子供もうつ病になる?

子供もうつ病になる?

最後の更新: 23 11月, 2017

うつ病を発症する人の数が増えています。今、それぞれのライフスタイル、問題を効果的に解決する力、そして人生経験などに基づいて、うつ病を発症しやすいかどうかを判断することができます。

うつ病は人々を傷つけ、その傷跡を残す疾患ですが、このうつ病を発症するのは大人だけなのでしょうか?

「悲しみの感情や経験が人生の幅を広げます。しかしうつ病、深い悲しみの感情、そして絶望感などを経験しても、私たち人間の健康的な感情の幅が広がるわけではありません。」−デボラ・セラニ

うつ病を発症するのは大人だけだと考えられがちですが、実は子供もうつ病を発症します。「小児うつ」とも呼ばれる子供のうつ病の症状は大人とは異なり、脳内の自己制御機能がまだ完全に発達していない子供が、自分の感情を上手に制御することができない、というものです。

赤ちゃんのうつ病

前述したように、子供がうつ病を発症することも多くの人を驚かせますが、実は赤ちゃんでもうつ病を発症するケースがあります。赤ちゃんがうつ病を発症する原因は様々ですが、多くの場合は遺伝的要因が引き金となります。母親がうつ病や産後のうつ病を発症している時には、赤ちゃんにも影響を与えます。

鬱の赤ちゃん

赤ちゃんがうつ病を発症した時、泣くことや摂食障害としてその症状が現れます。一般的には赤ちゃんは母乳やミルクなどの摂取に問題は生じず、生理現象や不快感、または痛みなどが原因で泣きます。泣くからと言ってすぐにうつ病と関連づける必要はありませんが、症状が悪化する場合は、赤ちゃんのうつ病を疑いましょう。

一般的に赤ちゃんは非常に活発で、泣く、動く、バブバブと言葉を発するなど元気で好奇心旺盛に色々なことを探求しようとします。しかしその赤ちゃんが無気力な場合はうつ病を疑うことが大切です。赤ちゃんが常に疲れていたり、活発さがなくなったとき、そして、目に生気が感じられないときは、通常の状態ではないので専門家の診察を受けることをお勧めします。

うつ病を発症している赤ちゃんは笑わず、何にも反応しません。たとえ他人に預けられても感情を表すことがなく、無反応の状態が続きます。

赤ちゃんがうつ病を発症するのは一般的なことではないため、幼児期やさらに成長してよりはっきりとした症状が現れるまでは見逃されがちです。幼児期や小児期に入って症状が現れても、やはり大人のうつ病とは症状が異なります。

小児うつの症状

自分の子供の健康状態を示す体からの様々なサインを見逃さないようにしてください。子供の気分がすぐれず、いつもより悲しんでいるときは特に注意が必要です。

子供の鬱

子供が悲しんでいる時の感情やその悲しい気持ちはそれほど重要だと考えられず、子供特有の気分の移り変わりだと診断されることがほとんどですが、うつ病である場合は、早めにその症状を見つけて対処をしないと、年齢を重ねるにつれてうつ症状が悪化します。そのため、小児うつを示す兆候や症状を早期に発見することが大切になります。

  • おもちゃで遊ぶことや他の子供と遊ぶことに興味を示さない:これは子供にとって一般的なことではありません。子供は常に何かを体験することで徐々自分を周りの世界に適応させます。好奇心の塊であり、新しい知識を吸収することに貪欲な子供が、何事にも無関心で友達と遊ぶことや友達を作ること、また学校に対しても無関心で興味を示さないのは危険な状態です。
  • 自尊心の低下または欠如:子供が「自分は何にもすぐれていない」または「何もできない」「自分は下手だ」「自分はバカだ」などと言い始めたら危険な兆候です。子供は様々な体験から失敗を経験しますが、だからと言って自分は無価値でバカな人間だと考える必要はありません。もしそのように考えている子供がいたら、うつ病をはじめとする深刻な問題を抱えている可能性があるため専門家に相談してください。
  • 自分の部屋に引きこもり家族との交流を避ける:自分の部屋で、読書やそれ以外の何かをしながらほとんどの時間を過ごし、他の家族との交流を避けるときは注意が必要です。
  • はっきりとした理由もないのに痛みを訴える:自分の感情を認識しそれを表現することを学ぶ段階である子供は、大人のように自分の感情を表すのは難しいとされています。そのため、子どもが異常なほど寝てばかりいたり、腹痛や体のどこかの痛みを頻繁に訴えるときは、うつ症状が現れていると疑う必要があります。

「子供の33人に一人がうつ病を発症している可能性がある」精神衛生事業センター

症状が長引く場合は、深刻化している可能性が高いために注意が必要です。必ず専門医の診断を受け、症状が慢性化しないように治療を開始してください。本記事でご紹介した症状が現れたらすぐに対処してください。

子供の鬱2

子供の悲しみを理解しよう

 


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。