罪悪感が生み出すドビー現象

2019年10月5日
すべてについて罪悪感を感じますか?あなたは「ドビー現象」として知られる症状に苦しんでいるのかもしれません。

自己処罰の感情に苦しむ人は少なくありません。これが「ドビー現象」がとても有名になった理由です。

ハリー・ポッターの本に精通していれば、ドビーという名前はおなじみでしょう。ドビーは、主人の期待に応えられないたびに自分を罰する屋敷しもべの妖精です。

このキャラクターは面白く描かれていますが、彼の自傷行為は周りのすべての人を恐ろしくさせます。なぜ自分自身を傷つけたがるのでしょうか?

ドビー現象という名前は、非常に親しみやすいこの妖精が自分をどう扱うかに由来しています。あなたの価値に反することをした後や非倫理的または不道徳な考えに対する罪悪感は、ある程度誰でも持っているものです。しかし、ドビー現象に陥っている人は、すべてに対して罪悪感を覚えるので、常に自分を罰してしまいます。これは、あなたが肩にあまりにも多くの責任を負っている原因です。

過剰な罪悪感

罪悪感 ドビー現象

実際に理由がないのに、罪悪感を感じることが多くあります。罪悪感がしばしば発生するのは、他の人の期待に応えられないと思ったり、社会が私たちに期待していると信じているからです。これをよりよく理解できるいくつかの例をご紹介します。

  • ダメな母親であると感じてしまう:多くの女性が産後うつ病に苦しんでいます。産後うつの女性は、非常に罪悪感を感じます。一般的に母親であることは女性に起こりうる最高のことで、完全な永遠の幸福につながると言われています。それなのに、期待通りに子育てがいかない場合、罪悪感が現れます。
  • 自分で求めてしまう。多くの虐待を受けた人々は、自分の否定的な行動や態度のために、他人から虐待や暴力を受けたんだとそれを正当化することがあります。罪悪感を覚えるので、暴力を振るう者の元を去ることはできません。結果、自らそれを望み虐待から抜け出すことができません。これは、パートナーによって虐待された女性を研究した文献の中でも指摘されています。

この他にもドビー現象によって苦しむケースは多々あります。産後うつを経験している女性は、罪悪感を抱きながら子供を育てます。同様に、虐待を受けた人は、彼らが苦しんでいる虐待を正当化します。これは一種の間接的な自己処罰だと言えるでしょう。自分自身で傷つけはしませんが、他人が自分を傷つける行為を容認してしまっているのです。

ご存知でしたか?:
落ち込むことに罪悪感を感じないこと

ドビー現象における責任の役割

ドビー現象

罪悪感を有害な方法で表現する必要はないのです。しかし、苦しむこと以外何の目的もない罪悪感を常に感じてしまいます。他人が危害を加えることを許すことによってあなたの自己主張を殺すため、誤った罪悪感の痛みに苦しむことになるのです。

このような感情は幼少期に生まれたケースが多いと言われています。両親のストレスのはけ口として利用された場合もあります。価値がないと繰り返し言われたかもしれません。これらの言動は明らかに心の中にとどまり、成長するにつれて、「それはすべて自分のせいだ」または「自分は悪い人間なのだ」と感じるようになってしまったのです。これらの罪悪感に対して罰せられるべきだと信じてしまっています。

幸い、こドビー現象から逃れることは可能です。最良の方法は、あなたの自尊心を向上させることです。自己概念を改善すると、自分に優しくなることができるため、間違いに対してより柔軟に対応できます。そして何よりも、必要以上の責任を負うことをやめることができます。

こちらもご参考に:
罪悪感なく「ノー」と言う:自分を肯定すること

結論

ドビー現象に気づいたら、迷わずあなたの手助けをしてくれる専門家に相談しましょう。

内なる対話が改善されるだけでなく、自分自身への考え方や態度も改善されます。これにより、この危険な現象から身を守ることができるのです。

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