一度に一歩ずつの「カイゼン」法

13 1月, 2019

カイゼン」法は、ビジネスの世界で使われるようになった改善規範です。しかし、とても有効であるため、他の分野でも使われ始めています。最近では、人生の様々な分野で応用されています。この方法は、もともと品質管理の枠組みとして日本で開発されました。

これはトヨタ生産方式が元になっています。「カイゼン」はその言葉通り「改善」を意味します。個として良くなるのではなく、チームとしてより良くなることを目的としています。利他主義的な考えと、より良い世界を作り出したいという思いから生まれました。

「カイゼン」法においては、改善は特定の目標ではなく、現在進行中の過程であり生き方です。多くの人が、この考え方こそ第二次世界大戦が残した荒廃後に日本が力を取りもどした理由だと考えています。ビジネスにおける有用性も目を張るものがありますが、今回は個人的にどう適用していくかということに焦点を置いていきます。

「大きく素早い改善を求めるな。一日ずつの小さな改善を追い求めろ。それこそ唯一の実現方法で、これが実現すれば長続きする。」

-ジョン・ウッデン-

継続的な改善のための「カイゼン」法

毎日1%の改善ができたら、素晴らしい変化を中期・長期的にできると信じるところから始めましょう。「カイゼン」は、大きくて難しいことから達成もできない目標を掲げるのではなく、小さくても継続的な改善を行うほうが賢いという考えに基づいています。

この方法はとても効率的です。変化のための大きな2つの障害を取り除いているからです。目標は大きな変化を作ることではなく、不安を軽減させることです。もっと現実的な期待を抱けば、落胆することも減ります。

さらに、「カイゼン」法は変化を先送りにしてしまう先延ばしを防ぎます。目の前に大きな課題があるとしたら、それを始めることを先延ばしにしてしまう可能性が高まります。基準があまりに高すぎて怖くなります。しかし、継続的な改善の方法は、そのような障害を取り除いて、変化を妨害しません。

歯車


小さいから失敗しない

「カイゼン」法は小さくて継続的な目標や挑戦を設定します。これらの目標は、達成可能なため失敗のしようがありません。例えば、借金を完済したいなら、「カイゼン」法は毎日過ごしずつお金を貯めることです。

「1度に小さな一歩」の原理に基づいた方法です。小さな一歩に集中することで、遠くまで行くことができるという考えです。

難しさは最終的に上がっていきますが、少しづつ継続的に前進します。しかし、鍵はこれを義務として認識しないことです。準備ができたら次の一歩を踏み出せばよいのです。

この方法で唯一しなくてはいけないことは、毎日少しずつ良くなることです。もちろん、達成するまで時間がかかる目標もあるということを意識しなくてはいけません。しかし、それはそんなに重要ではありません。大事なのは、目標達成のために毎日努力して、それによって気分が良くなることです。

階段


達成の連鎖

「カイゼン」法は、停滞しないように、何も改善しないで一日を終えないようにさせてくれます。ここで重要なことは、最終的な目標ではなく、過程そのものに集中しているということです。この方法は、常に自分たちをより良くさせる生活様式を養うようにいざなってくれます。常に勝者でいることができるのです。

毎日目標を達成する満足感だけの問題ではありません。これは問題解決のための効果的な方法です。この思想を少しずつ適用して危機から脱した日本が良い例です。

人生の他の分野にもこの方法を適用できます。例えば、減量や恋愛関係などです。これを実践し始めたら、違いを感じるはずです。もっと自分の人生のコントロールが取れたように感じて、楽観的に生きることができるようになります。

  • Atehortua Tapias, y. a., & Restrepo Correa, J. H. (2010). Kaizen: Un caso de estudio. Scientia et Technica, 16(45).