精神的に不在の親の元で育つこと

2019年1月7日

親が子どもの元を離れる理由はたくさんあります。このような子ども達の感情は、親が精神面で不在であることで、どれほど抑圧されているでしょう?子どもの感情を守るために、母親が、父親が去った理由について完璧な嘘をつくのはなぜでしょう?

精神的に不在の親は、物理的に存在している以外に、子どもの成長に貢献することは何もありません。権限、精神的支え、責任を自分のパートナーに任せます。「間接的な」親の役を演じ、子どもを感情的に傷つけうる精神的不在を生み出すのです。

このような親は、ルールを定めないこと、また、ネガティブな母親・父親像を作り上げることで子どもを傷つけています。そこにいても愛情や注目を注いでくれない父親または母親の元で成長すると、子供は空っぽの心をもった世界を築いてしまいます。

「今日の西洋の最大の病気は、結核やハンセン病ではない。求められないこと、愛されないこと、放っておかれることである。」

-マザー・テレサ-

 

もしみんなが私から逃げてしまったら…?

ある幼稚園の先生は、クラスの一人の女の子が変に悲しく、考えを見失っていることに気付きます。

何を考えているの?」彼女は尋ねます。

小さな女の子は答えます。「お父さんとお母さん!お父さんは、私が街で一番の学校に行けるよう、ご飯が食べられるように、一日中働いている。いつか大学にも行けるように、残業もしているの。お母さんは、私が何も心配しなくていいように、料理、仕事、洗濯、買物で忙しいの。」

「何を悩んでいるの?」先生は聞きます。

お父さんとお母さんは私から逃げちゃうかもしれない。」彼女は答えます。

精神的に不在の親の元で育った子ども

 

精神的に不在の親の元で育った結果

精神的に不在の親の元で育った子どもが、行動問題を抱えることは少なくありません。行動問題の裏に、子どもは放棄、恐怖、不安の深い感情を守っているのです。

このような生育環境には、感情の分離があり、新たな関係を築く際、子どもはより不安になります。信頼に欠けているのです。誰かと精神的な絆を結ぶことは、裏切られる恐怖、認められない恐怖を伴い、さらに悪いことに、無視されているように感じてしまいます。

「感情は感じてもらうためにあり、人生を支配するためや目隠しするため、将来やエネルギーを奪うためにあるのではない。もし、そうなると、毒のある感情になる。」

-ベルナルド・スタマテアス-

これらすべてによって、孤独や放棄の恐怖から傷ついてしまうような関係を終わらせることが出来ない、精神的に依存した大人になります。例えそれが良くなくなくても、また誰かを失うより、人にしがみつくことを好みます。

精神的に不在の親の元で育った子どもは、人と毒のある関係を築く傾向があります。愛や父親像、母親像を求めるニーズが強く、子どもは抜け出す方法が分からない、不健康で毒のある社会環境に入ります。

さらに、自分や人と繋がろうとする時、敵意をもつ傾向にあります。また、それは防衛的でもあります。精神的に不在の親の元で育った結果の一つと言って間違いないでしょう。

 

ここにいても、100キロ離れているように感じる

子どもや家から離れるしか選択肢がない親もいますが、必要な精神的繋がりを作ることは可能です。親が自由な時間を子供のために費やすことはとても重要です。すべての人の人生において、最も重要なつながりは親子のつながりなのです

親子

精神的に教育された子どもを育てるには、雑用や請求書、その他のことを忘れることも必要です。繋がりをもつことが基礎で、食事や遊びなどの時間を利用しましょう。

料理や散歩、公園に行くなど、あまり時間をとらない活動はたくさんあります。親として子どもと築く繋がりと充実した時間がとても重要なのです。