物事の先延ばしには5つのタイプがある

2019年5月3日

英語のことわざには正確には正しくないものがいくつかあります。実際、全くお門違いなものもたくさんあるのですが、それでも中にはたくさんの真実も含まれています。「今日できることは明日に引き延ばすな」ということわざを聞いたことがない人を見つけるのは難しいでしょう。先延ばしの5つのタイプについて学ぶのも先延ばしにしないでください!

参考にするものによっては、ここで紹介するのとは異なる分類にも出くわすことがあるでしょう。私たちがフォーカスを当てるのは心理学者ニール・フィオーレが発案した分類法です。彼は『最強の自分を呼び醒ませ』などの著者で、フィオーレ・プロダクティビティという会社の創立者でもあります。

先延ばしの種類

先延ばしにはどんな種類があるのか知っておくことは重要です。なぜなら全てが同じ結果を引き起こすわけではないからです。実は、先延ばしがどう見えるかに関わらず、誰もが悪いことのように見なしていますが、実際にはかなりポジティブなものにもなり得るのです。どのように?例えば、アイディアが浮かんでから行動を起こすまでの間を引き伸ばせば、その間に考えをさらによく練ることができるのでポジティブと言えますよね。では5つのタイプについてみていきますよ、準備はいいですか?

完璧主義者

ニール・フィオーレによると、これはその人が人々から批評されたり辱められるのを恐れている完璧主義者だというケースです。彼らは何をするにもとても几帳面なので、細部にこだわりすぎて時間を無駄にしてしまうのです。そしてその結果彼らの計画の多くが道半ばで終わってしまうのです。

ミスを避けるどころか、ミスをしすぎてしまい、そのせいでさらにまた他人からの評価を恐れてしまうのです。つまり、彼らがしているのはまさに自分たちが避けようとしていること、要するに間違ったことをして恥ずかしい思いをすること、なのです。

「あなたはグズグズできるかもしれないが、時間はそうはできない」

ベンジャミン・フランクリン

勉強中に悩む人

インポスター症候群

これは、喜ばせるのが難しいと感じる人々に見られる先延ばしの一種です。他人からレッテルを貼られるのを恐れ、自分には責任があるのだと証明するために頑張りすぎてしまうような人々です。彼らはそういった特性を持っていると認められたいのです。しかしこの習性は学習性無力感に繋がってしまう恐れがあります。うつ状態とかなり結びつきの強い感情です。

恐怖に満ちた人々

恐怖に満ちた先延ばし魔は、常にやらねばならないことや義務を先延ばしにします。なぜならそれらは彼らにとって不快なもの、あるいは退屈なものだからです。この傾向は、かなり単調な仕事や自らの作業の出来についてなんのフィードバックも得られないような場所で起こりやすい、モチベーションの欠如に関連しています。

途方にくれた人々

このケースは、やるべきことや仕事が頭の中にたくさんありすぎて、どこから始めればいいのかわからないという人々です。その結果メンタルブロックが仕事を始めることすら妨げ続けてしまうという事態に陥ってしまうことがとても多いです。

このタイプの先延ばしは、仕事量の多さに途方にくれてしまった個人の結論だったり、例えば管理職のような地位の高い人々から来ることもあります。その出どころが誰であれ、あまりいいことではありません。この種の先延ばしをしても目の前に大きな障害物を置いてしまうようなものです。

仕事に追われる人

幸運な人

あなたは幸運な先延ばし魔になることができますか?ニール・フィオーレによると、その答えはイエスです。このタイプの人々は、自分はプレッシャーのある状況下でのみ力を発揮できると考えています。ですから彼らは十分な時間が残っていないくらいまで全てを先延ばしにしてしまうのです。

不思議な話ですが、これでいい結果が得られると、彼らはたいていその行為を繰り返すのです。つまり彼らはいつもやらねばならないことをお尻に火がつくまで先伸ばしにするのです。そうすると彼らはピンチからくるアドレナリンの放出という強みを得て、仕事を始めることができます。もちろん、時間通りに終わらないこともたくさんあります。

望めば先延ばしはやめられる?

ご覧いただいた通り、こういった行動はひどい結果を生みかねません。多くのケースで先延ばしは継続的に強いストレスを感じながら生きるという事態を引き起こしてしまいます。先延ばしによって感情のバランスが危険にさらされ、意図せず間接的にその周囲の環境を傷つけてしまうのです。フィオーレによると、仕事の面だけでなく、人生のすべての側面に影響を与えるような不安定さを引き起こしてしまうかもしれないそうです。

だからこそこのトピックの専門家はタイムマネジメントを勧めるのです。そうすれば不安に支配されてしまうようなことは決してありません。そして、以下が彼らの勧めです。

  • やらねばならない特定のタスクを見直してみましょう。もしたくさんのパートに分かれているなら、誰かに任せたり単純化しようとしてみてください。
  • 整理したり計画を立てたりするのに時間をかけることも大切です。どんな資料が必要になるのか、そしてそれらが手元にない場合いつどのように手に入れるつもりなのか考えておきましょう。
  • また、自分のモチベーションに注意を払い、果たすことのできる約束をしなければなりません。つまり何かをするにあたって自分のモチベーションに確信が持てないならば、おそらくやめておいたほうが無難でしょう。
  • 仕事をいくつかの段階に分けたりあるいは小さなくくりで分類し、少しずつ進めるのもいいアイディアです。
  • 最後に、先延ばしの底なし沼にはまってしまうことがないようにするために、締め切りを決めるようにしましょう。当初の目標からあまり遠くない地点までたどり着いたら、それが状況を再度確認するためのモーニングコールのような役割を果たしてくれます。

次は何?

これであなたも先延ばしにはどんな種類があるのかお分かりですので、これらを避けることができるでしょう。もしあなたがこの5つのうちどれかに当てはまるなら、先ほどのフィオーレの提案がそれを乗り越える手助けとなってくれるでしょう。

しかし冒頭で触れた、全ての先延ばしが悪いというわけではなく、生産性という点においてはいつでもマイナスなわけではない、という部分に触れずにこの記事を終わらせるわけにはいきません。さらに、実際に自分の意見をよく練ったり視野を広げたりするために先延ばしにしている、と考える人々もいるのです。この話題について、以下のビデオを観てみてください!(日本語字幕あり。右下の吹き出しのアイコンをクリック>Japaneseを選択してください)