過保護で愛情のない親とは?

矛盾するようですが、過保護な親のほとんどは子どもにあまり愛情を示しません。読み進め、過保護で愛情のない親について学びましょう!
過保護で愛情のない親とは?

最後の更新: 02 12月, 2020

過保護で愛情のない親は子どもを傷つけてしまう恐れがあります。良い子育てとは、威厳と「少し」の愛情を与えるのがいいと考えている人がいるのです。このような愛情や感情の示し方は、多くの家族において悪い影響を与えています。実際、これは感情が重要なカギを握る、変容的で動的な子育てとは正反対のものなのです。

過保護で愛情のない家族は、感情を抑制したおかしな家族の在り方のひとつで、何世代にもわたり存在してきています。

過保護 愛情のない 親

過保護で愛情のない親とは?

家族の虐待に苦しんだ人は、それが行動に反映されます。経験的回避は、自分の置かれる現実からの逃避行動なのです。このような環境には正の強化がなく、行動が反応になっています。経験的回避は痛みからの逃避で、結局はそれが人生からの逃避になってしまうのです。

過保護で愛情のない親は、必ずしもネグレクトや身体的虐待の加害者とは限りません。子どもを愛していますが、それを示さないのです。

親が過保護かつ愛情表現をまったくしない場合、子どもがこのような家族の在り方にとらわれてしまいやすくなります。親の行動は矛盾し、子どもを守っていると言いつつ家で安心を与えていません。しかし外から見ると、親はよくやっているように見えます。親の正の強化がない、あるいは愛情表現がないというのは、子供にとってはつらいことです。また、子どもの自律が進まないというのは言うまでもないでしょう。

過保護で愛情のない家族の一例

より理解しやすくするために、例を示しましょう。ある40歳の男性が精神科に通っています。男性は自分に何が起こっているか理解できません。特に、自分が堪えられないものに価値を見出してしまうのです。家族から学んだことは、何をすべきでないかでした。この学習により、彼は批判に過度に敏感になり、強化には鈍感になりました。

母親にキスやハグをされたことはほとんどありません。「恐怖」や「病気」の後に数回受けた程度です。学校には母親が迎えに来て、少年はいつもきれいな服装をし、母親は料理上手でした。すべてをうまくこなす母親でした。

男性は、特定の経験を完全に楽しむことができないと感じると言います。自分の子どもに悪いことが起こるのではないかとよく悩んだり、子どもが成し遂げたことをを喜ぶことがあまりできません。感情を緊張や不安と密に結び付けます。さらに、落ち込んでいるために職場でも悪い評価を受けることがよくあります。何をしても、足りないように感じてしまうのです。

子どもの足を地につけさせないヘリコプターペアレント

この例に挙げた男性は、ヘリコプターママと不在の父から生じた結果です。片親がいない場合、もう一方の親は過剰に手を出しがちです。その結果、過度の注意を受け、自律や独立の促進の障害になります。

メアリー・ワシントン大学の心理学者 Holly Schriffinらは、ヘリコプターペアレントが大学生の自己決定力や幸福感に関係していることを指摘しています。このタイプの子育ては、不安やうつ病とも関連します。長期的には生活への全般的な不満が見られます。

自分の子どもを常に監督する一方、その子を無条件で愛することができない親がいるのです。

傷つけも助けもしない

生活の中で愛情に欠けている子どもがいます。それは冷たく攻撃的で、無頓着なことがぱっと見はわからない親の場合特にそうです。

多くの親は子育てのツールとして愛情表現を使います。罰の暗示的な形として言葉を使われることも多く、象徴的排除としても知られています。例えば、「そんなことするなら好きじゃない」「今夜のようにお行儀が良ければ好き」などです。

子どもやティーンエイジャーは、このような言葉を親はありのままの自分を愛していないと解釈します。愛は成功やお行儀に制限されるものではありません。このような行為により、愛は一時的なものでメリットが基礎となっており、努力して得るものだと子供は捉えます。

過保護 親

過保護な親・ヘリコプターペアレンツの影響

不均衡な子育てにより子どもが優秀になることもあります。しかし、この学業における利点には代償が伴います。このような子育て法では、子どもが現実世界と向き合う準備ができません。自分で責任を持ち、決断をする機会が与えられない場で育つため、共依存的な性格になります。

ティーンエイジャーや大人で不安障害を抱える、特に社会的相互関係を中心にしている人は、親が過保護である場合が多いという事実が、心理学の研究により繰り返し示されています。

さらに、研究によると、不安を抱える親は不安を抱える子どもを持ちやすいことが分かっています。これは、人生において降りかかってくる物事への正しい反応は、恐怖、心配、情動的断絶だと子供が教わり育つためなのです。

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