知っておくべき不安症に関する5つの迷信

· 2018年8月28日

不安症の迷信を未だに信じている人がいます。しかし、このような悪魔と生きてもいいことはありません。不安症は人の平安や人生におけるバランスをむさぼります。どんな病気や障害で苦しみたいかなんて選ぶ人はいません。きちんとしたサポートシステムがない場合、不安症は抜け出すのが難しいブラックホールです。 不安症に関する考え方が誤っていたり有害な場合は、それが更に困難になります。

社会運動がコンスタントに湧き上がり、権利を主張したり今まで端に追いやられていた現実を可視化する現代において、また新しい動きが台頭しています。「自分で病気を選んだんじゃない(I didn’t choose my illness)」と呼ばれる運動で、うつ、双極性障害、心的外傷後ストレス障害、不安症などに苦しむ人たちの経験に焦点を当てています。

 

「不安症は人間の本質の一部です。しかし、可能性が現実と対立するときや、現在が未来に固執しているときは注意が必要です。」

-キェルケゴール-

この動きを可視化し声を与えることは重要です。かなりの人がまだ精神疾患や心の病気に関して何も知らずにネガティブな思いを抱いています。レッテル貼ることや偏見も無知から起こることです。

自分に何が起こっているかを理解しようとしている人にとって、こういったネガティブな行為は助けにはなりません。他の人に言われることを恐れて、助けを求めなくなってしまう原因になります。このような状態は慢性化して私たちを消耗します。許されるべきではありません。しかし、より知識を深めたり、用語を明確にしたり現実を明らかにすれば、更に支援的な環境を作り出すことができます。

影

1.不安症は化学物質のアンバランス

うつは「ただの」脳内の化学物質のアンバランスであると考える専門家は未だにいます。これは全くうそというわけではありませんが、正しいとは言えない不完全なアプローチです。

その理由とは何でしょう?セトロニンの分泌を促し気分を良くさせる薬で治療を行っているのは事実です。しかし、薬自体は完全な回復を促すものではありません。症状を緩和するだけです。治療を補うにはもっと別の方法も必要です。

2.親が不安症を患ったら、自分もそうなる

すべての問題、病気、障害を遺伝的なものであるとしてしまうのは、ありがちな不安症の迷信です。もし親がそのような問題を患っていたら、自分も同じような問題を抱えるリスクは高まりますが、100%定かではありません。これは、ただの用心という風にとらえたほうがいいでしょう。

不安症

 

3.不安症に苦しんでいたら、自分は何かおかしいことをしている

全般性不安障害は、よくある精神疾患のひとつです。人の人生に影響を及ぼし、無秩序で疲弊させます。もし患者に関わる人が「何か間違ったことをした」から病気になったと言ってしまうと、失望を強め、解決策を見つける気力を阻害します。

まず、不安症自体は人間の本質の一部であると覚えておいてください。しかし、特定の流れ、過去の出来事、物事の処理の仕方、現実のプロセスの仕方が、このような障害を持つリスクレベルに影響するのです。 

4.不安は自分の一部なため変えることができない

これも不安症に関する誤った迷信です。不安は人格の一部であると考える人がいます。できることはなくカウンセリングや治療も症状を改善してくれはしない、と思い込んでしまうのです。不安症を自分の存在の一部として認識します。

焦点を変えて、もっと現実的に、論理的に、楽観的に不安症や他の障害を考えましょう。新しい考え方や感情の対処法を学ぶ機会です。このように考えれば、自分の姿勢や習慣を変えるモチベーションになり、自分の脳を再プログラムする助けになります。

仲間外れ

5.深いリラクゼーションは不安障害を治してくれる

不安障害はパズルのように解決することはできません。治療が必要です。「治療」という単語にはいくつかの意味があります。

  • 精神科医と患者のアクティブな努力が必要となります。
  • 改善が見られた後もいつでも使える対処法を学ぶ必要があります。この回復の状態を強めて、長続きするようにしなくてはいけません。
  • 不安症を治療することは、一つ以上のアプローチを必要とすることを理解しなくてはいけません。治療は追求でもあります。様々な方法のコンビネーションが必要です。深いリラクゼーション、心理療法、ふるまいの変化、瞑想、スポーツ、新しい趣味などです。

深いリラクゼーションは役に立ちますが、完全な回復のためには他のアプローチも必要です。本当の回復のためにはいくつかの方法が必要になります。本当に状態を良くして、恐怖に対処するのに役立つものを見つけなくてはいけません。

悩み

不安症の迷信は現実を歪めます。これはきちんと治療されなくてはいけない障害です。不安症はたくさんの若者が苦しんでいる伝染病のようなものです。防止策をとって、より良く病気を理解するために様々な方法を利用してください。