動物の扱い方を考えさせられる映画10選

2020年6月22日
映画は不快な現実を示すのに強力な良い方法です。そこで今日は、動物の扱い方を考えさせられる映画を10本ご紹介します。

皆が平和で調和した世界を生きる社会を作るためには、動物虐待があってはいけません。私達は皆、動物のクオリティオブライフを高める手助けをすることができます。動物虐待が行われていることを知っているのであれば報告し、虐待をとがめるのは私達の責務なのです。

映画は不快な現実を示すのに強力な良い方法です。そこで今日は、動物の扱い方を考えさせられる映画を10本ご紹介します。

「国の偉大さは、動物の扱い方によって判断できる」

-マハトマ・ガンジー-

1.きれいな涙 スピリット

『きれいな涙 スピリット』は、ドリームワークスのアニメ映画です。自由に生きてきた野性の馬スピリットが主人公です。ところが彼はある時人間に捕まってしまいます。人間はスピリットを罠にかけて、売り、飼いならそうとします。スピリットの自由への欲求を無視し、このような行為が行われるのです。

様々な努力がなされましたが、スピリットには人間とは接触したくないという強い思いがありました。自由を求め、簡単にはあきらめません。映画では、強い闘いの精神が映し出され、動物に行わせている仕事や役割について私達は考えさせられます

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2.おしゃれキャット

次は、「人間の親友」とも言えるネコの話です。ネコはふわふわした変わった生き物で、ネコが大好きだという人もいますが、ひどい扱いをする人もいます。本質的に好奇心が強い生き物で、永遠の神話や迷信の源にもなっています。歴史的に見ても好かれるか嫌われるかしていて、ネコがどうでもいいという人は少なく、誰もが猫に対しなんらかの感情を持っているのではないでしょうか。

『おしゃれキャット』は、『わんわん物語』と同類の話です。ネコの飼い主ボンファミーユ夫人のネコへの接し方が見どころです。かわいがっていたネコを取り戻した夫人は、もう一匹のネコを引き取り、さらに街の迷いネコの家を造りました

独自のシェルターを作ることが可能だということを示した数少ない動物映画のひとつです。少なくとも、迷いネコにエサを与え、里親を見つける支援をすることは誰でもできます。

3.ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日

アン・リー監督の作品で、『パイの物語』を原作とした映画です。無数にある哲学あるいは宗教の問題や疑問について考えさせられます主人公の若者が大海でベンガルトラと共に船の上で過ごす話です。

冒険心や困難への挑戦がちりばめられた素晴らしいストーリーで、動物が大役を果たします。簡単にまとめることは不可能ですので、マストで見るべき映画だと述べておきましょう。

4.ジャングルブック

『ジャングルブック』は動物の純真さや自然界を映した話です。サウンドトラックも素晴らしく、ディズニーの中でも優れた作品のひとつです。人間に捨てられた赤ちゃんモーグリとモーグリを育てる動物達が登場します。『ジャングルブック』では、動物は人間よりも非常に崇高であることがあると示されています。

歴史を通して、動物に育てられた野生児の話はいくつもあります。例えば、スペイン映画『エントレロボス』はその一例です。これは、12年間オオカミと暮らした少年の実話です

『ジャングルブック』や『ライオンキング』は、動物界の野性的な面を主に映した映画です。動物がどのように階級を作るか、おかれた環境に対しどう関わるかなどが示されています。サーカスや動物園で行われているように、自分達の楽しみのために、自然の住処から動物を搾取するべきか否かを考えさせられます

5.フランケンウィニー

1984年ティム・バートンが制作した短編映画『フランケンウィニー』は、2012年同名で彼が作った映画に非常に似ています。新しい作品とは違い、この短編映画はアニメではありませんでした。2つを比較すると短編の方がよくできており、たくさんの感情が示されています。ペットをなくした時の悲しみをテーマにしているところは非常に興味深いものです。『フランケンウィニー』は、非常に優れた感情的な動物映画のひとつです。

