エーリヒ・フロムによるタイプ別5つの人格

2018年5月23日 in 好奇心 0 シェア済み
二つの顔

エーリヒ・フロムは、人を生産性による5つのタイプに分類しました。この有名な心理学者によると、自分の自由を発掘する能力を持っているのは、その中の一つのタイプのみです。そして、その一つのタイプのみが、自立や感情のコントロールができると言います。それに比べ、その他は、自己中心的で、物質的、社会への生産性がありません。

個人の充実度に関する理論です。ユング、カール・ロジャーズ、コスタとマックレーのビッグファイブの性格理論があります。それぞれの異なる理論に対して様々な意見があるでしょう。では、行動科学で、人間の特徴や特性を分けることはできないのでしょうか?

その時の傾向、学派や自身の理論に基づき、人格は学者によってタイプ別に分けられています。エーリヒ・フロムが発展させた類型学は、人間哲学に基づいた少し変わったものです。これを実際に信じるかどうかは別として、私達の日々の生活に役立てることはできます。

社会心理学者で 「愛するということ」や「自由からの逃走」の筆者でもあるフロムが唯一認めることがあるとすれば、それは、本当の意味で自立することへ対するしっかりとした責任です。また、他人の独立性を尊重しつつ、自身の自立・独立性を発掘していくことです。エーリヒ・フロムによると、これらと生産性は類似しているというのです。

男性シルエット

エーリヒ・フロムによる人格タイプ

フロムの性格理論は、2つの主な欲求を基本としています。:  所有に対する欲求と、すでに、ご存知の自由に対する欲求です。彼の研究を読んでいくと、注意を惹くものがいくつかあります。近代フロイト派心理学者フロムは、人間に対して否定的な考えを持っていました。彼は自身を、受け身になりすぎており、自分のニーズは消費主義にのみ影響を受けていると考えています。

そのため、研究し、私達の個人の発達を支援しているのです。物や成功・地位などの外的要因への依存をやめ、ただ、愛や尊敬、創造性や人間性などの質を発掘するべきだと言います。

人の性格や個性は深く根付いたものであり、簡単に変えられるものではありません。ただ、自分の傾向や態度に少し意識を向けるだけで十分だとフロムは言います。それだけで、自分が変えられると言うのです。フロムによるタイプ別5つの人格を見ていきましょう。

1. 受容タイプ

常に他人からの認識や支持を得ていたいというのが、受容タイプです。このタイプの一番の特徴は、支援を受けるばかりで、人に返すことがないというところです。周りへお返しをすることもなければ、思いやりを持ち、助けようともしません。

また、ソーシャルスキルに欠け、決断力に乏しく、自身がもつ可能性を過小評価している傾向もあります。

2. 搾取タイプ

5つのタイプの中で、多くの人が当てはまるものの一つがこのタイプだとエーリヒ・フロムは言います。単純に自分の興味から、周りの人との繋がりや関係を築くのが特徴です。フロムの言葉でいうと「商業的興味」、すべて自分の利益のためです。

搾取タイプは、自分の欲しいものを手に入れるためには、嘘をついたり、人を操ることもあります。さらに、自尊心の低い人に焦点を絞り、搾取し、自分は成功するのです。

操られる心

3. 貯蓄タイプ

貯蓄・蓄積タイプとは、物質的な物が一番という人達です。このタイプの人が必要としているもの、彼らの望みは、物をできるだけ多く所有し、貯めることです。

物が多ければ多いほど、安心します。自分が強いように、個人の大きな欲求が満たされたように感じます。ただ、物への執着心は健康的ではなく、欲求が収まることはありません。いつも何かに欠けています。100%幸せだと感じることはありません。そして、市場に新しいものが出ると、それを欲しいという欲求にかられてしまうのです。

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