過去の出来事ではなく共に過ごした人が大切

· 2017年12月20日

これまでの人生の中で、良い経験も悪い経験もして来たあなたは、これからの人生でも強い印象を残す新しい体験を経験し続け、過去を振り返るときにはこれらの経験を思い出します。この過去を振り返る時に焦点を絞るのは、個人的な成功などの自分が達成したことではなく、その達成を誰と共有したかを思い出すことが多いと言われています。

私たちの毎日の最高と最悪の瞬間は、常に周りの人々によって決まる。

ポジティブな状況とネガティブな状況のどちらも、記憶している状況にもし物語があるとすれば、主な登場人物がいるでしょう。あなたの人生に関わった人々、インスピレーションを与えた人、またあなたを傷つけた人です。

自分の成功、目標、目的、そして個人的な成長など、自分の人生の中で膨大な時間を捧げて来たことを認識できるのは非常に興味深い事実ですが、過去を振り返るときに、自分の努力の多くは記憶に残るにふさわしくないと感じることもあるかもしれません。

 

ボートのカップル

何ではなく「誰」を思い出す

他の人との繋がりは人間にとってとても重要です、子供の頃から人間関係は人生に大きな影響を与えます。まずは自分の両親について考えてください。人生の第一歩を踏み出す時、両親が人間形成における基本的な柱となり、どう手伝ってくれたのかを考えてみましょう。「両親のおかげで私たちは生きる術を学びました」という言葉の中には、文字通りの意味と同時に、比喩的な意味も含んでいます。

友人やパートナーを得ると、両親は過去のものとなり、人生からは「置き去り」のような状態となる時期がきます。これは家族の一員ではない人々と過ごし、彼らとの時間に対処しなければならない新しい外の世界への旅立ちです。しかし時折、多くの人に落胆させられたり自分が他人を落胆させていることに気づき、彼らを信じ続けることで最終的に辛い思いをする羽目になることも多々あります。また逆に、ある特定の数人との強い絆が生まれ、人生における「幸福」の意味を見つけます。

人生における絆と毎日の出来事

上司との関係を改善したり、兄弟との口論を解決するなど、他人との関係やつながりに関する心配事を改善してより良い人間関係を築く毎日の生活は、新しい挑戦の連続です。人生における主な目的は「他人との絆を改善することなのではないか?」と感じるほど毎日様々な出来事が発生します。

「私たちが人生で費やす多くの時間は、仕事でのキャリアアップなど個人的な成果に集中しています。 しかし日常生活の中で最も重要で、最も幸せをもたらし、最も心が痛む可能性の高い出来事は、他の人とつながっていると感じる社会的出来事です。」
-シャイラ・ガブリエル

自分が嫌いな人たちの生活で何が起こっているのか気になることがあります。嫌っている人との絆を大切にするのではなく、縁を切ってしまいたいと考えるでしょうが、どれだけ多くの人があなたの人生の核になっているのか認識したことはありますか?

家の前に立つ二人

私たちは皆、社会に帰属している社会的存在なので、 他人とコミュニケーションをとり、グループを形成している一員であると実感する必要があります。またグループの一員としての実感がない場合、負の感情と精神状態が内面から湧き上がり、悲しい気持ちになります。このような状態に陥ったときは、これまでの経験を観察するために人生を振り返る時、心の中で感じていることは、過去に何が起こったかではなく、誰と一緒にいたかです。

 

共有できる時に幸せが生まれる

大切な存在である人々に対して、自分の成果や目標、そして喜びを共有することで幸せを感じます。成功を収めた人や目標に到達した人、そして何かに勝利した人が自分を完全な人間として表現せず、周りの人々に感謝するのはこのためです。

大きな成功を収めた人を想像してみてください。他人と競争してそこで成功したからこそ、大きな成功を手に入れました。また自分の努力、情熱、そして勤勉さで、自分が目標としていたゴールを達成した彼らですが、頂点に到達した時、この成功者は何を考えたでしょうか?自分の成功と自分自身を誇りに思うのは間違いありませんが、その喜びをかみしめたあと、愛する人々と自分の成功を共有したいと考えるはずです。

自分の周りの人々に感謝をすることから始めましょう。周りの人々への感謝、そして特に家族との時間を忘れがちですが、それを大切にしてください。仕事に追われる毎日の中で、自分が手がけているプロジェクトの遅れから友人との夕食会を断ったり、自分が優先している仕事上の問題を解決するために約束を断ることがあります。クリスマスがまもなくやってきます。自分の愛する人と一緒の時間を過ごせない人は何人くらいいるのでしょうか?

あなたが達成したことは、誰かと共有していなければ同じ成果は得られません。

人生の中には、単純に「できない」瞬間がありますが、そのときはこの瞬間を「独特でユニークな瞬間」だったと記憶してください。自分の目の前にチャンスが訪れたら、そのチャンスは二度と自分に回って来ないかもしれません。チャンスを逃さないように注意を払うことが大切です。人生において将来のビジョンは大切ですが、記憶の中で重要な役割を担う人や、その人との記憶を無理に忘れようとしたり、邪険に扱ってはいけません。

森の中を歩く二人

過去を見つめる時はいつでも、あなたの人生の大切な場面で、大きな印象や影響を与えた人に集中して思い出してください。満足に一日を終えられる日、痛みを伴う心が壊れてしまいそうな状況、そしてただ死んでしまいたいと思う夜など、毎日は特別な瞬間に満ち溢れています。