緑の水着の少女へ

· 2018年1月7日

緑の水着の少女へ」は、ネット上で広がっている手紙です。これは、わたしたちがどのような人であるかは関係ないというメッセージを伝えています。賢さ、想像力、知性、教養度、ケア、辛抱強さ、努力家というような特徴は大事ではありません。最も重要なのは、美しく、魅力的で、モダンに見えることです。

だからこそわたしたちは隠れるのです。だからこそ、わたしたちは自分の習慣による、ストレッチマーク、増えた体重、体形を隠すのです。だからこそTシャツでごまかして、「もっと美しく」見えるようにし、現実をフォトショップします。

 

ジェシカ・ゴメスさんはこの考え方を自身の手紙「緑の水着の少女へ」の中で振り返っています。あなたもこれを振り返り、健康的な自分の内なる声になるために、この手紙の内容を紹介したいと思います。

花風呂

インターネットで広がった手紙「緑の水着の少女へ」

緑の水着の少女へ:

わたしはあなたの隣でタオルの上で寝転がっている者です。小さな男の子と女の子と来ました。

まず初めに、私はあなたとあなたのお友達ととてもよい時間を過ごさせてもらっているということをお伝えします。この短い期間でわたしたちのスペースはお互いにふれあい、あなたの笑顔、「抽象的な」会話、ステレオから流れる音楽が私の空気に攻め込んできます。

わかります?私ちょっと怖くなったんです。わたしはいつあなたがいるところから、今私がいるところに行き着いたんだろうって。いつ少女から「彼女の隣の女性」になったんだろうって。いつ友達と遊びに出かける少女から、子どもと遊びに出かける人になったんだろうって。

でもそんなことが言いたくて手紙をかいたんじゃないんです。わたしが手紙を書いたのは、わたしはあなたを見ていましたよ、ということを伝えたかったんです。あなたを見ているんです。見ずにはいられないんです。

あなたが洋服を脱いだ最後の人だったのが見えました。誰も見ていないと思っていたと思いますが、グループの後ろのほうで服を着ていたところも、ひそかにTシャツを脱いでいるところもすべて見ていました。わたしには見えたんです。見ようとしていたわけじゃないけど、見えたんです。

慎重にお腹を腕で隠しながらタオルの上に座るのが見えたんです。

頭を曲げて耳の後ろに髪をまわしているところが見えたんです。きっと、カジュアルに見えるけど計算しつくされたポジションから腕を動かさないようにしたんじゃないかなって。

 

そばかす少女

立ち上がって水の中に入り、緊張したように息をのむのが見えました。そこで立ったまま、さらされ、友達を待たなきゃいけないからですよね。もう一度腕をショール代わりに使って自分を隠さなきゃいけないからですよね。ストレッチマーク、たるみ、セルライトを。

すべてを全部隠すことができないという事実に押しつぶされそうになっているあなたが見えました。そして、シャツを脱いだ時のようにこっそりとグループから離れていくところも。

あなたが待っていたのは友達の、長い髪を背中に流し、ヴィクトリアズシークレットの羽根も手に届くんじゃないか、というほどの容姿が関係しているかはわかりません。あなたはずっと地面を見ていました。自分の中での隠れ場所、自分から隠れる場所を求めて。

たくさん伝えてあげたいことがあるんですよ、緑の水着の人。多分、子どもと来る女性になる前の私も、同じ経験をしたんです。あなたのタオルの上で。

わたしはあなたのタオルの上にも、あなたの友達のタオルの上にもいたんです。わたしはあなただったんです。そして、あなたの友達であったこともあります。そして、今はどちらでもありません。もしかしたらまだどっちでもあるかもしれません。いずれにせよ、わたしが時間を戻せるなら、あなたのタオル、お友達のタオル、どちらのタオルの上に私がいたいかなんてことを心配や自慢をする代わりに、ただその時を楽しみたいのです。

うずくまる女性

あなたのバッグに本が入っていることを見た、とあなたに伝えられたらいいのに。16歳の時のどんなおなかも、年を取ってボケるだいぶ前から滑らかさを失っていくことを教えてあげられたらいいのに。

あなたが素晴らしい笑顔を持っていて、自分を隠すのに必死で笑う暇さえないのが残念だということを伝えてあげたい。

恥ずかしいと思っているらしいあなたの体は、若さの徳でそれだけで美しいと伝えてあげたい。それどころか、生きているだけで美しいじゃない!あなたというパケージ自体が、あなたのすることすべてに反応できるその体が美しいんです。

あなたが30代の女性の目であなた自身を見れたらいいのに、って思います。どれだけあなたに愛される価値があるかがわかるはずです。自分自身からも含めて。

将来あなたをとても愛する人は、身体に関係なくあなたというひとを愛するだけでなく、あなたの体をも愛してくれると伝えてあげたいです。すべてのカーブ、えくぼ、ライン、そばかす。あなたの体が描くユニークで尊い地図を愛してくれます。もしそうでなかったら、もしあなたをありのまま愛さないんだとしたら、彼にはあなたの愛情を受ける資格はありません。

水着と砂浜

あなたに伝えてあげたい – 本気の本気ですよ – あなたはそのままで完璧なんです。不完全なことが素晴らしいんです。

でもあなたの隣にいるただの女の人がどうやってそれを伝えたらいいんでしょう。

でもね。わたしはここにと来ました。ピンクの水着を着て、川で遊んで砂だらけの子です。今日、あの子が世界で唯一気にしていることは、水がとっても冷たいかどうかなんです。

緑の水着の子、あなたには何も言ってあげられないけど…

わたしは娘にはすべてを伝えてあげるつもり。すべて。

そして息子にも全ても伝えてあげるつもり。同じようにすべて。

だって、それが愛されるってことだから。

そして、わたしたちはみんなこのように愛すべきだと思うの。

花と植物の気球

鏡のむこうの別の人生とアンチセルライトクリーム

自分を見つめること、自分自身の女性としての体形、今の体の自分を探求・認識することから逃げ出せば、わたしたちの健康を害します。わたしたちは、アンチセルライトクリームではありません。わたしたちはわたしたち自身です。自分の体の隅から隅までを愛し、知り、なぜそこにセルライトがあるか、なぜ卵巣が戦争を仕掛けてくるのかを理解しています。

鏡で自分を見るとき、わたしたちは自分自身への加害者となることがあります。ももの脂肪、飛び出している髪の毛、丸みのなさ、セルライト、しわで、自分自身を叱責します。罰を与えたり辱めたりするかわりに、自分の体のための安全圏を自分自身の中に作り出さなくてはいけません。

自分が信じている以上の価値が自分にはあります。わたしたちの中のわたしという人は、頭よりはるかに多くのことを理解できます。