心理学で見るドナルド・トランプ大統領の性格

· 2018年5月16日

ドナルド・トランプ氏の性格は精神科の専門家にとって興味深いものです。彼には何らかの精神的的障害があるのでしょうか?彼と一緒に仕事している一部の人々は、彼の組織的行動、ナルシズム、共感力の欠如と衝動的行動を本当に不思議に思っています。彼が持つ権力は、もしこれらの疑惑が本当ならば、地球上に生きるすべての人にとって非常に危険であるということになります。

ドナルド・トランプ氏が大統領に就任して以来、彼の精神衛生に関する報告がいくつも公表されています。しかし、これがいくつかの倫理的問題を指摘しているということは重要です。

まず、行動科学および健康科学の専門家が、厳密な評価がなされていない人について報告することは合法ではありません。 心理的性格分析をする人にとって「仮説はどのような根拠に基づいて出されていますか?」という質問が、なされるべきです。

「5番街の真ん中に立って誰かを撃っても、私は投票者(支援者)を失うことはない」という言葉で、ドナルド・トランプ氏は彼自身の精神状態の手がかりを私たちに与えてくれます。

ジョン・ホプキンス大学医学部の心理学者:ジョン・ガートナー氏

第二に、その人自身よりもその人の人格に焦点を当てた評価が多く行われているという事実です。また、ドナルド・トランプ氏ほどに、自分自身の個性とアイデンティティを創造するために自己投資している人はいません。

しかし私たちは、彼が持つイメージと彼本来の人間像をあまり知らないのです。例えば、彼の家族や、彼に近しい人たちとの関係などです。

しかし、ここで問題になっているのは、私たちが過去の人物について話しているわけではないということです。ドナルド・トランプ氏の性格については、テンションの浮き沈みやツイートが何よりも不信を生み出しています。そして、こんなにも多くの力を持つ公的な人物にとって、予測不可能な性格はリスクです。

トランプ大統領と安倍首相

ドナルド・トランプ氏の個性

トランプ大統領の性格について私たちが知っていることは、彼の公的行動から推測されることです。日本訪問の際に、トランプ大統領が注目を浴びるシーンが世界中に放映されました。それは彼と安倍晋三総理大臣が鯉にエサをやろうとしたときのことです。

日本文化では、すべての行為は儀式的な側面を持っているため、安倍首相は鯉のエサをゆっくりと気長に撒いていました。ドナルド・トランプ氏は、忍耐と儀式とは全く反対で、すぐさまエサ箱をひっくりかえしてしまったのです。

これはほんの一例ですが、この一面に関して様々な方面から警告の声が届いています。イェール大学の教授に始まり、精神保健機関「A Duty to Warn」に至るまで幅広く、そして彼らは「ドナルド・トランプ氏はその立場の器ではないのかもしれない」と言うのです。しかし、彼らが示す具体的な障害の話に入る前にまず、彼の行動分析と彼の性格について推測できるものに焦点を当てましょう。

トランプとヒラリー

トランプ氏の公的人格の考察

  • ドナルド・トランプ氏は規則、議定書、批判または反対を好まない。彼は現状にチャレンジし、彼は命令を受け入れない。これらの行動に衝動性を加えると、DSM-5によって反社会的行動として分類されるものを持っている。
  • 集中力の欠如。彼は自分の意見と異なる意見にほとんど関心を示さず、非常に頑固。彼の書面による情報処理能力はとても限られている。彼は現在のことに集中し、長期的な可能性を考慮していないという印象を与えている。
  • ドナルド・トランプ氏は明らかにナルシズム的な性格を持つ。また、彼には信用できる人材が非常に少なく、こと人間関係に関しては非常に二分的な思考プロセスを持つ(友人か敵か、愛国者か否か)。
  • 彼は衝動を抑えられないようだ。
  • 彼は知識人を信用しておらず、ジャーナリストを「危険な人物」と呼び、自分の意見に反対するであろうという理由から専門家を避ける傾向にある。
  • ドナルド・トランプ氏は「注目を浴びる」という点においては非常に優れている。しかし彼が話題の中心になることができなければ、彼は不満を感じ、怒る。

ほとんどの人は、彼らの特定のドラマに恋しています。その物語は彼らのアイデンティティです。そのエゴが彼らの人生を動かすのです

-Eckhart Tolle-

ドナルド・トランプ氏の公的人格から推測される精神障害

前述したように、検査されていない人についての心理学的報告を公表することは倫理的ではありません。実際、それはいわゆる 「ゴールドウォータールール」に違反しています。

しかしその線を越え、心理学者ジョン・ガートナー氏やジョン・ホプキンス氏はそれを報告しました。実際に18,000人近くの心理学者が、「ドナルド・トランプ氏がその立場において精神的能力がない」という警告を出しました。

Psychology Today」に掲載されているように、ドナルド・トランプ氏の潜在的に危険な人格は疑いを引き起こします。実際、ガートナー博士は、「奇妙なことに聞こえるかもしれませんが……トランプ氏は猛烈な劣等感を持っているかもしれません」と説明しています。

しかし、アルフレッド・アドラーが言っていたように、支配的で敵対的であることによって劣等感を補う人もいます。 彼らがそのように行動する理由の1つとしては、自分自身を検証し、自分のニーズを満たすことです。

トランプ大統領

専門家によれば、ドナルド・トランプ氏は、少なくとも3つの人格障害:自己愛性パーソナリティー障害・反社会性パーソナリティー障害・妄想性パーソナリティー障害について、DSM-5のいくつかの基準を満たしていることを示しています。

私たちは改めてここに、これらはトランプ大統領の公的行動の評価であることを強調しておきます。 ここで述べたことは絶対的な真実と捉えるべきではありません。 これらは何か非常に重要なこと、政治家が力を得る前に心理的適性テストを受けるべき、と伝えたい専門家の意見です。

結論として、私たちは、ドナルド・トランプ氏の性格が、暗い性格の3本柱(ナルシシズム、精神病、マチェベリズム)に該当するかどうかはわかりません。 彼が本当に危険であるかどうかもまた、分からないのです。

これらは全て外見、または仮面で覆われた部分だけで判断されたことかもしれませんが、悪気のないことなのかもしれません。 いずれ分かるでしょう。魚のエサを投げ捨てるような行為がどのように社会に策をもたらすのか、見てみましょう。