マリア・モンテッソーリが残した10の名言

· 2018年6月14日

マリア・モンテッソーリは20世紀に名を残す偉人のうちの一人です。彼女は医師であり、心理学者、精神科医、哲学者、人類学者、生物学者、教育者、そして科学者でもありました。彼女が抱えていた負担というのも計り知れないものだったでしょう。実は彼女はイタリア女性で初めて医学博士号を取得した人です。彼女の残した言葉は記憶に残るものであり今日の教育に影響を与え続けています。

マリア・モンテッソーリは教育に改革を起こしました。彼女の考えや研究結果は世界中の教育学に衝撃を与えました。今日、気づかないうちに彼女の多くの教えは毎日のように引用されています。

マリア・モンテッソーリの残した名言には教育に関するものが多く残されています。彼女の教育に対する考え方は子供たちを愛し、彼らを尊重するというものです。彼女は重要な価値観と自主性を中心に置いていました。ここで彼女の最も有名な言葉を紹介しましょう。

「活動の本当の目的と言うのはよりよい生活ではなく、むしろ人生を通じて精神的、または全体的な経済活動に貢献することである。」

– マリア・モンテッソーリ –

助けに関するマリア・モンテッソーリの名言

マリア・モンテッソーリの最も知られた名言の一つが次です。

「現実では、他人から仕えられている人の独立性は限られています。『私は無能ではないから、誰からも仕えられる必要はない』というのが、未来の人間の尊厳の基盤となるべきです。そしてこの考えは、人が本当の意味で自由であることを感じる以前に手にいれなければならないものなのです。」

靴を履く少女

マリア・モンテッソーリにとって、助けという概念は支援とそうでないものを区別しないことで起こってしまう結末について常に警鐘を鳴らしています。子供たちを手助けするのではなく、都合のよい状況に変えてしまうことはただ子供たちをだめにしてしまうだけです。このことは彼女の有名な言葉の一つとしても残されています。「不必要な手助けはただ成長の妨げになるだけなのです。」

教育の意味

マリア・モンテッソーリは自由と教育を近いものと定義づけました。人はより自主的、自立的になるために教え学ぶのです。人に操られずに意識的に行動し圧力から解放されるためです。よって、マリア・モンテッソーリの名言が述べているように、「成長というものはより大きな自主性を求める原動力となります。それは弓から放たれた矢の様にまっすぐ、すばやく確実に飛ぶのです。」

教師は自主性を得るための案内役となります。教師は子供たちを服従させることはできない、またさせてはいけないのです。反対に、教師の目的は子供たちが彼らをより必要としないようになることであり、教師に頼らなくなることです。これはマリア・モンテッソーリの最も美しい名言にも表わされています。「教師にとって成功したことを表す最も良い姿は、子供たちが教師があたかもいないような状況で物事に取り組んでいることです。」

教育は全てを変える

モンテッソーリは教育は世界を変える重要な要素であることを確認していました。彼女はこれは人類史を良い方向へ向かせるものであると考えていました。彼女はこう言います。「もし救済や助けがあるのであれば、それは子供を通してであり、子供は人類の作り手なのです。」

パイロットの真似をした少年

このように、マリア・モンテッソーリの名言は下記のことも指摘しています。「人生の初期から教育という物は現代社会、また未来の社会を変えることできます。」前述した名言やこの名言でも新しい世界の作り手としての子供たちの価値を強調しています。これらの大きな変革を起こしうる分野として教育の役割を定義づけているのです。

物理的世界、精神的世界

マリア・モンテッソーリの教育法の重要な役割は、子供たちと現実世界との関わりを手助けすることに基づいています。見ているのではなく、実際に接触させることなのです。探究させ、経験から学ぶことの手助けをしなけらばいけないのです。マリアは物理的、精神的な世界を区切ることはしませんでした。反対に彼女はこの2つの世界はお互いに補完し合っていると理解していました。

これは次の言葉に示されています。「もし私たちが物理的世界と精神的世界を違うものだと見たとしたら、そのつながりは崩れ、行動と考えはばらばらなものになってしまうでしょう。」

どのようにして子供に教育を伝えるか

マリア・モンテッソーリにとって教育はなくてはならないプロセスです。知性のみを育てるのではなくその人物全体を育てるのです。よって教えるというのは知識を伝えるだけではないのです。それは倫理的行動でもある、尊重や愛情の1つです。教育と指導の違いを明確に示しているものとして、「最も有用な指導はその課題に対し最小限の言葉をかけることなのです」という名言があります。

教師と生徒

マリア・モンテッソーリの美しい言葉の1つとして、「もし子供を必要以上に非難した場合、その子は批判することを学ぶでしょう。またあなたが子供を定期的にほめた場合、その子は尊重することを学ぶでしょう。」というものがあります。これは子供は大人が与えたものを写しだすということを見せてくれる明解な見解です。

モンテッソーリ法は教育界のなかでも最も明確で理にかなった方法の1つです。その影響というのは測り知れません。その創立から約100年たった今でも有効であるのです。またこの方法が継承されているのには深い感受性と、圧倒的な明瞭性の成果があるからなのです。