自分らしくいられないところからは離れよう

2019年3月29日
今いる場所で自分らしくいられていないのなら、その場を離れましょう。そうすることで、メンタルヘルスに良い影響を与え、自尊心という一番大切なものを守ることができるでしょう。

自分らしくいられないところからは離れて下さい。自分のアイデンティティや価値観に忠実に生き、自尊心を持つことは、最も大切なことです。人生はもう十分に複雑なものです。ならば、合わない場所で無理に自分を合わせようとして、他人に自分の自尊心を踏みにじらせたりして、自分に不満を抱くべきではありません

「自分らしく」と言う時、何を意味するのでしょうか?不思議に思えるかもしれませんが、自分の性格をどのように定義すればいいか分からない人は依然として多いものです。

自身を定義し、自分の弱さや情熱を知ることも実に重要です。それは、自分の本質を守り、自分という人間のありがたさを知ることが健康、幸福、そして活力へとつながっていくからです。

人は通常、自分の職業や役割で、「私は教師」「消防士」「親」という風に自分を模ろうとします。ですが、私達はただの肩書きではありません。私達は、自分が夢見るものでもあり、生きてきた歴史でもあり、望まないものでもあり、人生に期待するものでもあります。そして、こうしたもの全ては守るに値するのです。

夜空を楽しむ

日々自分らしくあるという挑戦

あなたは本当の自分に飢えている自分の存在に気づくかもしれません。嘘にしがみついたり、好きでもないことを受け入れなくていいようにあらゆる人間関係において調和的でありたいと思いつつ、決断をする度に自分らしくありたいと思っています。

ですが、あまり乗り気でないことをすることに同意してしまっている時は、いつだって自分らしくいられていない、ということにうっかり気づかないところでしたね。本当は「ノー」と言う必要があり、そう言いたい時に、パートナーや親戚など他の人に対して「イエス」と言う度に、自分らしくあることを止めています

鏡の中の自分を見つめながら、人生に翻弄されて自分らしくあることを止めてしまったことに遅かれ早かれ気付くでしょう。

自分らしさとは

自分らしくいられないと苦しむことになる

心理学者でデューク大学教授のマーク・リアリーは、大変重要なことを私達に忠告してくれています。人は本当の自分でいられていないと知覚すると、苦しみ始めます。言い換えると、自分らしくいられていないと不満やうつへとつながる可能性があるのです。

  • ハーバード大学はある研究を行い、職場での「トレンド」となっているフレーズが「本当の自分」だということを発見しました。みなそう言い続けているにも拘わらず、難しいプロジェクトに強制的に参加させられたり、上司の言いなりになったり、とても具体的な目標を持たされたりしているように感じています。こうしたことは全て、諸刃の剣となります。
  • 堅苦しく、競争的な環境で自分らしくあることは非常に難しいことです。少しずつ、不安やストレス、そして本当の自分から遠ざかっているという感覚が顕在してきます。

自分らしさに欠けている時、自分のしていることと必要なことの間でバランスを取ろうと自分を追い込みます。自分に忠実であることは簡単なことではありません。自信がなければいけませんし、自分というチャンネルに合わせるために勇気ある決断をしなければいけません

あえて自分らしく

自分らしくいられない場所からは離れて下さい。自分の考えや価値観を表現できないところからは一切離れて下さい。そんな生き方をするのは理にかないません。ですから、何かがあなたの自尊心を傷つけていると感じたときはいつでも、次の考えについて内省してみましょう。

自己認識に基づいて決断する

  • 最近、心理学は実存主義的考えを多く取り入れるようになりました。そのうちの一つが、真に自分らしい人生を生きたいなら、自分に対してコミットしなければいけない、というものです。
  • これはつまり、自分がしていること、決めること、言うことが自分という人間とマッチしているかどうかを省み、評価する時間を取るということです。
  • 日々、「自分のしたことに満足しているだろうか?」と自分に問いかけましょう。
自分に目覚める

自分にふさわしいことは何かを忘れない

人生の1日1日を自分らしく生きたいなら、自分にふさわしいものが何かを忘れないで下さい。自分の価値観を常に心に留め置き、過去から学び、目標を定め、そして何よりも、自分を最優先させましょう。

私達にはみな、自分の興味や情熱に沿った、幸せで充実した人生を送る権利があります。その鍵は、自分には夢見たものを手に入れる権利があるということを忘れず、自分の羽を賢く伸ばす場所を選ぶことなのです。

  • Strobel, M., Tumasjan, A., & Spörrle, M. (2011). Be yourself, believe in yourself, and be happy: Self-efficacy as a mediator between personality factors and subjective well-being. Scandinavian Journal of Psychology52(1), 43–48. https://doi.org/10.1111/j.1467-9450.2010.00826.x
  • Rosh, L., y Offermann, L. (2013). Sé tú mismo, pero con cuidado. Harvard Business Review , (OCT).