脳に良くない食べ物5つ

脳に良くない食べ物5つ

最後の更新: 19 4月, 2018

健康的な脳を維持するには、いろいろな方法があります。最も重要な2つは、運動と酸素です。そして食べ物も非常に重要な役割を果たしています。食べ物は脳機能に直接影響を与える物質を提供したり、取り除いたりします。

自然の食べ物は健康的な食事の要素です。健康的な食事は、何よりバランスが大事です。何でも過剰摂取はいけません。できるだけ加工食品は避けるべきです。大量の当分、塩分、脂肪を含む食品には特に注意する必要があります。

私たちの感情・学習能力・記憶能力は全て、口にする食べ物の影響を受けています。食べ物は直接的に神経系列、及び脳に影響を与える物質を含んでいるからです。だからこそ、自分が食べているものに注意を払うことが大切です。

こういった有害成分はほとんどの場合加工食品に含まれていますが、気付かないこともあります。原材料等を見ると分かりますが、そもそも有害成分の名前が分かりにくいかもしれません。

次に、脳にとって最悪な食べ物を5つ挙げます。もし、健康的な脳を維持したいのであれば、続きを読んでみてください。

私たちの生活は神の手ではなく、料理人の手の中にある。
語堂 (Lin Yutang)

1. グルテン

グルテンは穀物に含まれるタンパク質群の総称です。全てが同じではないですが、共通点も多いため、この総称がよく使われます。グルテンは小麦・大麦・ライ麦などの食品に含まれています。

これらのタンパク質は、小腸に付着すると代謝・消化障害、および免疫障害を引き起こします。グルテンに敏感に反応する人もいます。例え敏感でなくとも、体には影響を及ぼします。グルテンは一般的に神経系に影響を及ぼすため、脳にとって最悪な食べ物の一つです。

グルテン

2. 人工甘味料

甘味料は砂糖に変わる物質です。自然なものもいくつかありますが、ほとんどの甘味料は人の手によって作られたものです。人工甘味料は脳に悪影響を及ぼすことが分かっています。ニューロンに悪い刺激を与えるため、実際に「脳毒」と呼ばれています。

アスパムテールとサッカリンの2つの人工甘味料は特定の神経系障害と関連していると言われています。その中には、うつ病、不安障害、偏頭痛、言語障害などがあります。市販されている多種多様な食品にこの甘味料が使われています。また一般的に、「ヘルシー」や「微糖」と表示されるような食品には、これらの人工甘味料が含まれています。

3. グルタミン酸ナトリウム(MSG)

MSGは、ほとんどの包装食品・缶詰に含まれています。MSGとは、濃縮された塩です。防腐剤として、また味や香りをよくするために使われています。研究によれば、MSGは脳内のドーパミンの生産を刺激をすることが分かっています。

ドーパミンは瞬間的な幸福感を生み出します。しかし、グルタミン酸ナトリウムは「外毒素」と呼ばれるもののレベルも高い物質です。この物質が脳の健康に悪影響を及ぼすとする証拠が示されています。研究によれば、パーキンソン病、アルツハイマー病、認知症、慢性疲労などの病気がMSGと結びつけられています。

MSG

4. 精製された砂糖

科学者たちは砂糖を、3つの「白い毒」のうちの1つとして考えています(他2つは塩と小麦粉)。砂糖は現在、最も一般的に使用されている食品の一つです。恒常的な糖分の摂取は脳を危険に晒す可能性があります。

精製された砂糖は、BDNFと呼ばれるタンパク質を適切に働かせないようにしてしまいます。このタンパク質は神経系において、とても重要な役割を果たします。そのうちの2つは、記憶の保護、そしてニューロン間の情報伝達の促進です。研究によれば、精神分裂病やうつ病患者が定期的に砂糖を摂取すると、症状が悪化すると言われています。

5. フッ化物:脳にとって最悪の食べ物の一つ

フッ化物は、いくつかの政府がその純度や公衆衛生上の理由から水道水に加えられている物質です。味を判別することはできませんが、蛇口から出るその水には確実に含まれています。

評論家は水にフッ化物を使用することに疑問を抱き続けています。また科学者はフッ化物が知的能力の低下や認知機能の障害に関連している可能性があると考えています。

水道水

フッ化物・アクション・ネットワーク(FAN)は、34の研究・検証結果からこれらの主張を裏付ける証拠を示しました。ユニセフなどの組織は水道水にフッ化物を入れることに対して反対の姿勢を取っています。ボトル入りの水はさらに高濃度のフッ化物が含まれています。

脳を健康に保つべき最良の選択は、新鮮な食べ物を食べることです。パッケージ化された食品や加工食品は、あなたの脳にとって最悪な食品の一つであることを覚えておいてください。栄養価がほとんどないだけでなく、病気になる可能性もあるのです。できるなら完全に摂取しない方がいいでしょう。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。