繰り返される悪夢

12 11月, 2018

悪夢を見たことがありますか? とても怖い夢で、恐怖と不安に襲われます。突然、目が覚め、心臓は、今にも口から飛び出そうです。さらに、夢から覚めた後も恐怖心はなくなりません。戸惑い、悲しい気持ちになることさえあります。

人が悪夢を見るのには、様々な原因があります。食べ物や飲み物など口にしたもの、疲労、栄養失調、心の問題などが考えられます。原因に関わらず、よく眠れずに朝を迎えます。

そんな悪夢が繰り返されると、状況はさらに複雑になります。同じ夢を何度も見ることもあります。登場人物など少し違うところがあっても、全体的には同じような夢を見ます。その場合、夢の中で何が起きているかに、注目してみましょう

 

正常な悪夢と繰り返される悪夢

正常な悪夢とは、時々見る悪夢のことです。三か月に一回程度であれば、「普通」の悪夢と言えるでしょう。また、その夢の内容も、その時により違います。

浮いた少女

正常な悪夢の原因

  • 一時的だが強いストレス
  • アルコール
  • 精神薬
  • 睡眠に影響を及ぼす副作用のある薬
  • 頻繁な睡眠不足による疲労
  • 夜遅い食事、または、就寝前の過食

この種の悪夢は、原因に対処する必要があります。悪夢が睡眠へ悪い影響を与える前に対処することが重要です。食事やアルコール、また薬の服用は、寝る二時間前までにしましょう。

繰り返される悪夢の場合、現実で起きている問題や衝突と向き合っていないことが原因だと考えられます。PTSDの症状、または、困難を受け入れられていないのかもしれません。これらは、無意識の分野であるため、悪夢となって現れるのです。

 

悪夢の意味

繰り返される悪夢の中にも、正常なものもあります。その意味も人やケースにより異なりますが、人との衝突に関わることが多いようです。

悪夢の絵

繰り返される悪夢に隠された意味

  • 迫害や逃走:自分の闇や問題を無意識に否認していることを表す。
  • 落下:支えてくれる人がいない、または放置されることへの恐怖。
  • スピード:自分では何もコントロールできないと感じている。
  • 試験:不合格、遅刻、事前の用意ができていないなど試験に関する夢で、今の状態や、将来置かれる場所で、自信がないことを意味する。
  • 麻痺:動けない状態であり、目標が見つからない、気持ちをうまく表現できない。
  • :誰も気づいていないが、人前で自分は裸であるなど。人生において何か不安がある、圧倒されている、自分にはできないと感じている。
  • 腕や足、歯など体の一部の切断:人生において、無視している、または、十分注意を向けていない部分がある。
  • 捕まる抑圧や包囲されていると感じている。
  • 大きな波や嵐により溺れる:感情があふれた状態にあるが、それを表現できない、または、認識していない。
  • 人や動物の赤ちゃん:自分の幼少期など人格形成に関わる部分が注意を引こうとしている

繰り返される悪夢は、不快で、恐怖に怯えることもありますが、ポジティブに捉え、そこから価値を見出すことも可能です。自分が今まで注意を向けていなかった問題に目を向けるよう、無意識からのメッセージなのです。今こそ、それらに対応する時です。

ドリームキャッチャー

自分の内に抱える問題を解決に導こうとする無意識の表れが、繰り返される悪夢です。それを解決できると、また同じような夢を見ることもありますが、その結末はポジティブなものになります。

写真 ダグラス・ジラール