一生に一度だけ:忘れることのない5つの瞬間

一生に一度だけ:忘れることのない5つの瞬間

最後の更新: 23 6月, 2018

人生は一度しか訪れない、そして忘れることのない瞬間によって出来ています。そのような瞬間は二度と起こらず、それは良い、または悪い経験かもしれませんが、あなたを変える決定的な瞬間であり、同じものはありません。それは今まで知らなかった素晴らしいものへの扉を開く瞬間とも言えるでしょう。

また、その瞬間はあなたに深い印象を残します。忘れていると思うかもしれませんが、無意識の中で永遠に反響し続けるのです。全てがラッキーで素晴らしいものとは限りませんが、それはあなたの中に残り続けるのです。

「何かの価値はそれが記憶になるまで分からないものだ。」

-ドクター・スース-

なぜ長期的な時間よりも一瞬の方がより重要に思えるのでしょうか?なぜなら、その瞬間はある種の啓示のようなものになるからです。前まで知らなかったことを知り、あなたは目を見開きます。そして、人生の新しい側面をスタートさせるので、忘れることが出来ないのです。それこそが今回話している瞬間を紹介する理由なのです。

1.初めて交際を始めた時

これは人生で最もエキサイティングな瞬間の一つであり、愛や交際関係、そして性の世界の扉を開くことは、私達の生活の中で最も重要なことを始めることでもあります。

手をつなぐカップル

一般的に、あなたが最初に持つ交際関係は、厳密には愛ではないでしょう。それでも、この瞬間は人生の最初の大きな課題と啓示を構成しています。ここでの挑戦はカップルの一部でいることが出来るのかということであり、異性に対して愛情を表現するという啓発なのです。これを一度経験すると、私達はもう同じ人間でなくなります。

2.初めて給料の出る仕事をした時

初めて給料をもらう時も、人生の中で忘れられない瞬間の一つです。これは、親を手伝った時のお小遣いなどではなく、家族とは関係のない人からもらうお金のことを意味します。

この瞬間が卓越しているのは、あなたが初めて自主権と自由を手にいれるからであり、ほとんどいつも感謝の気持ちに包まれるでしょう。また、これはあなたに能力を与え、もし賃金がフェアなものなら、仕事に対してポジティブな意識を持つでしょう。もしかすると、この経験は、あなたが大人だと感じることの出来る瞬間かもしれません。

3.初めて父親が泣いているのを見た時

私達の多くは父親を敬っており、家族の一番上にいるような存在だと思っています。父親は指揮官であり、ガイドでもあるので、彼が初めて泣いているのを見た時はとても印象的だと思います。父が泣いている姿はあなたの中の何かを壊し、彼は父親でもあるが、一人の脆い人間でもあるのだと理解させてくれるのです。

悲しげな男

ある人達は父親が泣くのを見ることが無いでしょうし、自分の父親自体を見たことがない人もいるでしょう。しかし、もしかすると、あなたにも父だと思っていた権威のある人物がいたかもしれません。そして、自分の人生に大きな影響を与えてきた人物がネガティブな感情を経験しているのを見るのは、非常に心に残ります。もし彼らでも泣くようなことがあるなら、私達は皆泣くことがあるのを意味するのです。

4.危機的な状況を誰かに助けられた時

私達は、人生の扉が全てしまっているように感じる時がいずれやって来ます。その人がどれだけ幸せで満たされているような人でも、そのような瞬間は絶対に訪れるのです。そこに出口はなく、全てが真っ暗で絶望的な気持ちになるのです。

しかし、このような瞬間にはいつも救いの手が差し伸べられます。寛大な助けを差し伸べてもらう人もいますし、ただの笑顔や勇気づけてくれる言葉を見つける人もいます。しかし、どのケースでも勇気や仲間の声は、忘れられない美しい記憶へと変わっていくのです。

5.初めて愛する人が亡くなった時

死の扉も私達にとって忘れられないものとなります。愛する人を初めて失った時、初めて見届けた時、そして初めて耳にした時、それは私達の心に留まります。また、これは私達自身の死についても考えさせられ、終わりのないものに触れたと感じることもあるのでしょう。

愛する人の死

本当に愛している人が死んだ時に与える影響は他のどんなものとも同じではありません。「永遠に去る」という言葉はどのように私達の心をまとめてくれるのでしょうか?そして、この瞬間、私達は命には終わりがあり、お別れをする方法を学んでいくのです。

今回紹介した瞬間の全てが私達を形作り、私達の中にずっと残っていくでしょう。ですので、その瞬間が起こった時だけでなく、思い出した時でも影響が強いのです。忘れられない瞬間は、ずっと私達の血の中に残り、自分が誰であるか、自分はどこから来たのか、そして、自分の鼓動もやがて打つのを止める時がくるというのをあなたに思い出させてくれるでしょう。


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