悲しい時に役立つ自分への質問

あなたの中には、自分が悲しい理由を伝えようと待っている賢人がいることをご存知ですか?悲しい時に役立つ自分への質問をご紹介します。
悲しい時に役立つ自分への質問
Gema Sánchez Cuevas

によって書かれ、確認されています。 心理学者 Gema Sánchez Cuevas.

最後の更新: 21 10月, 2019

私たちの心の中には、話す機会を待っている賢人がいます。悲しい時、賢人は何かを伝えようとしていますが、あなたがそれを聞くことを拒否しているのかもしれません。ここでは、悲しい時に役立つ自分への質問をご紹介します。

なんとなく悲しくなることが誰にでもあります。理由を探してみますが、分かりません。興味がわかず、何事にも情熱をもてません。時間がワックス塗りたての床を滑っていくかのように、身を任せます。

また、理由があって悲しい場合もあります。喪失や失敗、失望、その他様々な理由があります。状況はとても厳しく、悲しみを振り払うことができません。

 

悲しい時に役立つ自分への質問

人生には、悲しみが避けられない時もあります。また、悲しみを端に押しやることはできますが、その方法が分からなかったり、その感情を維持したり、さらに大きくしたいということもあるかもしれません。悲しい時、自分に投げかけるべき質問を知っていれば、役に立つでしょう。

「悲しみは2つの庭の間の壁である」

ハリール・ジブラーン

罪悪感を抱くようなことをした?

罪悪感があるために悲しみがなくならないというケースはよくあります。最悪なのは、多くの場合罪悪感は想像でしかないということです。自分側の実際の罪とは関係なく、深く考えていないあるいは認識できていない空想なのです

人や自分に否定的な影響を与える出来事により、私達は罪悪感を抱きます。そして、取り込むことができない物事に関し、ずっと考えてしまいます。頭の中で何度も考えますが、どう対処したらよいかが分かりません。

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自分の思いに正直?

特に、具体的な原因が思いつかない場合の悲しみによくある原因が、不一致です。理由は様々ですが、自分の願いや夢、熱意を裏切っている状態です。

それが自分の深い所でストレスを感じる原因になっています。悲しみは内なる非難が外側へ表現されたものです。深い所で感じているのは悲しみではないのです。自分に対し、イラついている、または怒っています。何かを求めていますが、それとはまったく違う行動をしている状況から抜け出せないでいるということです。

 

自分の信念に嘘をついていない?

これは前の質問にも似ています。意識的な思考と行動の間に矛盾があります。例えば、不当な何かを目撃したけれども、恐怖や怠惰、不安に勝てず、挑戦したり、向き合うことができない場合です。

流れに逆らうのが恐く、人の考えや行為、意見にのってしまっているのでしょう。どこかで、これが自分の信念とは違うということに気づいています。自分に苛立ち、この非難が、前の質問と同じように、悲しみの形をとるのです。

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よく寝て、よく食べている?

悲しみは必ずしも感情や思考と関係しているとは限りません。厳しいライフスタイルや自己管理ができていないことが原因というのも珍しくないのです。とくに、長期になると、疲労や栄養不良も悲しみをもたらします。

休息不足は感情に大きく影響します。十分な睡眠がとれていないというだけで、すべてがつまらなく、虚しくみえるようになります。同様に、適切な食事をしなければ、脳は栄養不足になり、その結果、苛立ちやすく、落ち込みやすくなります。

 

何をしたら気分がよくなる?

悲しい時に役立つ質問でもっとも大切なのがこれでしょう。他の質問は簡単に答えが見つからない場合もありますが、これは通常手の届く範囲内にあります

短期で言うと、リラックスする、散歩に行く、ある環境から離れるなどの簡単な行動があげられます。長期で言うと、転職、パートナとの間で山積になっている問題の解決、カウンセリングに行くなどがあります。

悲しいことは悪いことでも良いことでもありません。現在、または未来で誰もが経験するものです。また、何度も繰り返すものでもあり、自分からは離れることがないと感じることさえあるでしょう。そんなときは原因を突き止め、止めめるよう努めましょう。

表面に出ることが難しいだけで、それを外に出してあげると、気分がよくなるかもしれません。


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  • Franco, B. E. R., & Aragón, R. S. (2010). Rastreando en el pasado… formas de regular la felicidad, la tristeza, el amor, el enojo y el miedo. Universitas psychologica, 9(1), 179-197.

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