現実的な人の5つの特徴

2019年3月11日

現実的な人は、具体的な行動をとることに集中し、明確で実用的な目標を達成するために、手頃な範囲で努力する傾向があります。このような考え方や行動をする人にとって、利点のない少しでもリスクを伴うことは価値がなく、そういったことに対して興味もわきません。

現実的な人にとっては、結果が全てで、そこに至るまでの過程はあまり重要ではありません。結果が利益をもたらすのであれば、そこに至るまでの方法は何であれ、正当化されてるような物なのです。また、現実的な人にとって、考えや感情、価値観といった抽象的な世界観は、あまり意味をなしません。何か、結果を導くものなら良いという考え方なのです。結果が伴わなければ、それまでの過程を色々試して、何が起こるか探ってみる必要があります。

「近代の挑戦は、幻想からかけ離れて生きること。そして、幻滅しないこと。」

アントニオ・グラムシ

現実的な人には、迷いがないと思われがちですが、そうではありません。ただ、現実的な人にとっては、確固とした結果が、憶測や意思よりも意味をなすということです。言い換えると、憶測や意思などは、行動を伴わない会話上だけのもので、現実的な人にとっては不安要素なのでしょう。

現実的に物を考える傾向にある人は、困難や危機に直面しても、実用的で適切な支援ができます。憶測や、理論づけることよりも、行動の方がよほど重要な場合もたくさんあります。誰かが心臓発作を起こしたり、会社の株が暴落した時などは、誰かが行動を起こさなければなりません。そんなときに現実的な人の秘めた力が発揮されるのです。今回は、そんな現実的な人の特徴を色々とご紹介します。

男性の影

1. 現実的な人は現実主義者である

現実的な人に共通していることは、きちんと現実を見ることができるということです。どんなシチュエーションや人物でも、簡単に本質を掴むことができます。また、詳細にとらわれることなく、自分の計画や行動にその状況や人物がどのように当てはまるのかを見極めることができます。

物事の可能性を考えるだけでなく、ありのままを理解することができ、それが現実的な人の行動の基盤となるのです。たまに、露骨で、冷たい印象を他人に与えてしまいますが、しっかりと地に足がついているのは確かです。現実的な人は、理想と完璧な世界という考え方に足を踏み入れることはありません。

2. 決意が固い

現実的に物事を考える人は、目標を設定し、それに向かって努力します。迷ったり、悩んだり、推測したりすることはありません。もちろん、後悔することもありますが、アイディアを簡単に選択し、行動に写すことができます。頭の中で考えるよりも、実際に試してみることを好みます。

ですから、現実的な人は決意が固いといえるでしょう。的を得ない行動や、優柔不断であることを好まず、先ほども言ったように、考えよりも、目標の妥当性と現実的な見通しを重視します。目標と別の方向に進んでしまっていることを知れると、現実的な人は方向性を変えることができます。なぜなら、到達すべき目標が同じであれば、そこに至る方法や過程は彼らにとってあまり関係ないからです。

電球をつかもうとする人

3. リスクを惜しまない

リスクを考えたり、計測してみたり、試行錯誤したり、詳細まで考えてしまうことは、現実的な人にとって重要ではありません。どんな場合であれ、結局良し悪しがあることを知っているからです。ですから、現実的な人はリスクを考えて躊躇することはありません。

結果に集中しているので、そこに至るまでには、リスクを負うことが必要不可欠であることを理解していて、失敗を恐れることもありません。失敗によって決意が薄れることもないでしょう。目標達成するには他の方法もあると信じているので、失敗の可能性に直面しても後ずさりすることはありません。

4. 賞賛や批判に頼らない

他人の評価を気にして生きていくことほど非現実的なことはありません。受け入れられたいがために、自分を変えたり、自分の意見までも曲げてしまう人もいます。でも現実的な人はそうではありません。

反対に、現実的な人は、自分の言動全てが批判の対象になり得ることを理解しています。他人の承認や批判に頼って行動することはありません。ですから、他人を喜ばせようと無駄なエネルギーを使うこともないのです

気球

5. 優先順位のつけ方を知っている:順番を守って行動できる

現実的な人は行動派です。しかし、その行動が成功を呼ぶためには、順序と明確さが大切です。何が大切かきちんと優先順位をつけることができると、行動の連鎖が成功へと導いてくれます

優先順位をつけるには、どの行動に注意が必要かを決める能力が必要です。他のタスクを簡単で、処理しやすくするためには、何を一番先にすることが必要かを見極めることも能力の一つです。現実的に考える人は、優先順位をつけるのが得意で、その順番を守ることができます。

完全に現実的な人や、完全に思索的な人は存在しません。みんなそれぞれの特徴を持っていて、ケースバイケースで現実的になったり思索的になったりするものです。どちらの考え方にも価値があり、それぞれの利点があります。完全に異なるものではなく、相補的なものなのです。しかしどんな場合でも、現実的な考え方から学べることがあることは確かです。すぐに解決策を必要とする問題に直面した時には、特に役立つことでしょう。