みじめな人は他人の人生に悲しみをまく

2018年1月22日 in 心理学 0 シェア済み
赤ずきん

多くのケースで、みじめさというのは自分の外の世界だけにフォーカスする隠れた鬱状態の表われです。みじめな人の世界は、窓で溢れています。その窓からは不公平しか見えません。自分の怒り、みじめさ、後ろ向きな感情を吐き出すために窓の外ばかりを見ます。みじめなひとは捕虜を必要としますが、同時に助けを求めています。

もちろんあなたも、自分の都合やアドバイスや姿勢で他人の人生をみじめにすることに喜びを感じているような人を思い浮かべているでしょう。しかし、彼らがよく行うことから推測されたこの仮定の喜びは、実は喜びでも何でもありません。彼らは幸せな人ではないのです。

みじめさと怒りは、船が後に残した錨です。彼らの船は流され、かつて幸せのあったその場所は、未消化の悲しみしかありません。

みじめさは、なにより自分の人生のコントロールを失ったように感じます。 敗北主義的姿勢で、自分に責任を持つことをやめてしまいます。被害者の役割を担い、それに夢中になります。こういった人々を助けるにはそれなりの戦法が必要です。彼らの行動によって迷惑は掛かっているものの、彼らも助けを必要をしているからです。

オオカミの仮面を頭につけた女性

みじめな人とみじめさのルーツ

こころに惨めさをもって生まれてくる人はいません。ただ、幼少時代にこの感情が発達し、どのように感じるかを理解する人もいます。愛情やコミュニケーションが不足した幼少時代は、かなり早いステージで種をまき、将来的にみじめさに発展するねっこを心に作り出してしまうことを許してしまいます。

「みじめさ」はまかれる種ですが、すぐに発芽はしません。その存在ははじめ確認することができません。1度の落胆に傷つきますが、それが私たちを変えることはありません。2度の落胆は、わたしたちを考えさせます。たくさんの「石」につまづくと、自分自身の中でネガティブな感情を作り出し始めます。その結果、自分の人生にコントロールが効かなくなったように感じます。そこでこれらの種は発芽するのです。そしてさらに精神的な病気を引き起こします。

こころにとめておいてほしいのは、「みじめな年老いた人」のイメージです。冷淡な反応で、ネガティブにしか物事を見ることができず、世界や人生そのものにかなりの怒りを感じている年老いた人に会ったことがあるかと思います。『健康心理学』というジャーナルを見てみると、多くの場合、 その基礎となるうつの症状が見られるそうです。

ハートを運ぶ鳥

みじめさと感情的しびれ

みじめさは、「害のある」ふるまいとして説明されています。わたしたちは、「害がある」として人にラベルを張り付ける傾向にあり、人自身やその人の感情的牢獄のことを考えることなく、彼らから身を隠しいち早く逃げようとします。でも、この反応の仕方は正しくありません。少なくとも、みじめさに関してはです。

自分自身との平安が取れていないひとは、みんなと戦争を起こす。
シェアする

すでにお話ししたように、人々はみじめさとともに生まれるわけではありません。時間と共に起こり、うまく処理されなかった様々な状況の結果であり、本人にとってはもはや手が付けられなくなっている状況です。感情のしびれ状態に陥ってしまいそうな彼らを見捨てないでください。みじめさと鬱状態の脳は1日でハッピーな脳には変えられません。でも、助けになるかもしれない基本的なアドバイスを知っておくのは大事なことです。

空飛ぶ鹿に乗る少年

みじめな人の姿勢を変えるには

この記事でお話ししたように、みじめさというのは鬱の表われでもあります。そのため、専門家に相談して状態を見てもらうよう促してあげることが大事です。必須かつ重要なはじめの一歩です。その後、以下のことを試してください。

  • 思いやりと楽観主義で持って行動する。みじめな人はわたしたちを皮肉や怒りや運命論でだまそうとします。でも、 それに屈してしまうのではなく、自分の姿勢を決して変えず、彼らのネガティブさに楽観主義で対応してください。
  • 非難を個人的に受け取らず、辛抱強くいる。話しているのはその人のこころではありません。みじめさのねっこです。きちんと処理されなかった彼らの落胆です。消化不良のトラウマです。誰も理解してくれなかった空虚さです。落ち着いて、やさしさと親しみやすさで対応してあげてください。
  • みじめな人に新しい習慣を得るように促す。みじめさは受け身で、腐食性で、人の考えに巣くいます。このネガティブのサイクルを「壊す」ためには、その人の習慣を変え、新しい習慣を身につけ、ほかのシナリオも考えてみることが大事です。プレッシャーを感じることなく 、散歩に行く、スポーツをする、クラスに参加する、新しい人に会うなどの提案をしてみましょう。

手にとまる鳥

自分自身、自分の過去、自分の考えとの平安が取れていない人は、その人を囲む周りの人すべてと戦争状態になります。彼らのキズを癒し自分の内面の戦いとの間に平安を見つけるカギとなるバランスを見つける助けをしてあげてください。彼らを助けてあげることが大事です。しかし同時に、自分の限界を知り、自分自身の自尊心をないがしろにすることがないようにしてください。

あなたへおすすめ