失恋をのりこえるための3つのアドバイス

· 2017年11月23日

失恋の病というものは、愛する人との恋愛関係がうまくいく可能性が絶たれることによる、深い悲しみと大きな絶望を意味します。

その人は、あなたを愛したことがないか、あるいは一度は愛したけれどその感情が消えてしまったのかもしれません。そこであなたは、願いがかなわず、あきらめることもできず、という状況に陥ってしまうのです。この状況を「失意」とも言います。

「誰かを想う最悪の状況は、その人の隣に座り、決して結ばれることはないと知ることだ」

-ガブリエル・ガルシア・マルケス-

失恋の病の3つの段階

人生で起こるほとんどの出来事と同じように、恋の病にも、自省・受け入れ・成長というプロセスがあります。神経科医のレオナルド・パラシオスは「失意とは一般に悲しみの感覚で、否定・責任転嫁・受け入れの3つの段階がある」と述べています。

森が映った男性の影と抱き合う女性

この専門家の考えによると、「否定」は失ったものを取り戻そうとすること、「責任転嫁」はこの出来事が起こった原因は誰の、あるいは何のせいなのかを自分以外に探すこと、そして最後に「受け入れ」は状況を理解し、愛情の破綻を受け入れるということです。

しかしながら、いつもこの3つの段階をきっちり踏んで解決する、とは限りません。ですから、その人の社会生活や人間関係がつまずいたり、問題を抱えたりしてしまうのです。

「君は苦しみ、泣き、訴える。その人には差し伸べる手がないことに気づかず」

-アレハンドロ・ホドロフスキー-

失恋の病をのりこえるには

この心の病に打ち勝ち、あなたの人生を続けてゆくための道を見つける手助けとなる3つのアドバイスをご紹介します。

恋愛には始まりと終わりがあると理解する

恋愛について一番とまどうことは、人生の数えきれない出来事と同じように、始まりと終わりがあるという事実でしょう。世界で最も完全な大恋愛でも終わりはあるのです。それが死によるものでも、終わりは終わりです。こうして結末が訪れ、それは大きな痛みをもたらします。

一般的に、特に今日では、恋愛というのははかなく、一過性のものであるということを理解するのに、死を持ち出す必要はないでしょう。現代人のバイタリティーや性格によるものなのでしょう。何事も速く、過ぎ去り、続かない… 問題は、早く終わると分かっていて始まる物語が、時に心に引っかかってしまうことです。

あなたの期待がどんなものであったとしても、恋愛というのは常に不透明なものなのです。そして、理由がなんであれ、恋愛があるということは多かれ少なかれ痛みも伴います。なぜなら、早かれ遅かれ、状況がどうであれ、必ず終わるものだからです。これは必然の事実です。

手の向こうに立つ男性

新しい恋で、恋の病が癒えるわけではない

おそらく本当はなぜだか分からずに、誰かと一緒にいたいという気持ちが、服を着替えるように相手を替えさせる場合があります。また、以前の失恋の悲しみをしかるべく消化していない時に、問題を解決する代わりに別の恋愛を抱えてしまうのです。

よく言われているように「新しい恋で、恋の病が癒えるわけではありません」。それどころか、もっと深く落ち込み、傷を大きくしてしまうかもしれません。問題は、新しい恋と新しい失恋の連鎖に陥ってしまう可能性があることです。これでは結局、鬱や不安症でないとしても、ぽっかり穴が空いたような気持ちになってしまうものです。

新しい恋愛関係を持つことは、明らかに肯定的なことです。しかし、もう一度健全に人を愛するようになるためには、経験から学ばなくてはなりません。それなしには、どうなるかは目に見えています。「歴史を知らない者は、過ちを繰り返す」と言われますが、自分の人生ならなおさらですね。

木の枝に座る女性のフィギア

大恋愛は、一夜にして忘れられるものではない

失恋の病は難しい体験ですが、その状態を少なくとも何度か経験することは重要なことです。この経験が私たちを成長させ、大人にさせてくれるでしょう。しかも、本当の学びとは、本の中にはあらず(確かに大きな助けにはなりますが)、人生の経験によるということを忘れてはなりません。人生を深く生きましょう!

悲しみとは、私たちが避けたい感覚であるということは忘れることはできません。苦しみに愛着を持つようにとは、もちろん言いませんが、人生の「教え」になることもあると意識してほしいのです。この世の知恵における暗黙の了解だと言えます。自分をよりよく知り、愛するもの喪失には多くの貴重な教訓があるということを思い出す良い機会なのです。

「何事にも必要な時間がある。建物は一日で建設されるわけではなく、大恋愛も大失恋も同じなのだ」

恋愛体験というのは、激しく複雑なもので、よく消化する必要があります。喪失がもたらす不安をコントロールすることが、その状況から何かを学ぶためには大切です。

失恋の病を癒やす魔法の処方箋はありません。しかし、あなたがこの難しい状況にいるなら、自分にも、もうそばにいない愛する人にも寛容になり、またこの人生の道のりに様々なことが起こり、それぞれに時を要するという深い仕組みを受け入れるように努力することです。