子供が「何にでもなれる」って本当?

· 2017年11月29日

多くの親が、10代の子どもたちに「あなたは何でもできるのよ」と言います。多くの親は、子供たちが自分の利益を一番に行動するよう動機付けます。そして社会が能力を制限してしまうことを避けようとします。 しかし、このような、極めて積極的で意欲的な姿勢は、後に予期せぬ結果をもたらす可能性があります。

誰もが自分が望むものになれる訳ではありません。例えそうだとしても、それまでの犠牲はとても大きなものです。だから、十代の子供も自分が今持っているものを知るべきです。 彼らは、有名になりたいがため、またはお金のためにスポーツ選手になりたいかもしれません。しかしスポーツが実際好きではなかったり、そのようなスパルタな人生に魅力を感じない場合も多いのです。

それは現実に直面して苦しむまで私たちの心の中で悶々とします。運とチャンスは非常に重要な役割を果たすことを念頭に置いておくべきです。私たちの体は比較的壊れ易く、あまりにもたくさんのことを押し込むと大きな怪我をするのはよくあることです。十代の子供が1つの道を選ぶとき、彼らはこのことを知っていなければなりません。

さらに、研究によると、野心的な目標を設定すると、それらの目標が私たちに有害になる可能性があることを示しています。これは、たとえば、もともとその人自身にドーピングのような倫理に反する行動をする要素がなくても、その野心的な目標を達成するために使用してしまうことがあるのです。その目標を達成しなければ、失敗だと感じるからです。

地図なしに目標を設定しない

十代の子供が目標を達成するためのプランを作る手助けをすることなく、目標が達成できるとだけ伝えることは、実は非常に否定的な意味を持ちます。 彼らに助けなしに非常に高い目標を設定するよう動機づけたり、それを管理する方法を教えたりすることことがあります。これは彼らにとってそれらの目標を達成する準備ができていない、もしくはそれを達成したくないという極端な不満を引き起こす可能性があります。

悩む少女と母親

 

一方、十代の人が十分な努力をしている場合に、自分自身を大切にすることは非常に難しいです。さらに何かを望むことですでにいっぱいいっぱいであると思ったり、特定の能力は生まれながらに備わっているべきだと思うことさえあります。

大きな目標は到達するのが難しく、運が成功するかを決めることもある、ということとを受け入れてもいいのです。そしてそのうえで10代の子供たちに彼らが自分の目標に向かって進むことができるように道筋を与えるようにしてもよいのです。偉大な親とは何でしょう?「すばらしい子供を育てるための75の簡単な戦略」の著者であるエリカ・レイシャ―は、「三つのP」を用いた道筋の作成を提案しています。

3つのP

十代の子供たち自身が目標をすぐに達成できると言っているのではなく、エリカ・レイシャ―は親が彼らに練習、忍耐、そして粘り強さ(Practice, Patience, Perseverance)の3つのPを教えることを提案します。

練習:フィードバックを受けて努力することは、十代の子供たちの熟練度の発展とその卓越性の達成にとって基本的なことです。

忍耐力:長期にわたりその熟達と成果が顕著に現れます。

粘り強さ:どの人にとっても障害が発生することはよくあることで、困難な時期もあるのが特徴です。

エリカ・レイシャ―は、成功とは、努力と進歩によって段階的に定義されると言います。なので他の人と比較する必要はないと子供たちに強調して教えなければいけないと言います。

十代になる前に、私たちはみんな子供である

トーマス・エジソンは、何千回も実験で失敗したという事実に、職場にいた同僚たちに驚かれたと言われています。 「私はすべてを試しましたが、私は失敗はしていないと思います。 私はただうまくいかない1万の方法を見つけたのです」エジソンは楽観主義者であり、自分の過ちから学ぶ能力の持ち主なのです。

あなたの子供が、自分が無力で悲観的で、何の能力もないと言ったとき、それが可能であることを示す代わりに、このエジソンの話を伝えてください。 それから、挑戦や困難なことには時間と労力が必要であり、時間と労力が費やされればするほど、目標達成に近づくことも伝えてください。

夕暮れを眺める少女

あなたの子供が毎日自分自身の目の前の課題に直面することができ、彼らが前進していることを感じる場合、彼らは目標に近づくことができます。あなたの子供に必要なのは答えではなく、学び彼らの不満に直面する機会なのです。

しかし、この最終目標の達成の前に、彼らが必要とするのは自分が楽しむということです。彼らはサッカー選手になりたいと思うかもしれませんが、その前に、彼らは友人と多くの試合をして楽しむことが重要です。高レベルな目標達成への要求は、思春期に始まり、徐々にそれに対して前進するしかありません。

十代になる前に、子供は楽しい時間を過ごす必要があります。さらに要求や不満が現れていない間は、子供は毎日自分が何をしたいかを夢見ることができます。 これが発見の段階です。発見するためにはただ一つ、想像力と手を使って世界を探索するという方法があります。 私たちが何かをすればするほど、そのことがわかるようになるので、その時がいつ来るかを選択できるようになるでしょう。