思考を変えるとき人生は変わる

2017年12月15日

脳内で光や雷が鳴るように新しい考えが思い浮かんだことありませんか?

思考そのものを目にすることはありませんが、思考の持つパワーは無限大です。思考は私たちの世界観を研ぎ澄ましながら、感情の再生化を促進することで、現実に変化を与えます。

現代社会では、豊富なというよりも大量といったほうが正しいほど、多くの本が出版されていますが、その中には「心にパワーを与え、本の中で紹介されている秘技的な方法や非科学的な考え方に従えばより賢くなる」と宣伝しているものもあります。

これらの本の著者は、脳をコントロールするメカニズムに関する新しい研究結果が、神経科学によって数多く証明されていることに気づいていないのでしょうか?

「現実は知覚に過ぎない。非常に永続的なものではあるが。」

アルベルト・アインシュタイン

神経発生や神経可塑性といった用語は、ある一定の年齢になり新しい神経細胞の生成をやめてしまうとき、外界の刺激などによって神経系が機能的そして構造的な変化を起こすことを表しています。

この時に私たちの思考は、疑いもないほど力強い武器となります。それは、人生の足取りを映画として捉えるプロジェクターとなり、感情を導く地図の上に新しいつながりや橋渡しを作り出すからです。

映写機

現実を作り出す思考

コンピュータ断層撮影法をはじめとする診断法の発展により、脳の機能を理解するという点では多くの進歩が見られます。その中でも、思考がどのように形成されるかがついに明らかになったことが、最も興味深い研究結果の一つです。

例えば、赤いボールを見る時、私たちの網膜はそれぞれの特徴を捉え、情報が外側膝状体や視覚前野を通じて脳へと移動します。

「私たちは個性を持って生まれるオリジナルな存在だが、最後は何かの複写となる。」

目を閉じて「赤いボールについて考えてください」というと、私たちの脳は、驚くべきことに前述した過程と同じ手順で脳が活動します。この驚くべき発見は、科学界全体に大きな疑問を投げかけました。

「私たちが見るものと想像するものには違いがないのか?それならば私たちの『正真正銘の現実』とはなんなのだろうか?」

ここでは疑いもなく、量子脳理論の概念が全面的に作用しますが、この話は一旦ここに置き、より有益で、具体的な側面に的を絞りましょう。

現実は強力でありながらシンプルなもので、思考が真の触媒となる感情で成り立っています。この基礎的な側面についてより深く掘り下げていきましょう。

カップルとイグアナ

思考とは?

思考とは電気的刺激によって起こる特定の化学式を指します。

こう書いてしまうと悲しく感じる方もいるかもしれませんが、それと同時にとても魅力的です。私たちが何かについて考えるとき、私たちの神経細胞は、ある特定の生化学分泌物を放出しているシナプスの裂け目を通じて繋がります。

思考が感情を生み出すことをは広く知られていますが、メッセージを送るときは、脳下垂体を通じて神経ペプチドを分泌することでメッセージを解釈する責任を負うのが海馬です。神経ペプチドは血液中に分泌されて私たちの様々な反応を引き起こします。

もし私たちの脳が、ある一定パターンの感情を受け取ることに慣れてしまうと、習慣的な感情が身についてしまいます。例えばストレスです。恐怖心などの制御不可能な感情に飲み込まれた時は、毎日少しずつ前に進むことが大切です。

あなたが望む現実とは?

この「望む現実」とは「より賢くなる」などの意味でも、私たちのIQを一夜にして上昇させる方法でもなく、私たちの性格や幸せになる権利、そして必要とするものに合致する現実を作る能力を指しています。

「現実はいつもそこにあるが、大切なのは認知力だ」−ディエゴ・ディレンブルク

現実世界では、精神状態、これまでの体験、自己解釈、そして思考などの影響により先入観を与えられがちですし、自分の周りの様々なチャンスが目に入らないほど視野が非常に狭い人に出会うこともあるでしょう。

パノラマのような広々とした視点と色鮮やかなテクニカルビジョンで世界を見ることで、より広範囲な現実を作り出すことができます。

早速その方法をご紹介します。

虹色の目

 

思考と神経発生

神経発生とは、新しい神経細胞をが分化する生理現象を指します。1928年にサンティアゴ・ラモン・イ・カハールなどは「神経はすべて死に、再生能力はない」と定義づけていましたが、のちの研究で、個体の生涯を通じて新しく神経が生み出されていることが明らかになり、神経は決して再生しないという定説は覆りました。

私たちの心と精神状態の最大の敵はストレスです。ストレスは私たちの内面を変化させ、神経の結合を軽減しながら海馬のサイズさえも減少させます。

思考が感情をコントロールしていることをしっかりと心に留めながら、自分の精神状態を制御することが大切です。

以下の質問を自分にしてみましょう。

「どう感じたいのか?」

「今どう感じているのか?」

「心配事は何か?」

「これを解決するのに何をしたらいいか?」

強固で勇敢でありながら、楽観的な心の声は多くのネガティブな感情を解消する力があります。

運動は神経発生を促進する最高の方法です。運動によって脳に酸素が供給されるだけではなく、運動中に分泌されるエンドルフィンによりストレスを解消しながら新しい神経細胞を作り出します

新しい考えを生み出すもう一つの方法は、これまでの習慣を変えることです。毎日のルーティーンを崩し、新しい状況に自分を置き、新しい趣味を持ったり刺激的な人たちと出会うことが私たちの脳と精神状態を元気に回復させます

最後に瞑想が私たちの精神状態に与える効果についてもしっかり覚えておきましょう。瞑想を実践することで心身の調和が保たれ、神経結合を生み出すアルファ波とガンマ波を促進しながら精神状態に高い効果を発揮します。

自分の現実を自らの手で作る建築家になりませんか?

また「中立的な思考」というものはは存在せず、全ての思考にはある種の現実を作り出す力があります。早速行動にうつしましょう!