石の話:心配するのを止める方法

2018年7月29日 in 好奇心 0 シェア済み
積み上げられた石

生徒たちに教訓を教えたかった教師がいます。彼の生徒は大人の学生で、仕事と学校を両立しているためあまり勉強する時間がありません。かなり苦戦しています。お金も十分にありません。結婚して子供がいる人もおり、その重圧でいっぱいいっぱいになっています。そこで、教師は石の話をすることにしました。

それを聞きたがらない生徒もいました。時間の無駄のように思われたのです。教訓を聞くことより授業の内容を進めることに興味がありました。彼らは大人で、誰かに生き方を教えてもらう必要などないと思っていました。

しかし、だからといって諦める教師ではありません。むしろ、生徒たちの反抗がモチベーションになりました。ガラスジャーを取り出して、テーブルに置きました。それから、たくさんの大きな石をボトルのそばに置きます。教師は、テーブルの上にある石でジャーがいっぱいになるかどうか生徒に尋ねました。 

「星の方向に向かって山を登る旅人は、登ることに集中しすぎるとどの星に向かっているのか忘れてしまうというリスクを冒している。行動するための行動は、どこにもたどり着かない。」

-アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ-

石の話の実験

生徒たちは考えました。いくつ石が入るか、机の石はジャーをいっぱいにするのに十分な数かなど推測します。最終的に、石はジャーをいっぱいにするのに十分だということでで生徒は同意します。そこから石の話の実験が始まります。

バラバラの石

教師は一つ一つ石をジャーに入れます。ジャーの入口いっぱいまで石が入りました。そこで教師は生徒に尋ねました。「ジャーはいっぱいですか?」ほぼ全員が「はい」と答えました。

そこで教師は、机の下からたくさんの小さな石の袋を取り出します。この小さい石をジャーに入れることはできるか、と生徒に尋ねます。生徒は少し考え、「できる」と答えます。

教師はすこしずつ小さな石を中に入れていきます。石の入った袋が空っぽになるまでです。それから生徒に尋ねました。「ジャーはいっぱいですか?」生徒は注意深くジャーを確認しました。もう石が入る隙間が一切ないとわかると、「ジャーはいっぱいです」と答えました。

いつだってスペースはある

すべてをジャーに入れるのは無理だと生徒全員が思っていたにもかかわらず、またもや教師は生徒を驚かせます。今度は、砂の入った袋を取り出します。そして黙ってそれをジャーに入れ始めました。驚くべきことに、隙間や割れ目に砂がどんどん入っていきます。石の間に小さなスペースがあることに生徒は気づかなかったのです。

4度目の同じ質問です。「ジャーはいっぱいですか?」生徒たちは今度こそ確信して、いっぱいですと答えます。残された少しのスペースは砂で埋められてしまったため、何も入る隙間がありません。

ボトル

先生は水の入ったピッチャーをつかんで、ジャーに入れました。ジャーは大きな石、小さな石、砂でいっぱいなのに、中身はこぼれたりしません。いっぱいに思われてもスペースは存在するのです。砂が濡れてかなりの水を入れることができます。先生が水を入れ終えると、「ここから何が学べましたか?」と生徒に問いかけました。

石の話のモラル

生徒のひとりがすぐさま答えます。「教訓の一つは、スケジュールがどれだけ詰まっているかは関係ないということです。いつだって時間はあるんですどうやってそれを整理するかです。」

教師はまだ黙っています。「学びは無限です」と別の生徒が答えます。「ジャーのように頭にたくさんのことを入れることができます。いつだって何か入れるスペースがあるんです。」

生徒が石の話を理解していないということに教師は気づき、口を開きます。今度は次のように質問を投げかけました。「もしすべてを逆にしていたらどうなっていたと思いますか?もし水、砂から始めて最後に大きな石を入れようとしていたら?」生徒がすぐさま、ジャーはもっと早くいっぱいになると答えました。

海辺の石

「じゃぁ、分かりましたね」と教師は言います。「水、砂、小さな石、大きな石は問題の大きさを象徴しています。大きいものも、小さいものもあれば、ほとんどわからないものまであります。大きい問題を最初に片付けると小さな問題のスペースができます。でも逆にしたら、何にも解決せずに終わってしまうんです。」

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