自分がどう心を育んでいるのか認識できていますか?

25 12月, 2020
目にするもの、聞こえる音、考えている内容、そして周囲にいる人々は常に、あなたの心を育むための手段となります。これらを自身のニーズに合わせて仕立て上げていけば良いのです。しかし、あなたはその選択を賢く行えていますか?

「あなたはどのようにして心を育んでいるの?」、そう誰かに聞かれたら、どう回答しますか?例えばこれが身体の話であれば、オーガニック食品やフルーツ、野菜を多めに食べるようにしているという意識的な努力について語ったり、反対に加工食品を食べ過ぎていることを白状したりできるでしょう。しかし、どんな栄養によって心を育んでいるのかという質問にはどう答えますか?実際、このような疑問に注意を払う人はほとんどいません。

もっと言うと、私たちは自分でも気づかないうちに四六時中心を育くみ続けています。つまり、考えていること、見ているもの、聞こえるもの、そして行なっていることなど全てが心の内側深くに養分を与え、人をその人たらしめるのに貢献しているのです。

例えば、あなたは幸せでポジティブな方ですか?自分は非難されている、イライラしやすい、悲観的だ、などと感じますか?心配ばかりしていますか、それとも感謝の気持ちでいっぱいですか?おそらくあなた自身もご存知ないかもしれませんが、あなたの内側および外側の世界から出てくる情報が、常にあなたという人格を形作っているのです。さて、あなたはその特性を把握できていますか?

情熱には種のような性質があり、全ての流れが注ぎ込まれる支配的な何かを労わりながら、その内側で栄養分を見つけることができる。そして生活全てをその支流にしてしまうのだ”

-ジョージ・エリオット-

自分がどう心を育んでいるのか認識できていますか?

平穏

まず、ほとんどの人が目標を達成することや成功に基づいた幸福の概念を心に抱いていますよね。しかし、真のウェルビーイングとは平穏や内側の平静さを実現することから生まれます。もちろん、自然にそうなれるわけではないためその境地に至るのは困難ですし、忍耐力や鍛錬も求められます。

したがって、毎日少なくとも30分間は無言と静寂を貫き、ただ存在しているだけの時間を作るようにしてみましょう。呼吸をし、瞑想を実践して、自然の中を歩いてみてください。外部のものに気を紛らわされずにシンプルに自分自身とつながりましょう。この短い時間を設けるだけで、気持ちや不安の度合いに明白な変化をもたらすには十分です。

思考

思考の力に気づいている人であれば、これを偶然の産物のようには見なさないでしょう。あなたがどんなことを考えているのか、自分自身や他人をどう見ているのか、そして人生に何を期待しているのかが、あなたのものの感じ方を決定づけています。

人間は、自分の思考が現実の直接的な結果であると思い込む傾向が高いです。「これが上手くいかなかったら、私はうろたえてしまうだろう」といった具合に。しかし本当は、私たちには自身の思考を選択し、自らの人生を方向付ける力がいつでも備わっています。

あなたは、楽観性やポジティブ精神、理解、自制などで心を養えていますか?もしくは反対に、悲観的な考え方や犠牲者意識、批判的で大げさな思考などを自分自身に与えてしまっていますか?

あなたはどのような情報で心を育んでいますか?

あなたは毎日、意識的にも無意識にもたくさんの情報に触れることができています。そしてテレビを見る際に選んだ番組、聴いている音楽、そして読んでいる本は皆、好ましいものであれ有害なものであれ、何らかの影響力を有しているのです。

あなたはどんなコンテンツを消費し、どのような情報を探し求めていますか?それらはあなたにどのような感情を起こさせますか?心とはコンピューターのようなものであり、受け取る情報全てがあなたが選ぶよりも前に心をプログラミングしている、と想像してみてください。

こうすることで、不正や不運、そして人生の暗黒面などではなく、幸福や愛、楽しさ、感謝といった方向性に自分自身をプログラミングできる可能性が生まれるのです。この情報は、本を閉じたりラジオやテレビを消した後もあなたの内側で働き続けるということを覚えておきましょう。

人間関係

もう一つ、あなたが最も頻繁に交流している5人の人をまとめ合わせたものが、あなたという人間を形作っていることも知っておく必要があります。これこそまさに、刺激を与えてくれて、動機づけてくれて、自分の存在をありがたがってくれて尊敬してくれるような人々と一緒にいることが重要である理由です。

したがって、親切で責任感のある、幸福でポジティブな人間になりたいのであれば、じっくり考えたいと思えるような何かを自分に与えてくれる人々と共に過ごすことを選びましょう人を操ろうとするネガティブな人々と付き合うことほど、エネルギーを枯渇させることはありません。

自分がどう心を育んでいるのか認識できていますか?

意識的に心を養おう

人々は大抵、前述のような側面にはたいして注意を払うことなく、自動運転で人生という旅路を進んでいます。そのため、生きていく中で自らが欲しているものを故意に選び取るための意識的な努力をしなければなりません。

最後に、周囲の人々や毎日行なっている活動、そして普段から抱いている思考に注目するようにしてください。それらは心に養分を与え、豊かさを与えてくれていますか?あなたがなりたいと願う人物像や、属したい環境に近づくための糧になっていますか?このように、健全な心、ポジティブな精神状態、そして満足のいく人生が手に入るかどうかは、日々あなたが行う小さな選択に大いに左右されているのです。そんな訳ですので、ご自身のパワーを放棄しないでください!

  • Gutiérrez, G. S. (2011). Meditación, mindfulness y sus efectos biopsicosociales. Revisión de literatura. Revista electrónica de psicología Iztacala14(2), 223.
  • Seligman, M. E. (2014). Aprenda optimismo: Haga de la vida una experiencia maravillosa. DEBOLS! LLO.