「スマホ世代」の恐ろしい5つの共通点

友達に実際に会う時間が少ない「スマホ世代」には、いくつかの副作用があります。まず、完全に自身の社交能力を発達させることができません。スマートフォンでコミュニケーションすることと、直接コミュニケーションすることは異なります。スマホ世代は、直接のコミュニケーションに対して懐疑的です。
「スマホ世代」の恐ろしい5つの共通点

最後の更新: 02 6月, 2019

「スマホ世代」は、欧米社会で言えば1995年以降に生まれた世代の人達です。この名前は、この世代が10代のほとんどをスマホを手にして過ごしていることから来ています。実際、最新技術なしで生活することは、多くの人達にとって想像することすら困難でしょう。

これは「超つながった若者」とも呼ばれている世代の一部でもあります。サンディエゴ州立大学の心理学教授であるジーン・トウェンジは、これに関する研究を発表しています。

アメリカの1100万人の若者を調査し、かなり詳細なインタビューも行っています。これらの若者は、より寛容で非反抗的です。しかし、同時に、より不幸で、大人としての責任を果たす準備ができていません。

考え方やふるまい方に、スマートフォンが存在しているという事実のみが、これだけ大きな影響を及ぼしているのでしょうか?実は、データがそのような結果を示しているのです。「スマホ世代」は、世界のコミュニケーションの従来の方法から 分化してきた世代です。

こういった世代はあまり動きません。自分の携帯電話から現実を操作できるという思い込みを持っています。しかし、実際にはこういった世代の人達には恐ろしい性質が見られます。そのうちの5つを見ていきましょう。

「若さとは素晴らしいものだ。子どもがそれを無駄にしてしまうのは罪である。」
-ジョージ・バーナード・ショー-

1. 「スマホ世代」は成長が遅い

「スマホ世代」は、多くの時間を家で過ごします彼らより前の世代の人達とは異なり、あまり外には行かずに、あまり自立にも興味がありません。はじめての性的経験を急ぐこともありません。働いたり、運転する方法を身につけたり、アルコールを摂取することにもあまり惹かれません。

そのため、自分の家の安全な環境で育ちます。そして常に大人に囲まれています。その為、より慎重で、リスクを伴う状況に身を置くことをしません。自立していないように思えますが、この点についてはポジディブな面もあると言えます。しかし、決断を下すことができず、変化にはなじめません。

スマホ世代


2. 人生の一番はテクノロジー

平均して、「スマホ世代」の人は1日6時間ほどネット環境につながっています多くの時間を、メッセージを送ったりゲームをしたりして過ごします。つまり、友達と実際顔を合わせて会う時間が少ないということです。

本質的に、テクノロジーが生活の中心となっています。最も恐れている罰は、両親がスマホを取り上げたり、パソコンを触らせてくれなかったりすることです。つながっていることで、人生の意味を見出しているのです。

3. 社交スキルと認知的能力低下

友達に実際に会う時間が少ない「スマホ世代」には、いくつかの副作用があります。まず、完全に自身の社交能力を発達させることができません。スマートフォンでコミュニケーションすることと、直接コミュニケーションすることは異なります。スマホ世代は、直接のコミュニケーションに対して懐疑的です。

トウェンジ教授の研究によれば、読み書きにおいてもあまり期待できないようであるということがわかりました。コミュニケーションの際に使う言葉の種類やメッセージの範囲が関係しているのかもしれません。さらに、多くの場合、この世代の人は文章を最後まで完成させません。

スマホ世代の特徴


4. 不安を抱きやすく鬱状態である

トウェンジ教授は、一つ心配な事実に注目してもらいたいと考えています。スマホ世代は、より高い不安・鬱レベルにあるということです。トウェンジ教授によれば、この世代の自殺件数は過去10年で3倍に膨れ上がり、これは社会的な接触の欠乏と肉体的な活動の低い割合と関係している可能性があります。

しかし、不安症と鬱は長い間ネットにつながっているからというだけで起こるわけではありません。ネットにつながっているせいでやめてしまったことに、より関係していると言えます。ここでお話ししているのは、もう少しバランスがきちんと取れれば、より安定することができるだろうということです。

5. スマホ世代は安全を重んじ、より意識を高める

「ミレニアル世代」とは異なり、「スマホ世代」は、より現実的です。高い期待は抱かずに、何よりも安全性を重んじます。より努力することを厭いません。そして、リスクを伴うような活動にはあまり興味を示さないようです。

これらの若者は、自分の状況をよく意識している、ということをも念頭に置いておくべきことです。長い時間スマートフォンをいじることは良くないと理解しています。しかし、別の生き方がわかりません。

「スマホ世代」は、新しいテクノロジーが先導した文化的変化の産物です。もしかすると、別の生き方を指し示すのに、親だけでは不十分なのかもしれません。本人たちが言うように、彼らは他の生き方がわからないのです。

他にどうしたら良いかわからず、だからこそ挑戦しないのかもしれません。これらの若者は、前世代より大きな問題は起こしません。しかし、新しいことをしたり、挑戦をしたりするエネルギーや欲望を失ってしまっているようにも思えます。悲しんでいるけれど、押し付けられた現実に受け身で適応する以外の道を見いだせないでいるのです。

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