意志以上のものを必要とする無感動や倦怠感の克服

· 2018年9月30日

無感動や倦怠感の克服には、ただの意志以上のものが必要です。これらの背景にもっと大きな問題が隠れている場合、モチベーションを起こすのは難しいことです。恐怖、後悔、感情的サポートの欠落、病気などです。うつや甲状腺問題などの病気によっても、このような精神状態になります。

無感動や倦怠感の井戸に落ちてしまうと、世界が完全に変わってしまいます。はじめに起こるのは、この状態から抜け出すエネルギーを全く集めることができないということです。 生き生きとして、モチベーションを出すだけのエネルギーを集めることが不可能になります。でも、それこそが興奮、生気、希望を取り戻すために必要な力なんです。

 

「愛の反対は憎悪ではなく、無関心です。」

-エリ・ヴィーゼル-

医学的な立場からすると、そこから抜け出す方法をすぐに見つけようつするのではなく、落ちてしまった井戸の本質を理解するほうが重要なことがあります。自分の無感動的な態度、疲れ、興味の喪失の裏に一体何があるのかを理解しなくてはいけません。 何がこのような状態を招いたのかを理解する助けもなく、ただ道具だけを与えるのは合理的でもなければ役にも立ちません。

だから、毎年このトピックに関してたくさんの研究がされているんです。例えば、モチベーションの欠落は、スランプの表われだとは限らないということがわかっています。ただ興味がわかないからという理由だけで物事に対して受け身になっているというほどシンプルではないんです。無関心やモチベーションの欠落は特定の神経回路に関連しており、その他の病気のサインである可能性もあります。

自分自身に合った治療のアプローチを探そうとしているときに、心に留めておくべき重要なことです。

たたずむ男性
モチベーションの低下や疲労感の裏側にある影

無感動や倦怠感を克服したいなら、アドバイスを受けるだけでは足りません。長続きして慢性的になると、あなた自身(その周りの人も)変化が必要であると気づかなくてはいけません。そのためには、正しい診断を受けることから始めましょう。そうすることで、毎日のルーティーンや個人的な展望に小さな修正を加えることができます。これが井戸から抜け出すための最も有効な方法です。

このような状況で絶対に使ってはいけないのは、侮辱的な言葉です。無感動や無気力感に悩む患者の多くが、なりたくて「ナマケモノ」になっているというわけではありません。無気力や興味の欠落を人格の欠点として見ることは避けなくてはいけません。これでは全く助けになりません。事実でもありません。この精神状態の裏側を見て行きましょう。

無関心や倦怠感へ導いてしまうもの

  • 自分のことは自分でできると感じることができない。様々な理由で起こりますが、人は自分が何も達成することができないと思い込んでしまうことがあります。成功を収めることができない、毎日のタスクで役に立てないと感じます。
  • 感情的なサポートがない。いくつかのケースでは、周りの人が感情的に余裕がないことが理由です。他の場合は、患者が冷たさや興味の欠落に囲まれているからです。いずれにせよ、これは無関心やモチベーションの低下につながります。
  • 恐怖全般。失敗する恐怖、挑戦する恐怖、同じ間違いを繰り返す恐怖などです。自分のコンフォートゾーンを離れる恐怖、習慣を変える不安、新しい知らないものに対する不安…これらすべてがエネルギーや意欲をそぎ落としてしまいます。
    窓際

肉体的または神経学的な要因が関係しているということも心にとめておいてください。線維筋痛症、甲状腺機能亢進症、アルツハイマーだって、このエネルギーがないような感覚をもたらします。これらの病気の患者にとって、無感動やモチベーションの低下を感じることはとてもよくあることです。鬱関連の病気でも同じことが言えます。先述の病気よりも、倦怠感や興味の喪失をより感じます。

無感動や倦怠感を克服する方法

無感動や倦怠感を克服したいなら、支援が必要です。専門的な支援と周りの人からの支援です。さらに、相手が本当に理解してくれて、絶対にけなさないと感じる必要があります。残念ながら、欲求、情熱、モチベーションが欠落しているため、非難や侮辱しか聞こえなかったら状況は悪化します。

克服方法を理解したいなら、覚えておくべき重要なことがあります。モチベーションをあげるには、自分の思考を「変える」だけでいい、と思うかもしれません。しかし、ポジティブな生活を送るためにポジティブな思考を持つというルールは、100%正しいとは限りません。

健康状態が良くなければなおさらです。もし、脳内に十分なセトロニンがなかったり、体が病気であってもいけません。かつてウィリアム・ジェームズが次のように言っています。「思考は必ずしも行動につながらない。」モチベーションに関しては、行動や感情は常に切っても切り離せない存在なのです。

脳、精神、体は、あなたが必要なひと押しをするために一緒に機能しなくてはいけません。こうすることで内面的なエネルギーを見つけ、自分の精神を取り戻すことができます。それでは、無感動と倦怠感を克服するための助けになることをいくつかご紹介します。

太陽を見つめる女性

 

無感動とモチベーションの欠落を克服する方法

  • まず、これが他の病気や症状の一部でないことを確認します。
  • ホルモンでも体の問題でのないことがわかったら、この気分の裏側にあるものを見つけ出してください。
  • その後、変遷期に入ることができます。この期間にすべきことは、問題解決です。不満、恐怖、落胆を処理する方法を考えてください。自分を麻痺させるものから遠ざけるプロセスを始めましょう。
  • 緩やかな変化を起こしましょう。いつもの習慣に小さな変化を加えるところから始めます。例えば、食事方法を変えたり、新しいスケジュールを組んだりということです。小さな変化を起こせたら、もっと大きな変化に移ることができます。これこそ、本当に幸福に近づけてくれるものです。人生で達成したいものを成し遂げる助けとなる変化です。
  • 具体的なゴールに集中してください。日々の生活の中で達成できる、喜びを与えてくれるものです。
  • 無感動に逆らいましょう。新しい習慣を加えて、日々のゴールを達成していったら、この何もできなくなるような気分に対抗する術を学ばなくてはいけません。このような感情が沸き上がってくることを感じたら、別の代替策があるかどうか考えてみてください。例えば、新しい何か、モチベーションをあげてくれる何かです。こうすることでこのような感情が消えていきます。

無感動や倦怠感を克服するのは簡単ではありませんが、不可能でもありません。しかし、常にあなたの人生に入り込もうとうろついていることを忘れないでください。それが起こってしまった時のために、準備しておく必要があります。押し戻して、新しい思考とプロジェクトで感情的なスペースの換気をしましょう。