タイトルはフランケンシュタインからとったもので、主人公の名前もヴィクターと同じです。ある少年とペットの犬の話で、犬が亡くなった後の悲しみも題材になっています。少年の知恵と科学の授業のおかげで、ビクターの犬はよみがえります

6.101匹わんちゃん

動物の毛皮は昔から大きなビジネスになっています。現在、毛皮を身にまとうことを拒む人は増えていますが、愛好家もまだいます。中には他の動物と比べて価値の高い動物がいます。例えば、ワニ、キツネ、バイソンなどがトレンドファッションの犠牲になっています。さらにこれらの動物は、社会に無視されることが非常に多い動物です。犬やネコなどのように近しいと感じないために、大きな騒ぎにはならないのでしょう。服を作るのに動物が使われていても、大きな問題だとはとらえられません。

では、犬の毛皮でできたコートがあったら、あなたは買いますか? 考えるだけでも嫌な気分になるでしょう。「人間の親友」のような存在である犬の毛皮でできたコートを着ることはできないでしょう。ひどすぎます。101匹わんちゃんは、これがテーマになっています。映画の主人公ともいえるダルメシアンの子犬を皆が好きになります。また、クルエラ・デ・ビルを、動物を殺害する悪人だと考えるでしょう。『101匹わんちゃん』は、価値の高い毛皮のコートの裏にある悲惨な現実を映します

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7.小熊物語

これは1988年に作成されたフランス映画で、感情的な物語です。主人公は、崖崩れにより母親を失った小熊です。この子熊は、後に父親のような存在になる雄熊と友情を深めます。

『小熊物語』では、クマを追うハンターからクマ達がどのように逃げるかが映し出されています。同様の映画と同じように、この映画でも人間は悪者です。動物にも生きる権利があること、自然界を私達は大切にすべきだという明確なメッセージが込められています。

8.フェルディナンド

最近の動物映画のひとつで、闘牛をテーマにしています。スペインなどの国では、非常に大きな物議をかもしているのも、当然でしょう。フェルディナンドは暴力を嫌い、穏やかに暮らすことを願う心優しい牛です。しかし、フェルディナンドは闘牛であるため(人間が決めたことですが)、勇敢であれば、死ぬまで闘わなければなりません。

闘牛はその言葉だけで論争になります。芸術だとする人もいれば、残酷だと言う人もいます。そんな中、『フェルディナンド』は、私達がすっかり忘れている動物の視点を思い出させてくれます。闘牛が、その場にいたいか否かを知っている人がいるでしょうか? 人が楽しむために、動物が苦しむ必要があるでしょうか? 伝統を変えることは可能でしょうか、それとも続けなければならないのでしょうか? この映画で様々な議論が巻き起こるのは、この映画自体のテーマからであり、またこの映画が子ども向けであることにもその理由があるでしょう。(子ども向けだからと言って、大人が楽しめないことはありません)

9.バンビ

『バンビ』は、自然や自由に生きる動物を大切にすることをテーマにした動物映画です。子どもの頃に見て泣いたという人は多く、また今でも泣くという人もいるでしょう。バンビは森で母親と幸せに暮らす小鹿です。ある生き物以外は、森で平和に暮らしています。

その生き物とは、もちろん人間で、森の平和を大切にすることができません。『小熊物語』と同様(『バンビ』は子ども向けですが)、動物が自由である権利をもつことをテーマとしています。

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10.ハチ公物語

動物映画のリストを作る時、『ハチ公物語』を外すことはできません。動物の忠誠心、人間と犬の関係、犬がもつ永遠の気持ち、そして動物を愛するとはどのようなことかを示す、感動的な映画です。

さらにこの映画は実話に基づいています。動物好きであれば、初めから楽しめる映画で、涙を流すかもしれません

「人間は地球の悪者であり、動物はこれに苦しめられる魂である」

-A.ショーペンハウアー-