繋がりの心理学:心で繋がるアート

繋がりの心理学:心で繋がるアート

最後の更新: 09 5月, 2018

繋がりの心理学は他人と仲良くなるという意味の「繋がる」ではありません。

実際、ある心の状態はこのタイプの繋がりより重要なのです。それは、鼓動を共有するような、どこか変わっているけれど、調和がとれる友情、または私達の愛情なのです。

しかし、本当に繋がりの心理学などあるのでしょうか?心理学ではある分野の研究が他の分野に応用されることはごく一般的なことです。

「仲良くなることは素晴らしい。そして、繋がることは奇跡だ。」

まず、繋がりの心理学はビジネスの世界、具体的に言うとマーケティングからやってきたものです。商業研究者や大企業の重役は製品に対して消費者がより「繋がり」や魅力を感じるプロセスについて知りたがっていたことから始まります。

購入の意思決定は神経マーケティングの専門家でさえ理解できない無意識で複雑、そして不可解なプロセスによって制御されています。

その為、10年以上を費やしたこの科学的アプローチは、興味深い統計とパーソナリティ分野の研究者や心理学者の知識が重要でした。そして、これはマーケティングの世界から様々な方向に枝分かれしていきました。

この発見はとても魅力的です。これは、神経科学、心の研究、そして感情を結びつけるプロセスで、今では深い繋がりの心理学として形作られたのです。

脳神経活動

繋がりの心理学のカギ

上記でも述べたように、仲良くなることは繋がることを意味しません。仲良くなるのは毎日でも経験するようなことです。

仕事や学校、地元やご近所の付き合い、そして趣味など、私達は日々の環境を通して多くの人間と出会います。私達はその全ての人達と共存しているのです。しかし、この中で「繋がる」ことが出来るのはほんの一握りなのです。

ハーバード大学の組織心理学者で人類学者でもあるジュディス・グレーサーは、「ディープコネクション」と呼ばれる研究と応用で最も有名な人物の一人です。

彼女の著書や研究の多くでは、私達は皆、内なる声を持っており、特定の人や物が大切かそうでないかを教えてくれていると説明しています。

これは私達が「直感」と呼ぶもので、脳の特定の場所を示します。ではそのカギについても発見していきましょう。

ディープコネクション:脳が「光る」時

私達の脳は、基本的ニーズによって全体が支配されています。社交性はその一つで、私達は脳で人と出会っているのです。そして、最も先に反応するのが内側の前頭前皮質です。

しかし、そこには、クリスマスツリーが輝くように、さらに深くミステリアスで、魅力的な部分があるのです。

それは、私達が誰かと出会い、激しく繋がる時に起こり、側頭葉と頭頂葉が一緒になっている部分で見つけることが出来ます。

神経科学者によると、これは私達の判断が行われる部分であり、さらに抽象的で複雑、そして、不可解な認知プロセスが起こる場所だと言われています。

脳に触れる指

繋がりの心理学を司るプロセス

見ただけで誰かと繋がることがあるという話を聞いたことはありませんか?これは、半分事実であり、今回の「ディープコネクション」とは別物であると考えてください。

この分野の専門家は、親密性と絆が様々な境界線を超えているということを示すと述べています。

  • ディープコネクションは相互関係や行動からくるシンプルな「一目ぼれ」をさらに超えるものだと言われています。そして、特に「共有」という重要かつ魔法的な言葉を通して起こります。

「しかし、この共有のプロセスは信頼により、明確かつ完璧な行動でなければいけません。」

神経心理学者は、オキシトシンという神経伝達物質は、親友やパートナーと重要な繋がりを築く上で必要不可欠な材料だと発表しています。

大切な人を、非常にプライベートで深い脳の部分に誘うことで、安全や安心、信頼、そして幸せを感じることが出来るのです。

髪を一つに束ねる姉妹

このような繋がりを築くのは簡単なことではありません。これは素晴らしく力強い関係ですが、諦めてはいけません。

これを築くには3つのシンプルな要素を日々の生活に取り入れればいいのです。それは、密接、信頼、そして誠意です。

その繋がりがいつ生まれるかはその人次第ですが、それが起こるとあなたも理解できるでしょう。なぜなら、私達の脳と心は特別な人間に対して激しく反応するからです。