愛している人との関係において孤独を感じるとき

13 12月, 2019
恋愛や結婚をしているのに孤独を感じるのは、二人の関係において壊滅的な状態です。今回の記事で、この問題に関する詳細をご覧ください。

愛する人がいる恋愛関係や結婚において、孤独を感じるのはとても苦痛です。特に、自分のパートナーが感情面でなぜ無関心なのかという理由がわからない時には、心が痛むでしょう。

誰かと恋愛関係にあるというのは、相手と交際し相手から愛されていると感じることです。そのため、恋愛関係において孤独を感じるのは、問題を引き起こす原因になることもあれば、それが当たり前になってしまうこともあります。

グスタボ・アドルフォ・ベッケルは、自分の孤独について語る相手がいる限り、孤独はとても美しいものだと賢明に語りました。現代社会では、ソーシャルメディアでかなりの数のフォロワーを持つ人々の多くが、いまだに孤独を感じており、周りから隔離されているように感じると言われています。

孤独は、心理的な苦痛を引き起こすだけでなく、健康上の問題の原因にもなります。孤独とは、現在に始まった問題ではありません。人間の歴史の中で、人々は常に恋愛関係における孤独に苦しんできましたが、現代の孤独に関する様々な研究のおかげで、あらゆる年齢の人々に影響を与える孤独という現象について多くのことが明らかになっています。

年齢に関係なく、孤独と感情面での無関心を経験するカップルが存在するのです。

「孤独を恐れているなら、結婚はしない方がいい。」

-アントン・チェーホフ-

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恋愛関係における孤独の原因とは?

恋愛関係だけでなく、永遠の愛を誓った夫婦でもその関係が冷え切り会話がなくなることがあります。時には、愛を誓った片方がその約束を忘れ、相手に対して(意識的または無意識的に)無関心になりますが、これが最も激しい悲しみである孤独を生み出します。

このような状況は短時間で現れるものではなく、かつては一緒に楽しんだ時間や物事に注意を払わなくなった時、気づかない間に少しずつ心理的な疎外感が忍び寄ります。特に細かいことを忘れた時、パートナーの話を聞かなくなった時、または形だけでその場をとりつくろうようになったときに起こります。

恋愛関係において疎外感を感じると、深刻な結果を引き起こします。パートナーが遠くに行ってしまうのを目の当たりにするのは、苦痛でしかありませんし、様々な問題も引き起こします。

哲学者、心理学者、そして人間関係の専門家であるアーロン・ベンゼエフ博士などの専門家は、次のように説明します。

  • 一人でいることと孤独感を区別することが大切です。一人でいるというのは、物理的に誰もあなたと一緒にいない状態を意味します。一方で孤独というのは、心理的な疎外感を感じる現代社会では、より一般的になっている心理状態です。驚くべきことに、最も孤独を感じるのは、誰かと恋愛関係や婚姻関係、そして友人関係にある人々なのです。
  • このタイプの孤独は、うつ障害や不安障害を引き起こす可能性があります。マンチェスター大学のグレッグ・ミラー博士が実施した研究によると、孤独は、喫煙や座りがちな生活を送るのと同じくらい人間の健康にとって危険であることが明らかになりました。

では、恋愛関係にあるのに孤独を感じるかもしれない理由のいくつかを分析しましょう。

続きを読む:過度に孤独でいることの影響性

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気持ちが冷めることと変化への恐怖心

気持ちが冷めてしまうのは、まるで、どこからやってきたのかわからないような不快な冷気のようなものです。何も変わっていないのに、突然すべてが意味のないものに感じ、何にも興奮せず退屈だと感じます。

気持ちが冷めたことに対する、具体的な理由があるとは限りませんが、気持ちが冷めることで恋人同士が困惑することもあります。もしあなたが、パートナーを愛していないと確信したのであれば、相手に正直な気持ちを伝えるべきであり、パートナーを欺く(または自分を欺く)と、深刻な結果を招くことになりかねません。

その一つが、相手を感情的な無関心にさらすことです。これはどれだけ隠そうとしても無関心さが現れてしまいます。

こちらもご参考に:感情の平板化・無関心

日々のルーチンから抜け出せなくなる

毎日のルーチン、つまり日常生活に圧倒される日々が続くと、恋愛関係でも孤独を感じる可能性が高くなります。これは、仕事や子育てなどの自分の責任に追われて、愛情や愛する人と再び理解し合うことを考えたり行動に移す時間がなくなっているのかもしれません。このような状態に陥ると機械的な会話だけになり、愛情や相手との親密さがなくなります。

解決法の一つが、このような状況を自ら打破するか、専門家によるカウンセリウングなどのサポートを受けることです。状況を変えず受動的な日々を送り続けるのは、このような問題を解決するのにほとんど役立ちません。

あなた自身が孤独の原因の場合

人生のある瞬間、自分が空っぽだと感じることがあるかもしれません。これは、不満、危機感、そして変化への恐怖心が入り混じったものだと考えられます。実はこのような心理は私たちが考えるより一般的であり、自分が変化した結果、自分が望んでいるものを手にしていないことにイライラしているため、孤独を感じている可能性があります。

このような孤独感は、あなた自身が変わってしまったことが原因であり、あなたが欲しいものや望んでいることをパートナーが与えてくれないからとパートナーを責めるのは間違っています。これは誰の責任でもない、あなたの内側から生まれた孤独感です。

自分が成長し、好き嫌い、ニーズ、将来へのモチベーション、そして物事への見方などが変わった場合、自立したい、専門的な仕事やキャリアが欲しいと考えて、これまでと異なる社会とのつながりを切望するかもしれません。人間は絶えず変化する生き物であり、このような変化が恋愛関係や婚姻関係に影響を与えることがあります。

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結論として、二人の関係において感じる孤独はとても一般的な感情ですが、別れの主な原因にもなります。それは、孤独が様々な苦痛や心身の健康問題を引き起こす原因となるからですが、このタイプの痛みや健康問題は、私たちが経験する必要のない痛みです。

孤独を感じている人は、その根本的な原因を特定して問題を解決するように心がけてください。パートナーと自分の正直な気持ちを話し合い、相手に敬意を示しながら誠実に、そして責任ある解決策を導き出しましょう。

  • Miller, G. (2011). Why loneliness is hazardous to your health. Science331(6014), 138–140. https://doi.org/10.1126/science.331.6014.138
  • Renzetti, E. (2014). Life of solitude. The Globe and Mail, 23.11.13