クリスティーナ・グロフ:人間の本質の精神的な面

· 2019年3月13日

クリスティーナ・グロフは、スピリチュアル・エマージェンシー・ネットワークの創始者であり、ホロトロピック・ブレスワークの共同創始者のひとりです。素晴らしい精神療法士で、グロフ・トランスパーソナル・トレーニングの社長であり、インターナショナル・トランスパーソナル・アソシエーションの副社長を務めていました。

たくさんの本を執筆していますが、多くの人にはアメリカの心理学者であるスタニスラフ・グロフの妻として知られています。彼はトランスパーソナル心理学における最も有名な専門家のひとりでした

グロフ教授の研究は、妻のクリスティーナがいなければ成し遂げられませんでした。2014年に亡くなるまで、クリスティーナ・グロフはトランスパーソナル心理学を30年間研究し続けました。多くの時間をワークショップや世界中の会合に費やしています。今日では、斬新なセラピーテクニックの先駆者として認識されています。また、「スピリチュアル・エマージェンシー」という言葉を夫のスタニスラフ・グロフと共に生み出しました。

クリスティーナ・グロフのストーリー

クリスティーナ・グロフは、自身のストーリー、経験、突発的に起こる意識の変性状態のせいで直面した困難を私たちと共有してくれます。クリスティーナは若いころからヨガに興味を持っており、変わった精神的・心理的経験をし始めます。これは彼女にとっての「精神の目覚め」の症状でした。

その瞬間、クリスティーナはこれは精神病の症状であると考え、頭がおかしくなっていると思いこみました。

医師は、その症状を抑えるためにモルヒネとクロルプロマジンをしばらく投与してクリスティーナを治療しました。しかし、これは症状を悪化させただけでした。クリスティーナの師のひとりである人類学者のジョーゼフ・キャンベルは、革新的な精神科医であるスタニスラフ・グロフに彼女を紹介します。それから間もなく、クリスティーナはスタニスラフと結婚しました。

トランスパーソナル状態に苦しんだ後、クリスティーナと夫は、スピリチュアル・エマージェンシー・ネットワーク(SEN)を設立します。

カップル
スピリチュアル・エマージェンシー・ネットワーク(SEN)

この団体は、何十年にもわたって精神的な危機を経験する人を助けてきています。このような人が専門的な助けを受けられるように設立された団体です。中毒、異常な愛着、精神的な危機などへの代用治療を開発し、同時にホロトロピック・ブレスワークを考え出していきました。実は、ホロトロピック・ブレスワークはクリスティーナがならった呼吸テクニックからヒントを得たものです。

また、クリスティーナと彼女の夫は、患者を変性した意識状態に置くための幻覚剤に代わる方法を生み出しました。

こうして、インターナショナル・トランスパーソナル・アソシエーション(ITA)の設立に至ります。アルコール中毒やその他の中毒などの治療プログラムを開発しました。トランスパーソナル心理学を利用した12ステップのプログラムです。

この間、クリスティーナは中毒や自分の精神的な道のりに関する本を執筆しています。また、夫と共著で3冊の本を執筆しています。

トランスパーソナル心理学

クリスティーナ・グロフは、トランスパーソナル心理学の先駆者です。このタイプの心理学は、人間の本質の感情的・肉体的・精神的・スピリチュアルな面に様々なアプローチをしていきます。クリスティーナと夫は、従来の西洋が無視してきた分野を探求しました。

異なるタイプの意識を持つ人、つまり、そうでもなければ誤った診断を受けたり誤った精神病棟に送られてしまっていたかもしれない人達の治療に取り組んで、その希望を捨てないよう強いられました。

脳

クリスティーナ・グロフは、あまり有名ではないかもしれません。長い間、夫の影に隠れていました。常に一緒に研究して、治療にかなりの貢献をしているにもかかわらずです。

クリスティーナの功績と人生は、多くの人を鼓舞しました。彼女は素晴らしい心理学者で、その遺産はこれらも受け継がれるでしょう。