ポール・エクマンの言葉

2018年8月18日 in 心理学 0 シェア済み
ポール・エクマン

ポール・エクマンは、アメリカの心理学者(ワシントン州、1934年生まれ)であり、感情と表情の研究においての専門家です。14冊以上の著書があり、そのキャリアの中で200以上の記事を出版してきました。彼を知ってもらうために、この記事ではポール・エクマンの10の言葉をご紹介します!

エクマン教授は、30年以上カリフォルニア大学で教授として勤務しています。さらに、現在21世紀で最も権威ある心理学者のひとりと考えられている人物です。2009年には、タイム誌が選ぶ世界で最も影響力がある人物100に選出されました。

アメリカ国防総省やFBIのアドバイザーとしても活躍しており、感情的な気づきを高めるためのワークショップやオンライントレーニングツールなどを開発しています。

ダーウィンの考えから

ポール・エクマン教授は、もともと文化が感情を左右すると考えていました。しかし研究を進めていく中で、エクマン教授の考えはがらりと変わります。

研究の発見から、進化論的立場を取るようになります。チャールズ・ダーウィンの考えに近い考え方です。エクマン教授は、感情は文化的ではなく生理学的な起源があるという考えに至りました。

さらに、人間がうそをつく理由や方法の社会的側面に関する調査にも一役買っています。そのため、うそを見破るエキスパートとも言われています。

表情

ポール・エクマンの考えを表す言葉10選

表情分析入門―表情に隠された意味をさぐる(1972)、暴かれる嘘―虚偽を見破る対人学、(1985)、子どもはなぜ嘘をつくのか(1991)、暴かれる嘘―虚偽を見破る対人学 (1998)などは、エクマン教授の最も有名な作品です。

エクマン教授の多くの発見がヒットテレビシリーズの『ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る』のインスピレーションとなっており、BBCではドキュメンタリー、『人間の顔(原題:The Human Face)』が放送されました。

彼は素晴らしい言葉をたくさん発信してきましたが、ここではトップ10をご紹介します。きっと刺激を与えてくれるはずです。

うそに関して

うそに関するエクマン教授の最も象徴的な言葉を見てみましょう。

「うそを見破る方法を発見しようとする人がほとんどいないから、うそが通ってしまう。」

「うそつきは、練習で腕を磨く。」

うそというのは、人間の中心的な特徴です。生活の中で必要不可欠であり、完全にそれを理解すること(どうやってうそを隠すか、どうやってうそが表面化するか、どうやって見極めるか)はほぼすべての人間活動に関わってきます。

「政治家がうそを言っているのをどう見極めるか?それは政治家が口を開いたときである!」

「破られた約束は嘘ではない。」

エクマン博士は「美表情(マイクロ・エクスプレッション)」の共同発見者とされています。ウォーレス・V・フリーゼン博士と共に、この方法を利用すればある程度のうそが見破れることを証明しました。

感情に関して

次に、感情に関するポール・エクマンの象徴的な言葉を見ていきましょう。

「みじめになときも人は笑う。」

「驚きというのは最も短い感情だ。自分が驚いていると気づくまでしか、人間は驚いていないからだ。驚きというのは、いつも思いがけないものだ。」

顔

エクマン博士は感情は先天的であると考えています。そのため、世界中のひとが幸せなとき笑い、驚いたとき口があきます。

文化は感情の偽り、誇張、隠蔽、抑制の機能を果たします。

「笑顔は最も過小評価されている表情だ。多くの人が思っているよりずっと複雑だ。様々な笑顔があり、それぞれの見た目も表現されたメッセージも異なる。」

「信頼が失われたら、どんな重要な友情も生き残れない。」

「人は物事を間違って解釈することがある。特に、他人の行動やその人を動かした動機に対して起こりやすい。」

「感情は、人間の世界の見方、他人の行動の解釈の仕方を変える。」

顔:開いた本

はじめ、エクマン教授は6つの普遍的感情、恐怖、怒り、喜び、悲しみ、不快、驚きには6つの普遍的ジェスチャーや表現があると信じていました。その後、そのリストを17まで増やしました。それから、顔から認識できる人間の感情をカテゴリー化する顔面動作符号化システム(FACSを開発します。

FACSは、顔の筋肉の動きによって 表情を分類します。眉毛を下げるとき、鼻にしわを寄せるとき、瞬きするとき、頭をあげたり傾げたりするような時には、人がどんなことを表現しているか考えてみてください。すべて意味があります。

写真

お分かりいただけると思いますが、エクマン教授の調査の基本は人間の特徴や状態です。エクマン教授はその功績から、ナショナル・インスティチュート・オブ・メンタルヘルスの科学研究賞を3度受賞しています。

現在、エクマン教授の40年以上にもわたる貴重な発見は精神分裂症やうそ発見分野など様々なフィールドにいかされています。非常に素晴らしい学者であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

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