどです。朝早くに家を出て夜遅くに帰宅するので、一日の大半を職場で過ごしているのです。

働きすぎていると、あなたの生活にどのような影響を及ぼすのでしょうか? 仕事に自分の時間の多くを使っていると、生活の他の場面に使う時間が取れなくなります。

当然、働きすぎると、自分のニーズのための時間や家族や友人と過ごす時間が少なくなります。これらは、働きすぎにより生じるネガティブな影響の一部にすぎません。

 

働きすぎはクオリティオブライフを下げる

サンセバスチャン大学のリスク防止環境学のエンジニア長であるアナ・アルカヤガは、働きすぎはクオリティオブライフおよび生産性を下げると言います。

この発言は、スペインの仕事の安全と健康の国家制度 (Sistema Nacional de Información de Seguridad y Salud en el Trabajo (SISESAT)) の最新のデータでも支持されています。またこの研究では長期の長時間労働による身体的・心理的リスクも指摘されています。

まとめると、働きすぎると多くの健康リスクが生じ、クオリティオブライフが低下します。これは、仕事に多くの時間を費やすことで自分の身体的・精神的健康をおびやかすためです。実際、時間とともに生産性も低下します長時間働くと、心は飽和状態になり、何かを達成することが難しくなるのです

 

働きすぎと不安

過重労働は不安へのリスクファクターになります。言い換えると、働きすぎによるストレスは、(ストレスホルモンとして知られる)コルチゾールなどの特定のホルモンを過剰に分泌させます。コルチゾールには、特定の状況と向き合うための準備をする働きがあるため、少量であれば害はありません。

しかし、繰り返される過重労働の結果として生じるストレスや心配が続くと、コルチゾールが過剰に分泌され、不快なストレスを感じる原因になります。胸の圧迫感、腹痛、頻脈などが現れます。

 

不眠症

働きすぎの人が睡眠に異常を感じ始めることは珍しいことではありまん。さらに、それが慢性的な不眠症になる可能性もあります。仕事が多すぎて、布団に入っても心を仕事から切り離すことができないのです。そうなると休むことができず、次の日肉体的にも精神的にもより疲弊してしまいます。

 

社会的人間関係の歪み

働きすぎると、大切な人との間に距離を作ってしまいます。パートナー、友達、兄弟、子ども、両親とほとんど会えていないのではありませんか?相手にとってのあなたはいつもいない人で、お金以外の何も期待されなくなってしまいます

 

働きすぎと燃え尽き症候群

燃え尽き症候群は、世界保健機関(WHO)からも公式に認められています。WHOは、燃え尽き症候群は感情的・精神的に人に影響を及ぼす症状だとしています。さらに、燃え尽き症候群の人はストレスと不安が続く状態で生活しているため、働いている人の多くに影響します。

様々な場所で働く労働者の中に燃え尽き症候群が増えてきています。最近の研究で得られたデータによると、医師の多くが燃え尽き症候群を患っているそうです。実際医学分野での罹患率は高くなっているのです。また、この症状を抱える人は、他の分野でも日々増えています。

結論として、仕事に使う時間を制限することの大切さを頭に入れておきましょう。それを怠ると、クオリティオブライフを下げることになります。働きすぎによる影響の意識を高め、予防することが重要です。また、肉体的・精神的健康に目を向けることは、誰にとっても重要なことです。