他人の最悪な部分をいつも引き出す悪人

他人の最悪な部分をいつも引き出す悪人

最後の更新: 13 5月, 2018

嫉妬深い人ほど忠実で誠実な人はいません。実際に行動にはうつさないにしろ、人には欲望があって、必ずしも心の中では忠実ではないときがあるかもしれません。でも、嫉妬深い人の頭の中では不貞という考えすらあってはいけないのです。

だから、そうする理由もないのに交際相手を疑います。このような行動や思考パターンを受けて、「悪人は相手の最悪な部分をいつも考える」 というスペインのことわざがあります。

嫉妬以上になってしまうこともあります。悪人はみんなを判断します。実は自分自身や自分のイメージに関する何かを投影しています。別の言葉で言えば、鏡を見ているように他人を見ます。本当は自分の中にあるものを他人の中に見ます。自分の強さや弱さを他の人のせいにします。

「自分を扱う方法が、他の人を扱う方法です。」
-ドン・ミゲル・ルイス-

悪人はいつも相手の最悪の部分を引き出します。無意識の防衛メカニズムです。このメカニズムは、「投影」と呼ばれています。自分自身の認めなくない部分を他人に見ることです。

ボートの女性

防衛メカニズム

防衛メカニズムは無意識に起こります。その目的は不快や耐え難いと思われる考えや感情から意識を守ることです。自動で押されるボタンが人にはついているようです。それは、わたしたちが見えない何かを隠します。そのため、見ようとすることを完全にやめてしまいます。まだそこにあるにもかかわらずです。

わたしたちはみな防衛メカニズムを持っています。早い段階で見つかるものもあれば、もっと大人になってから形成する場合もあります。それらはわたしたちがバランスを保つのを助けてくれます。そのため必ずしも良い悪いと判断できません。自分が使っている防衛メカニズムを意識している人もいます。それを認めることができない人もいます。

投影は防衛メカニズムです。投影は、意識的に拒否しているものに関して受け入れ責任を取らなければいけないという不快感からわたしたちを守ってくれます。無意識のうちに、わたしたちはこれらを投げ出しています。そして、他の人に割り振ります。そうやって悪人は相手の一番悪いところを引き出すのです。

鳥顔

「悪人」はどのように判断をするのか?

いずれにせよ、わたしたちは常に何かを投影しています。わたしたちは世界を自分の見方で見ます。どんなに客観的になろうとしても、わたしたちは現実を自分の方法で読みます。残念ながら、いくつかの局面は見えますが他の面に対しては盲目です。特定の詳細を他のものより強調します。世界について話すとき、大部分は自分について話しています。

この投影のメカニズムは、様々な方法で機能します。例を見てみましょう:

  • 感情的投影。自分が相手を嫌いなのに、相手が自分のことを嫌いだといいます。愛やそのほかの感情でも同じことが起こります。
  • 感傷的投影。月が「ロマンチック」や海が「静かで穏やか」をいうようなことを言います。実際には、月はソーラーシステムの物体で感じることがありません。海も同じことです。そういう風に見て含みを持たせているのはわたしたちです。
  • 必要性の投影。見つけるのがちょっと難しいタイプです。例えば、知っている人みんなに頼んでもいないアドバイスを押し付ける時起こります。 実際は彼ら自身が導いてくれる人を求めています。
  • 人の特徴の投影。他の人がすることに対して非難する時起こります。でも、本当は本人もしていることです。喫煙する父親が、自分の子どもが喫煙しているのを見て「悪い」ことだと考えるようです。他人の悪い部分を引き出すよくある悪人のケースです。

さらに、投影を一つの切り離された例としてみてはいけません。よく、特定の見方を考慮した実際の理論をわたしたちは立てます。自己中心的な人類が、地球は太陽を回っている、逆ではないというのを受け入れられなかったとき起こったことと同じです。

頭に家

自分の投影を意識する

自分の投影が意識できるようになったら、自分のことがよくわかります。それを求めているなら、最も効果的なことは距離を取って自分を率直に観察することです。自分が本当に感じていることをとらえるためです。

誰かを判断しようとするなら、ちょっと立ち止まってみてください。その判断の中身、それに関して人が感じることを観察してください。そのように相手を判断する理由を精査してください。自分の理論づけとネガティブな感情をつなげているものを読み取るようにしてください。

このちょっとしたエクササイズがあなたがどのように投影しているかを表します。悪人は相手の最悪な部分をいつも考えるという言葉を理解するようになるでしょう。耐えきれないと思っているような自身の中にある特徴を他人に投影していることに気づきます。