児童書「ワンダー」

· 2019年5月24日
ワンダーは学校で、いじめやトリーチャーコリンズ症候群に対する意識を高めるために使われています。この病気を抱える子どもの親には、この本が病気を反映し、それに伴う困難をうまく表現しているという人もいます。

ワンダーはシンプルな家族向けの話です。これは読者がファンタジーの呪文と暗い話につかまれた時代に誕生しました。2012年に出版され、多くの国でベストセラーに入りました。

ワンダーの主人公は、トリーチャーコリンズ症候群による深刻な顔面奇形のあるオーガスト・プルマンです。この障害を除けば、オーガストは普通の子どもです。ティーンエージャーになろうとするすべての子どもが直面する問題に同じように直面します。しかし、彼は特殊な顔をしているため、困難がさらに難しくなります。幸いなことに家族や友達が彼を支えてくれます。

「世界は私達を見捨てない。見えないように、最もかよわい生き物を大事にしてくれる。例えば、あなたを絶対的に慕う両親など…」

-ジャスティン-

オーガストは、あまり外出せず、彼の人生は、家族と犬のデイジーと共に、快適な家の中にありました。また、素晴らしいスター・ウォーズの話も忘れてはいけません。

ところが、彼が初めて学校へ行く日からすべてが変わります。すぐに、人生で最も重要な教えを学びます。その教えは教室や教科書で習うものではありません。

自分をありのまま受け入れ、多様性の中で成長するという教えです。険しい日々も笑顔で、信念をもっていると、いつか、必ず助けてもらえます。オーガストは、5年生という長く情熱的な旅で、この大きな教えを学びます。皆、身に覚えのあるレッスンです。

「世界中の誰もが人生で一度はスタンディングオベーションを受けるべきだというルールがあったらいい。皆が世界と戦っているのだから」

-オーガスト・プルマン-

ワンダーと家族

 

ワンダー:いじめとトリーチャーコリンズ症候群に対する注目

ワンダーは、ラクエル・ハラミロ・パラシオが初めて出版し、後にシリーズになるワンダーの最初の話です。他の本では、同じ話を異なる登場人物が異なる視点で進めます

ワンダーは学校で、いじめやトリーチャーコリンズ症候群に対する意識を高めるために使われています。この病気を抱える子どもの親には、この本が病気を反映し、それに伴う困難をうまく表現しているという人もいます

病気に関してではなく、違いや「普通」と思われないことに重きを置くことが大切です。オーガストは、クラスメイトの一部、特に人気のある子どもから拒まれます。中でも、ジュリアンは、できる限り多くの障害物を置こうとします。

「どんなに頑張っても、ただの群衆の中の人になることは不可能なことがある」

-オーガスト・プルマン-

ワンダーシリーズの内容に深く潜り込むために、生徒が使える様々なスタディガイドがインターネット上にあります。このガイドは、登場人物を理解し、自分や人を受け入れることを学ぶのに役立ちます。強くお勧めできる、原作と映画です。

さらに、多くの登場人物を識別するのは簡単です。実際、これがこの話の特徴で、主人公はいますが、物語を進めるのは彼だけではありません。たくさんの登場人物が、それぞれの視点からワンダーの物語の語り手になります。

ワンダーと友達

「あなたが誰であっても、何が好きでも、オーガストはあなたの心をつかむでしょう」

 

ワンダーの作者

作者R.J.パラシオは、ナタリー・マーチャントのワンダーという曲のタイトルからインスピレーションを受けました。約1年前にあった出来事が元になっています。彼女の3歳の息子は、トリーチャーコリンズ症候群の女の子をみて、パニックになったのです。この不快な状況が、作者に影響を与えました。彼女は刺激を受け、初めて本を書いたのです。

以前、R.J.パラシオは、何百もの作家の本の表紙のデザインを手掛け、いつか、自分の小説を書きたいと夢見ていました。彼女は、その日が来ることはないだろうと思っていましたが、しなければならないのは、書き始めることだと気づきました。そして、ワンダーシリーズの最初の本、ワンダーが誕生したのです。

シリーズの他の本:

  • もうひとつのワンダー
  • みんな、ワンダー
  • 365日のWonderブラウン先生の格言ノート:この本を書くと決めた時、作者は読者に助けを求めました。2週間で、世界各国から千通の手紙を受け取りました

作者は、世の中には悪い人より良い人が多いと確信しています。これは多くの人がネガティブな面に集中している傾向に対抗するものです。感謝すること、人生のありがたさの重要性を強調しています。特に、人生に訪れる、立派で、親切、温かい心の持ち主に対してです。

 

ワンダー、映画

ワンダー

2017年12月、映画が公開されました。スティーブン・チョボスキー監督が作家ラクエル・ハラミロの助言を受け、本や作家の考えに忠実な映画にすることを目的に作りました。主人公の両親は、ジュリア・ロバーツとオーウェン・ウィルソン、オーガスト役は、ジェイコブ・トレンブレイが演じています。

「僕はこう思う:僕が普通じゃないのは、誰もそう見る人がいないからだ。もし、彼らがじっと僕を見るなら、じっと見させよう。目立つために生まれてきたのだから、混ざることはできない」

-オーガスト・プルマン-