抗不安薬と睡眠薬の使用と濫用

26 10月, 2020
抗不安薬や催眠薬は、大人の不安や睡眠障害に処方される薬です。これらの使用による様々な副作用についてご存知ですか?ここで、詳しく学びましょう。

現在、抗不安薬や睡眠薬は非常によく処方されています。実際2000年以降、世界的にこれらの薬の使用は高まっています。中でも、大人にもっともよく処方されているのがベンゾジアゼピン系です。

服薬管理は非常に重要で、特に向精神薬には注意が必要です。これらの多くの薬は注意すべき重大な反応を引き起こす可能性があります。さらに、患者が薬の副作用の危険性を知らずに服薬するケースもあります。

長期に渡るこのタイプの薬の服用は、中毒や依存症を生みます。ある特定の状況に対する少量の処方で始まったはずが、患者の身体的・精神的なクオリティオブライフに長期に影響を与えることになりかねません。

抗不安薬 睡眠薬

抗不安薬・睡眠薬とは?

抗不安薬や催眠薬は中枢神経系抑制性向精神薬に分類されます。当初は不安の症状の治療に使われていましたが、不眠症の症状にも処方されるようになりました。

これらの薬は、神経系の機能を遅くし、不安の症状を軽減させたり消失させたりします。そして、調整や反応時間など脳の他の機能にも影響を与えます

ベンゾジアゼピン系は抗不安薬の中でもっともよく知られているタイプです。長期作用か短期作用かにより様々なタイプに分類されます。

  • 長期作用のベンゾジアゼピン系には、ジアゼパムやブロマゼパムがあります。
  • 短期作用のベンゾジアゼピン系には、アルプラゾラムやロラゼパムがあります。

この分類の中でもっともよく使われているのは、アルプラゾラム、ロラゼパム、ロルメタゼパムです。現代の忙しい生活のストレスに対するその場の対処法として処方されます。しかし使用を誤ると、重大な副作用が伴います。服用を始める前に知っておくことが大切です。

抗不安薬と睡眠薬の乱用

先ほどお話したように、これらの薬は大人の不安や睡眠障害に定期的に処方されています。短期の使用は安全で、治療の効果があります。しかし長期になると、求めていない影響が出る可能性があります。その影響には次があります。

  • 転倒や骨折のリスクが高まる
  • 認知障害や認知症のリスク
  • 薬に対する耐性や依存性
  • (矛盾しているようですが)不安が高まる

治療の範囲内の量であっても、これらの副作用が生じることがあります。そのため、医師は治療のために推奨される量を超過しないよう助言します。具体的には、睡眠障害の場合は4週間、不安障害の場合は12週間以上服用すべきではありません。

治療計画には、薬の量を徐々に減らす漸減時間が考慮される必要があります。特に薬物療法が長期に渡る場合、非常に重要です。また、症状が続く場合、医師は別の方法や補完治療を探すべきでしょう

患者が処方された量を誤った場合、あるいは医師が不適切な処方をした場合に、悪影響が生じます。中には、患者自身が医師に処方を継続するよう求めるケースもあります。また、医師が容易に薬を処方する場合もあります。

日常的にこれらのタイプの精神薬の推奨量が超過していることは多々あります。ベンゾジアゼピン系を日常的に服用している大人はたくさんいます。このような人は、先に挙げた副作用のリスクが高まります

また、若い世代においては処方されていない薬、違法薬物としてベンゾジアゼピン系を使用する人が増えています。現在、これらの薬が簡単に手に入ることや過度で不必要な処方が蔓延の原因になっているのです。

抗不安薬 睡眠薬

薬の管理

まとめると、どんな薬でも濫用や悪用には副作用が伴います。この作用は特に患者、そして社会全体へ影響が及びます。そこで、私達一人一人が努力し薬をうまく管理する必要があります。

特に、抗不安薬や睡眠薬は正しく服用しなければ、重大な副作用が発生します。そのため、医師や受けた指示に従うことが必要不可決です。どんな状況であっても、薬を自分で処方しようとすることはやめましょう。

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