特性要因図を使った問題解決法

24 3月, 2020
特性要因図は、非常に興味深いツールで、問題の要因を探るのに使われます。これは会社の質的管理でよく使われますが、個人の成長にも役立ちます。
 

魚の骨図とも呼ばれる特性要因図は、会社の質的管理に欠かせないツールです。このツールを使うと、今ある問題を分析し原因を明らかにすることができます。また、組織のポテンシャルを阻害している障害を見つけるのにも役立ちます。

特性要因図の起源はアングロサクソンの時代にまでさかのぼるものではありません。日本人はビジネス戦略に優れており、日本の製品、テクノロジー、リソースの大部分が市場において卓越した位置にあります。

このアイデアは、1943年、産業化学者でビジネス管理者の石川馨により生み出されたものです。石川は、質的管理における偉大な指導者の一人だとされています

石川は、ビジネス界における問題の潜在的な原因の分析に役立つ魚の骨図を生み出しただけでなく、製品の質的管理の必要性を強調した初期の人物でもあります。会社のトップから現場にいる人まで、職場の皆が関わる必要があると主張しました。

クオリティは、責任、倫理、教育と同義だと石川は考えていました。これらの原則を誰かが無視すると、目標の達成はかないません。また、すべてのチームに、アプローチに基づいた、進度、問題、障害を見るためのリソースが必要です。特性要因図はそのひとつです。これについて詳しく学んでいきましょう!

特性要因図 問題解決法
 

 

特性要因図とは?

特性要因図はビジネス界でよく使われていますが、他の分野にも役立てることができます。問題の原因分析に役立つストラテジーです。

これが適用できる2つの分野について詳しく知っておくと良いでしょう。それではここから、石川馨の有名な特性要因図の2つの使い方を分析していきます

 

会社のチームが使う原因-結果チャート

どんなに小さな会社でも、影響力が異なる様々な課題に日々直面します。そこで、仕事の効率を高めるための一つの方法として、どんな時にも起こりうる意見の不一致、問題、ミスの対処法を理解することが必要です。

特性要因図を使うと、潜在的問題を巧妙に解決することができます。次にそのカギを示します。

  • 組織の中のメンバー全員(あるいは、少なくとも代表者)が出席している必要があります。
  • まず、問題を定義します。例えば、四半期の生産性の低さがあるとします。これが「魚の頭」になり、結果を示します。
  • 問題が明確になったところで、魚の骨組みを作ります。これにより原因をはっきりさせるのです。
  • そのためには、重要な分析や反省の枠組みを作る、次の要点について考える必要があります。
    • 方法
    • 機会 (設備)
    • 人 (働き手)
    • 材料
    • 管理者
    • 職場環境

それぞれが要因を考え、自分の経験に基づいた問題の原因について意見を出します。

最後の問題解決は、もっとも決定的なステップです。労働者によって導かれた要因すべてを使い、解決していきます

 

特性要因図を個人の成長に使う

前にも言ったように、特性要因図の使用は社会的あるいはビジネスの分野のみに制限される必要はありません。個人の成長においても理想的なストラテジーなのです

 

特性要因図は、あなたの健康や幸福に制限を欠けている問題を認識するのに便利なツールです。身近な生活で活用することができます。

では、日常生活に活かすためにはどうしたら良いのでしょうか? 幸せや目標の達成にはどう役立つのでしょう? 次のステップに従ってみましょう!

  • まず、悩み、恐怖心、感情の障害、問題を認識します。例えば、「ストレスを感じる」などです。
  • 次に、先ほどと同じように魚の骨を作っていきます。問題の要因となっているものを探します。このケースでは、ストレスが問題です。次の質問を使うと、良いでしょう。
    • どんな風に時間を使っている?
    • 自分の自己像は健全?
    • 自分や人生に対する全般的な考えは?
    • 周りにいる人はどんな人?
    • 気分を良くするために、ポジティブなステップを使っている?

 

問題を解決する

個人の成長や幸福に特性要因図を使う時、その最後のステップが非常に重要になります。まず、ストレスの原因になっているもの、あるいは自分の目標(ストレスを減らす、目標の達成、生活の変化)などの障害になっているものが分かったら、次にその解決法について考えましょう。

この方法があなたの生活の向上に役立たない場合は、この有名な魚の骨図を使う必要はありません。しかし自分に合っているのであれば、自分のためにぜひこのユニークなツールを使ってみてください。自分を高めるための創造性を鍛えるのに役立つ自己分析は、非常に価値あるものです

魚に助けてもらい、より輝かしく幸せな海を泳ぎませんか? あなたを溺れさせる感情をきっと取り除いてくれるはずです!

 
  •  Ishikawa, Kaoru (2006) Prácticas de los círculos de calidad. Madrid: Tecnologías de Gerencia y Producción
  •  Ishikawa, Kaoru (2009) ¿Qué es el control total de calidad? La modalidad japonesa. Madrid: Editorial Norma