自分の態度を変えることで幸せをつかむ

27 2月, 2018

一生に一度しか訪れないチャンスもあると良く言われます。ですがどのチャンスを掴みに行くべきなのか、何にその価値があるのか分かる人などいるのでしょうか? 訪れるチャンス全てを手に入れることなど出来ません。

誰もが安定感のある仕事や故障しない車など、生活を安定させるための努力を日々重ねています。ですがそれでも足りないもの、持っていないものばかりを考えがちです。もっと持てるのではないか、手に入れることが出来るのではないかと不満ばかりを抱えています。

理想の人生を手に入れるために危険を冒すか、それとも安全で安定した生活を選ぶかと言うジレンマに陥っています。「これは望んでいた人生じゃない」と嘆いてばかりいるのです。小さな一歩を進んでみようと努力する一方で、その日の終わりには何も変わらない事実に苛立ちを感じています。哲学者ホセ・オルテガ・イ・ガセットは、著書「大衆の反逆」の中で局限化、専門化の危険性について警告しています。男女ともに、ある一定の領域において高い位置にまで登りつめたものの、長い目、大きな目で先を見ることや、それを世の中に適応させる方法を知らないをいうものです。

これは誰にも起こり得ることです。チャンスや機会を前に立ち止まってしまった事が今まで何度ありますか? 心地良さを手放す事を恐れ身動きが取れなくなることがあったはずです。

時には目の前に訪れたチャンスを、恐れを忘れてただひたすらに掴むことも大切です。また時にはチャンスそのものがなくなってしまう事もあります。その時に出来る事はただ一つ、自然の流れに沿って生きることです

 

受け入れることと断念することの違い

自分の行動や態度を変えていきたいのなら、自分自身に問いかけるべき重要なことがあります。受け入れることと断念する事は何が違うのか? 一見両者は似た様なものに思えますが、まるで水と油のように違います。

受け入れる事は、変わるための最初のステップです。そのままの、ありのままの自分を嫌でも直視しなければなりません。

麦畑に立つ少女

また受け入れる事は、変わることのない状況へと適応する第一歩でもあります。これは過去を認めることと繋がっています。

例えば事故で足を失った人がいるとします。それを受け入れる事は、人生の変化に適応する非常に大きなステップです。そして過去もまた人生の一部であるという事を受け入れるのも、大きな一歩と言えるのです。

一方「断念」は、挫折や絶望を伴います。挫折は身動きが取れなくなることへと繋がり、人生を変えることなど不可能だと感じるようになります。そしてその状況を嫌悪しながらもその中で生き続けるのです。

悪い状況から抜け出す何千もの機会があったとして、どれも完璧ではない気すらし始めます。自分の運命を放棄してしまうのです。それはまるで不平不満を言うために自ら苦しみを選んでいるかのようです。

苦しむことに疲れ果てた時、ようやく数あるチャンスの中の1つを試してみようという気になり始めます。例えそれが理想的なものではないとしてもです。足を失くした人はどうにかそれを取り戻そうと考えるのかも知れませんが、残念なことにそれは不可能なのです。

理想的なチャンスが全て消えてしまったら、しなければならないことがはっきりと見えてきます。それは、あなたの態度、行動を変えることです。どのチャンスも完璧でないのなら、その他のオプションをもう一度見直してみる必要があるのです。そのオプションが苦しみを取り除くとしたら、例えそれが完璧なものでないように見えたとしても試してみる価値はあります

全てのチャンスを使い果たしモチベーションも消えてしまったとしたら、もうどこへも道を見つけることが出来ません。変化には努力が必要です。そしてその努力を可能にするには日々のモチベーションが大切になります。

普通は努力すると報われます。何かしら手に入れることが出来るのです。ですが先が見えない場合、それはあまり強いモチベーションにはなりません

それなら期待する気持ちを少し小さめに持った方が良いのかも知れません。シンプルで真っ直ぐな道のりなら割と容易に達成出来るからです。現実が理想に比べて劣っている結果になったからといって、それが良くない、と言うわけではありません。

 

存在しないものに気を取られない

思いがけない道のりを進み、幸せを手にする人は山のようにいます。彼らはその状況を喜び、一時的な変化を受け入れ、人々が言う否定的な言葉には耳を傾けません。こういった否定的な言葉を放つ人々は、ただ単に人の人生を批判したいだけなのです。

人生の辛い側面を喜びに満ちたものに変えることが出来るような人々は、人生を自分でしっかりコントロールするすることが出来ます。例え雨が降ったとしてもそれを嘆かず、そこから喜びを得る事が出来るのです

懐中時計を手にする人

より良い人生と批判にまみれた人生の境界線はとても薄いものです。ですがその境界線はとても重要です。

価値のない仕事、家庭、人間関係などありません。自分の行動や態度がそれを無価値に変えてしまっているのです。完璧さを求めるあまり、今手にしているものが大したものじゃないように感じ、苦しくなるのです。

ですが、自分自身のために時間を割く大切さを知っている人もいます。未来を構築しつつ、今という瞬間を楽しめる人です。

完璧なチャンスなどを求めず、手にしたチャンスに最善を尽くす、ポジティブな態度だけを貫きます。「生き残る」のではなく、「生きる」という行動を選んでいるのです。