今日から私は「なりたい自分」になる

2017年10月31日

ごく最近まで、私達の多くは「なれそうな誰か」、あるいは周りが許可した「なっていい誰か」でしかありませんでした。けれどもやがて、心には火がともり、瞳は勇気に満ちていきます。恐怖は置いていきましょう。なぜなら今、私達はついに「なりたい自分」そのものになれるからです。何の制限も条件もなく、他人の言うことを 恐れる必要もありません。

これを達成するのは常に簡単というわけではありません。これは、正しい切符など存在しない旅の結果なのです。自己実現は、白髪やシワのように年月によって得られるものではありません。達成感や幸福感、そして内なる均衡を得ることは簡単なことではなく、スマートフォンに新しいアプリをダウンロードするように、脳にインストールできるプログラムのようなものでもないのです。

「幸福とは、あなたの考え、行動、言動の調和が取れている時のことを言うのです」

– ガンジー

一方で、これには何か不思議なところがあります。例えば、レストランに入った時に耳に入る会話で、似たようなフレーズが繰り返されているように感じることがあるでしょう。これはライトモチーフ、あるいはもはや、心の叫びのようなものです – 「私はただ幸せになりたいんです!」

この1フレーズの中には、一滴の憂鬱とたくさんの希望が含まれています。それは、まるで私達の多くが「人格の欠如」のようなものを感じているかのようです。また、自分のものとは思えない現実に夢中になっているかのようでもあります。なぜなら、単純に、それは私達に幸福をもたらさないからです。 このことについて、是非振り返ってみてください。そして、もっと満足感がある新しい現実を作り出すために、変化を起こしていきましょう。

黄色の背景と黒の雀

満たされた人生の秘訣は今日から始まる

何年もの間、幸福に関するリサーチは、どうやったら幸福になれるかという説明にフォーカスしていました。実際、同様のテーマを扱った自立のための本は枚挙に暇がありません。それらは幸福をゴールにしています。ですが、幸福はゴールではなく結果、つまり日々の一つ一つの行動が生む副次的成果物であるべきで、それこそが人生を価値あるものにしていくのです。

例えば、アラステア・ハンフリーズ氏のことは誰もが「冒険家」と認めています。彼はナショナル・ジオグラフィックのライターであり、モチベーション・コーチでもあります。2012年、彼は同誌の読者にちょっとしたチャレンジを投げかけました。自分を慕う読者達に対して、彼は自己成長を促す方法を示したかったのです。それによって、彼らが他人から求められている「誰か」ではなく、本当に「なりたい自分」に近づくことを後押しようとしたのです。

それを達成するために、ハンフリーズ氏はまず「マイクロ・アドベンチャーズ」と呼ばれるもので読者を引き込み始めました。これは、日々のチャレンジを達成することで内なる均衡を見つけ出させるというものでした。達成の方法はごく簡単でした。彼は以下のことを推奨したのです。

小さな花に手をかざす二人

楽しみ、知識、自由を日々見つけ出していくこと

より満たされた人生の秘訣は今日から始められますが、そうするためには2つの基本的な要素を知る必要がありますそれは、継続的な調整と創造力です。これが、日々のマイクロ・アドベンチャーによって新しい考え方、感情、そして更なる幸福が生み出される方法です。

これらは幾つかの例です:

  • 通勤路を変えて見ましょう。いつも車で通勤するなら、代わりにバスを使って街や人々を観察してみましょう。いつもバスで通勤するなら、一つ手前の停留所で降りて、そこから歩いていきましょう。 自分の感じるもの、見るもの、周りにあるものなど、一つ一つの瞬間を楽しみましょう。
  • 公園で食事しましょう。いつもの友だちの中から飛び出し、新しい人に話しかけましょう。
  • ルーティーンを解消し、思い切って街の中で迷子になってみて、無理やりにでも自分の目を新しいものに向けさせましょう。
  • 早起きして瞑想しましょう。その日達成したいことについて考え、その日に起きてほしくないことは何かを決めましょう。
  • 毎日、強制的に何か新しいことをしましょう。新しいスポーツ、新しい本、趣味、友人、髪型、考え方、姿勢などなど…

「今日、全ての計画が動き出すかもしれません」

これらのシンプルな「マイクロ・アドベンチャーズ」を日々実践していくことで、小さな変化が少しずつ起き、新しい何かとなるでしょう。そうやって私達は、本当の幸福とはプロセスの一部であり、地平線の向こうに見えるたどり着けないゴールではないのだということを理解するのです。本当の自分自身を表に出していくことは、壁やバリア、自己を見出すことを制限するような姿勢を打ち倒していくことなのです

昨日の自分と、今この瞬間の自分

一度も変わってこなかったことに誇りを持っている人達もいます。常に同じ考え方、同じ姿勢、同じ直感に則っています。こういうタイプの性格には気を付けるべきです。なぜなら、人間であれば、好むか好まざるにかかわらず、個人として前進し、成長し、複雑な現実に対して柔軟に適応していく義務があるからです。そうやって、充実した本当の幸せを築いていくのです。

クラゲと泳ぐ女性

昨日とは違う人間になるということは、ドラマではありません。なぜなら、衝突や欺瞞、損をするようなことがあっても、新しいものはそこから生まれ出るからです。美しく、明るく、間違いなく以前よりも強い何かです。今日の私達は、ただ単に過去の結果ではありません。なぜなら、私達は未来への希望や、今この時の自分自身を楽しむ喜びを内側に宿しているからです。

幸福とはプロセスであり、最終的なゴールではないということが分かりましたね。私達が本当にたどり着くべき全ての頂点に到達するために、何かを決めたり、自己主張したり、自分自身の恐怖によって築かれた障壁を超えるベストなタイミングは、正に今日なのです。