5つのタイプの友達

5つのタイプの友達

最後の更新: 28 8月, 2019

友達のいない人生など考えられませんよね!悲しい時に差し出されるあの支援…普通の日を忘れられない記憶にしてくれる笑い…。友達は素晴らしいものです。私たちには、様々な役割を人生で果たしてくれる、異なるタイプの友達が存在します。

最初の友達とは学校で出会います。それから、10代になると友達がすべてになり、彼らを理想化するようになります。その後、時間と成熟によって、完璧な人間関係など存在しないと気づきます。友達に落胆させられることも、私たちが友達を落胆させることもあります。

「友達同士お互いに助け合わずして、『生きる価値のある人生』にはなり得ない。」

-マルクス・トゥッリウス・キケロ-

他の人間関係同様、友情も両面感情を持つ関係です。友達を愛し、友達も愛してくれますが、競うこともあります。人は、うらやましくなったり自己中心的になったりすることもあります。しかし、それによって友情が持つ素晴らしい価値が損われることはありません。私たちはみな人間であるということを思い出させられるだけです。

友達には様々な種類があると学びながら、大人になっていきます。自分のために命まで落とす友達はあまりいないかもしれませんが、とても親密な友達もいれば、状況に寄りけりな友達もいます。人は、素晴らしさとその限界を知りつつ、友情や異なる種類の友人を楽しむ方法を学んでいきます。すべて自分の糧になります。重要なことは、それぞれの種類を理解することです。

1. 昔からの友達

昔からの友達は、成長する中で、どんなことがあってもそばを離れないでいてくれた友達です。必ずしも最も親密な友達ではないですが、時間の試練を乗り越えた人たちです。こういった友達とは、学校で出会います。絆を形成して、その絆は薄れることがあっても決して消えることがありません。

こういった友達とは時々しか会わないかもしれませんが、会う時には、すぐに友情のリズムを取り戻します。そして、会ってからは再び道が交差するまで、別々の道を歩みます。しかし、昔からの友達は私たちのアイデンティティーの一部を形成します。

手つなぎ


2. 辛い時もそばにいてくれる友達

こういった友達との関係は、母親的または父親的な感情と関連しています。片方が保護を与え、もう片方が保護を必要とする場合です。片方がカウンセラーのようにふるまい、もう片方を導きます。理由は分かりませんが、こういった友達はすべきこと、言うべきことがわかるのです。

この分類では、友達は戦友であり、チームメイトです。どんな時も、一緒にいてくれる友達です。共犯者です。すべての友達のタイプの中で、こういった友達は常にそばにいることはないかもしれませんが、つらい時は必ずそばにいてくれます。

3. 利便的な友達

これは、実利的な関係です。しかし、それだけの関係でもありません。真の愛情があるものの、それに限度があるということです。共通の関心と助け合いを中心として形成される友情です。

利便的な友達は、医者や弁護士などとの関係に似ているかもしれません。専門知識が欲しい時に、彼らの元へ向かいます。連帯的な協定が存在するのです。まとめると、どちらもこの友情から得るものがあるため、つながっています。

集まり


4. 世代を超えた友達

これは、特別な種類の友達と言えるかもしれません。異なる年齢の人達が、なぜか友達になれるのです。日々の生活の中で同じようなことはしていないかもしれませんが、人生の重要な側面を共有しています。これはずっと一緒に過ごすような友情ではないですが、とても深い友情です。

世代を超えた友情は、先生と学生の間によく見られます。あるいは、同じ趣味や興味を持つ人達です。見方を交換することで得られるものは大きく、お互いの人生に与えることが多い関係です。このような友情では、お互いに純粋な興味を持っています。

5. 心の友達

心の友達は、問題があるときに朝方2時でも電話できる友達です。話を聞いて、すべての意識を注いで、何があってもそばにいてくれます。あなたの人生のほぼすべてを知っているような友達です。こういった人たちといれば、自信を持つことができ、本物の自分を隠す必要がないと感じます。この友情の基礎には、受け入れがあるからです。

ジャンプ

人生の中で、心の友達はなかなかいないものです。もちろん、彼らも完璧ではありません。ちょっとした恨みや嫉妬もあるでしょう。しかし、お互いを愛し、常にそばにいます。

どんなタイプの友情も、かけがえのないものです。人は、友情によって、成長することができます友情が基礎になければ、どんなタイプの人間関係も、続いたり意味を持ったりすることはないと言っても過言ではありません。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。