家庭内暴力の心理的影響

· 2018年9月17日

虐待は深いキズを残し、そのキズは消すことができなくなることすらあります。家庭内暴力は、愛する人から傷つけられることでより深いキズになります。

精神的なダメージと心理的影響の区別をしておきましょう。精神的なダメージは、暴力の結果起こります。虐待されたあとすぐに感じる感覚や感情です。心理的影響は、 心理的なダメージがきちんと処理されなかった場合に残る痕です。

 

「どんな恋愛関係でも、相手があなたを愛していなかったら、あなたと一緒にいる資格はありません。あなたを傷つけるようならなおさらです。もし、そのつもりはないけれど何度もあなたを傷つける結果になるようなら、あなたといる資格がないとは言えなくとも、あなたにとってよくないのです。」
-ウォルター・リソ-

家庭内暴力は、かなりの影響を及ぼす2つのタイプがあります。深い感情的な絆があって、そのため長期にわたって起こります。虐待の最悪なところは、環境や文化によって許されてしまう場合があることです。そもそも問題だと思われておらず、長い間続くことがあります。

家庭内暴力

家庭内暴力は、様々な方法で現れます。最も凶悪で痛みを伴うケースは、物理的な暴力です。しかし、部外者には見えない虐待的なふるまいは他にもたくさんあります。

馬鹿にする

家庭内暴力には次のようなものがあります。

  • 相手の信仰、容姿、意見を冷やかしたり馬鹿にする
  • 間違いを常に指摘して、相手は何にもできないと言い切る。
  • 相手が罪悪感を感じるように仕向ける。期待にそぐわないと相手を責め、沈黙や怒りで相手を罰する。
  • 虐待の否定。被害者が虐待に関して話そうとすると、それを拒否して自分の害のある行為を否定する。
  • 友人や家族から阻害する。友人や家族のねたみや非難を避けるため。

 

これらの行動の共通の要因は、コントロールしたいという欲望です虐待者は、大っぴらではないにしろ無理強いします。家庭内暴力は、怒鳴ったり、相手を侮辱したりというだけではないんです。

家庭内暴力の影響

家庭内暴力には心理的な影響があります。被害者の体、精神、社交生活に傷痕を残します。どのケースもユニークで人によって異なる反応を見せますが、その影響は変わりません。

赤い糸

家庭内暴力の主な影響を見てみましょう。

  • 心理的な影響。自尊心にダメージを与える。自己愛が低い人は、このような虐待者の手中にはまってしまうことが多い。罪の意識や無力感、不安症、うつもよく見られる。
  • 肉体的な影響睡眠障害、消化問題、頭痛、高血圧症、呼吸器問題。
  • 社会的影響。多くのケースでは、被害者自体が自分を孤立化。友達や家族に会うのをやめたり、価値がないと感じたり、自分が恥ずかしいと思ったりする。もちろん、社会的な集まりに懐疑的な自分のパートナーを怒らせないようにする。

この状況は虐待を受けている男性にとってはより複雑であるということを覚えておいてください。社会はまだ家父長制的思考を支持しており、男性が虐待されると難しい立場に置かれます。

自分が受けている虐待を隠して、それを自分自身が認めることすら拒否します。隠された痛みの反動で、健康問題を発症したり、中毒症になったりします。

どうするべきか

家庭内暴力は、特に初め大きな混乱を引き起こします。矛盾する感情、ふるまい、思考を経験することが一般的です。パートナーを愛し憎みます。いらだちを感じ、同時に自分のふるまいを正当化します。

愛している人が問題の元であるという事実に向き合うことは簡単ではありません。そして、そこから抜け出す唯一の道はその人の元を去ることだけである、ということは認めたくないでしょう。これが家庭内暴力のダイナミクスを長引かせてしまいます。

うつむく男性

このような状況から抜け出すのに最もつらい部分は、はじめの一歩を踏み出すことです。初めの一歩は、虐待的な交際関係に陥っていると認めることです。

受け入れることができたら、次のステップはこの状況が勝手に消えることがないという事実に向き合うことです。助けを求めてください。できれば、心理セラピストを見つけてください。問題が深い場合は、専門家の助けが必要となるからです。