見栄を張る人の心理的特徴

2020年1月6日
機会があればいつでも自慢したがる人があなたの周りにもいるのではないでしょうか。彼らの主な目標は、目立つことですが、皮肉なことに、最終的に拒否されることが多いようです。

自尊心が低いためにナルシストになる人は多くいます。注意を引くためだけに自分を大きく見せ偽りの美徳や価値を見せびらかします。皮肉なことに、自分に不足しているものを自慢する傾向があります。

自分だけを気にし、他人にほとんど関心を持たないため、結果拒否されることが多いのです。今回は心理学者のマルセロ・セベリオが主張するこういった人の特徴について詳しくご紹介しましょう。

リレーショナルスタイル

軽視されていると感じたり自尊心が低いことは、人間の悪い特性です。健康的な自尊心とは、利己的になることなく、自分を大切にし、愛し、第一にすることです。また、自分の限界と能力を理解することでもあります。できることとできないことを知ることも重要です。あなたの長所、リソース、弱点は何でしょうか? 一言で言えば、自尊心は自分自身をはっきりと認識することなのです。

評価はあなたの心と感情の中でのプロセスです。美徳と欠陥を探求する自己反映プロセスともいえます。個人的な価値を振り返り、自分自身を大切にするのは他でもないあなただからです。これがうまくいけば、最高の自分を引き出すことができます。

奇抜なタイプ

心からの感謝は、見栄を張る人の中には基本的に存在しません。彼らはプライドが高く、傲慢で、謙虚や控えめとはほど遠く、大げさで利己的、うぬぼれていて、誇張的で、短気です。彼らは常に認識されることを欲しています。これらは、自身の欠点を隠す自己防衛の一形態とも言えます。

自慢する人は、自分にできないことはないと信じています。しかし、これは健全な自尊心ではありません。傲慢であり、妄想的な行動です。

  • 自分に欠点はなく能力があると思っているので、会話を独占しすべてを自分中心に考えます。「私はこう思う」、「私はこうした」、「私があなただったら…」などという会話が多いでしょう。話題が全く関係ない場合も常に自分を中心に話します。
  • うぬぼれている人たちは、実際はその能力を持っていないので、行動を通してそれを見せることはありません。できるけどただやらないだけだと言い訳を述べます。

傲慢と短気

見栄を張る 心理的特徴

傲慢な人は高い能力があると信じて自分を過度に評価したり自慢しますが、他人のことは軽蔑し中傷する傾向があります。

自分を上位に絶たせて、他人を見下げマウンティングする傾向があります。大学の論文を発表しているかのような話し方をする人もいます。

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うぬぼれていて見栄っ張り

たとえば、社交的な集まりにおいて会話を独占しようとします。様々な話題について話し、常に話の中心にいようとします。聞きかじった知識や、ディスカバリーチャンネルでみた話題を披露したがるのです。

話すときは非常に魅惑的に語り、他人が同じように話すことを許しません。エンジニアと技術的な問題について議論するなど馬鹿げたことが起こることもあります。無意識のメカニズムを心理学者に説明し、物理学者に量子物理学を教え、生物学者にクローニングの原理を伝え、国際政治や海洋生物学を教え、さらにはニュースを分析しようとするかもしれません。ただしこれらは知恵ではなく、社交的な集まりで目立つ方法にすぎません。

高いプライドと過大評価

自分が誰であるかを誇りに思うことは、最も健康的な特性の1つです。それは生産的な自己価値だからです。しかし、自分が他人よりも優れていることを意味するものではありません。他人を中傷する尺度ではなく、あなた自身が価値があるものであるかを測るものさしなのです。

誇りを持つということは、自分自身を過大評価するということではありません。過大評価とは、実際の自分よりも高く評価することです。過大評価する人は、自分が自分以上の優れた人物だと考えます。心の中の弱い部分を隠すための防御的手段として見栄を張るのです。

たとえば、ちゃんとした職歴もないのにマネージャーのポジションに就きたいと考えるため、なかなか仕事を見つけることができません。自分はマネージャーの地位に就く要件を満たしていると確信しており、それ以下のポジションにつくことでプライドが傷つきます。もし低いランクの仕事に採用されたとしても、他人にも気づかれたくないとの思いで、働くことを拒むでしょう。言い訳をし、国の社会経済政策を非難し、まともな仕事を見つけるのは難しいと言い続けることになります。

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美徳シグナリング

見栄を張る 心理的特徴

謙虚さ

謙虚な人とは、自分の知識やスキルを自慢したり見せびらかしたりしない人のことです。自分が有能であることを知っていますが、周りの人にひけらかす事はありません。

これらの人々は、隠された才能が後に明らかになり、人々を驚かせるでしょう。まるでパンドラの箱のようであり、控えめな態度に似合わず豊富な知識や才能を所有しています。本当に謙虚な人は、偽りの控えめな人とは大きく異なります。

偽りの謙虚さ

偽りの謙虚さを持ち合わせている人は、謙虚であると自らアピールします。

このタイプは、特別な自慢方法をとります。うぬぼれていたり短気ではありませんが、利己的な謙虚さを持っています。他人に自分の能力を認識し、有能であることを理解してほしいと思っているのです。

彼らは一見完璧に見えますが、欠けている自己価値を見つけることを密かに望んでいます。そして、失敗やミスを認めません。他の人に認められたいと感じ、自分の無能や自尊心の低さを隠す防御メカニズムを備えている点で見えを張るタイプと同様であると言えるでしょう。

プライドの高い人は、他人と関わる際に常に他人よりも上にいたいと感じています。平等ではなく、常に上から人を見ています。したがって、相手が彼らに心を寄せることは容易ではありません。

不安

通常、彼らは知性と論理的思考によってコミニケーションをとります。自分自身の声を一番重要であると考え、周囲から賞賛と価値のある反応を得ることを唯一の目的としながら他人と話を進めます。

また前述したように、文化的なテレビやラジオ放送の専門家から聞きかじったことを記憶するのが得意です。その後、人前で話す際にそれらを巧みに話題にのぼらせて、あたかも自分の知識のようにひけらかします。

自分をパーフェクトだと信じている人は、自分の欠点を隠す傾向があります。無能や不安な部分を見せたがりません。したがって、魔法のようにパーフェクトで自信のある性格であろうとするのです。これらは意識的ではなく、計画的でもありません。そして脆弱な気持ちにさせる暗い感情を隠し続けます。

しかし、遅かれ早かれ周囲はそれに気づくようになり、次第に拒否されるようになります。初めは雄弁に語っていたとしてもボロが出てきて、周囲の人は反感を抱き始め、やがて相手にされなくなるでしょう。目立とうとすればするほど最終的に疎外され、拒否されることとなるのです。