献身的な人になるメリット

· 2019年5月17日

この世界には、いんちきでうわべだけの人と、献身的な人が存在します。前者は自分の価値、偽の表象や空っぽの言葉を、隠れた興味関心のために使います。後者の方は稀ですが、こういった人には感動させられるものです。真摯で、目的を明確にし、戸惑いや恐れを感じることなく自分の信じていることのために立ち上がるのです。

数年前、人々の献身度を測る世界的な研究が行われました。「つながるために感動させよう」というスローガンの下、とても具体的な3つの変数について評価しました。それは自分への献身、他人への献身、そして私たちの惑星と環境への献身です。

「共通の目的のための情熱的な献身を共有している人に囲まれていれば、全てが可能になる。」
―ハワード・シュルツ―

その結果はとても衝撃的なもので、いくつかの理由により深く掘り下げる価値のあるものでした。3つの変数で最も高いスコアを出したのが南アメリカ、アルゼンチン、そしてスペインでした。一方、中国と日本は最下位でした。

この研究が明らかにしたある側面は、献身的な人は自分をより幸せだととらえているということです。また、まず自分のことを愛し、自分に本当に献身的になっていないと、周りの人や地球についても献身することができないようなのです。これはとても啓発的で興味深い結論ですね。

献身的な人

献身

いんちきな人と献身的な人の違いを理解するために、まずは「献身」とはどういうことかについて定義しておきましょう。一般的に、この言葉は目的の宣言を意味します。目標を達成し、それを保守し、外に向かって表現する計画のことです。しかし、それには感情的・認知的側面もあります。それは、自分にとって何が大切なのか、そして何が自分を鼓舞し何を信じているかについての明確でしっかり定義された感覚です。

ですので、献身は内面と外面の両方から始まらなければなりません。まず自分が考えることとやることが調和している必要があります。いんちきな人も内側から始めますが、自分を強く保とうとしません。そのような人の理想や価値観は自分の短所、欠けているところから来ているので、それを外部から得る必要があるのです。

他にも考慮するべきことがあります。中には、目標には献身するけれどもそのプロセスには献身しないという人もいます。例えばあたなには愛していると言ってくれる大切な人がいるとします。そしてあなたに二人の関係に献身するよう促してきました。

しかしこの本人は、目的を達成しようとしていますがプロセスを踏んでいません。あなたに愛情や尊敬の気持ちを表さず、あなたと充実した時間を過ごそうともしません。こういった人は、いんちき、あるいは表面的だと思われる可能性のある人です。

表面的な人と献身的な人

本当の意味での献身は、言葉ではなく行動の中にあります。それはあなたが明確な優先順位を持っていて、そのために心の底から闘うときです。なぜなら、言葉だけの約束には意味がないからです。それはまるで風の中の煙のようなものなのです。

献身的な人と自己愛

最初にお話した研究に戻りましょう。この研究で、例えば南アメリカの人々は、平均で中国人やドイツ人よりも高い献身度を持っていました。また、自分のことをより幸せだと認識しており、周りの人や環境に対しても積極的な興味を示していました。

それを家族や隣人、友人、同僚、そしてコミュニティや環境のケアをしたいという願望という形で表現しています。ここで疑問が生まれます。中国人やドイツ人にはこのような願望が無いのでしょうか?

もちろん彼らにもありますが、彼らの社会では特に生産性などの仕事にずっと焦点が当てられているのです。ですので、個人的、社会的、仕事上の、そして経済的な分野など全ての分野における献身の良いバランスを保つことがカギになるでしょう。その一方で、献身は自分自身から始まるということも忘れてはいけません。

献身的な人の性質

  • 献身的な人は批判的です。自分が欲しいもの、その価値、そして自分の価値がわかっていると、フェアでないと感じることについて批判的な態度を持つようになります。献身的な人はとてもオープンで率直なのです。
  • 良い献身も自分から始まります。献身的な人は自分についての良い概念、強い自尊心、自分の欲しいものと自分ができることのバランスが取れています。
  • 自分により献身するようになると、環境や世界がもっと気にかかるようになります。そして調和のとれた共存には、他人と私たちの環境への尊敬と思いやりが必要です。これが成功へのレシピなのです。
献身的な人になるために

いんちきな人に囲まれていたとしても、落胆してはいけません。そしてあなたにそれをうつされないように気を付けてください。そういう人のまねをしていると、他の人があなたについての印象としても持つようになる集団意識に染まってしまうでしょう。それは理想の生き方ではありません。

もっと献身的になれるよう学びましょう。理由、私たちの理由を見つけてそのために闘いましょう。そしてまずは、自分自身に献身しましょう。私たちには幸せになり成功する権利があり、私たちはそれに値するのですから。

 画像はSofia Bonnatiiさんのご厚意で使用させていただいています。