世界の子ども達に伝えたい物語

· 2018年7月18日
「成し遂げた少年」は、世界の子ども達に伝えたい物語です。とても力強いメッセージが込められています。自分のゴールや目的を達成するため、自分を止めようとする周りの声は聞かず、挑戦するというメッセージです。

この童話を世界の子ども達に届けようと、スペインの自己出版作家エロイ・モレノが、書き直しました。成し遂げた少年」は、力をくれる話です。どのように夢を抱き、人生を希望溢れるものにするのか現実世界に示します

「思ったことは何でも成し遂げられる」のようなひどく楽観的なものとは違います。正直なところ、自分がやりたいことと実際にできることが同じとは限らないのです。やりたいことばかりの罠に自分ではまってしまわないよう、子どもの頃からそれを理解することが必要です。

自分のポテンシャルを現実に見出すことができると、正常な自尊心が育ちます。「やりたい」より「できる」を手前に置き、夢のある魔法のような願いを現実のものにするために、前に進みましょう。

 

子どもに、完璧である必要がないと言うのは、誇りを持ってほしくないからではない。子どもには、自分を愛し、信頼し、ポテンシャルを信じてほしい。自分が自分であるとき、自分を最大限に発揮できると知ってほしいのだ。

針金アート

物語「成し遂げた少年」

ある朝、2人の男の子が湖でスケートをしていました。ところが、氷の一部が割れ、一人が湖へ落ちてしまったのです。水の流れにのり、その男の子は氷の下へ流されてしまいました。その子を助けるには、厚い氷を割るしかありません。

友達は助けを呼ぼうと叫びます。誰も来る気配がなかったので、氷を割るために急いで石を探し、できるだけ強く氷をたたきました。

何度も何度も石で氷をたたき、やっと穴が開きました。そこから腕を入れ、友達を引き上げることができました。数分後、消防隊が駆け付けます。男の子の助けを求める声を聴き、近くの人が通報してくれたのでした。男の子は消防隊に今までのできごとを話しました。こんなに小さな男の子が厚い氷を割れるはずがないと消防隊員はびっくりしています。「こんな小さな手でできるはずがない。まだ力も弱く、絶対に不可能なはずなのに、どうしてできたのだろう?」とみんなで話しています。消防隊員が話しているのを聞き、一人のおじいさんが近づいてきました。

「私には分かる」とおじいさんは言います。

「どうやって?」みんな驚いています。「できるはずがない、と言う人がそこにはいなかったからだ。」

風船と子ども

子ども、夢、自尊心を育てる私達の役割

成長し、自分の能力を最大限に発揮するため、私達には2つの大きな柱があります。言い換えると、幼い時に人に言われることは、単純に邪魔や応援というわけではありません。アイデンティティや自己像を形作るものなのです。

大人になると、子どもの自尊心を育てるために不可欠で、とてつもなく大きな役割を果たさなければなりません。子ども達はスポンジのように、人生に関するメッセージなど周りのすべてを吸収します。子ども達は皆、脆く、無邪気で、繊細で、夢を持つ素晴らしい存在です。遊びを夢に変え、願いを叶える輝かしい心があります。

 

子どもの周りにいるとき忘れてはいけないことがある:私達は彼らの先生である。子どものファンタジーや生きたいという思い、自尊心、特にアイデンティティに、私達は責任があるのだ。

皆さんご存じのように、物語は子ども達にメッセージを伝えるのにとても良い方法です。子どもが自分を理解し、世界を巡り、価値を学び、新たな経験をすることができます。この物語は、絶対に必要な生活技術:はね返す力を発達させることの重要性を教えてくれます。

自分とつながっていること、困難に直面した時の忍耐や不屈が、はね返す力です。少し考えてみてください。この物語に触れ、自らの心の城の基礎をどのように築いていくか学ぶことが、子ども達にとってどんなに大切か。

この物語にあるようなメッセージは、自分の特別な翼を丁寧に作りあげる手助けをしてくれます。また、スキルや興味の開拓にも役立ちます。さらに、一番大切なストラテジーや自己管理力を発達させます。