笑いは幸せへの近道

· 2017年11月18日

私たち人間が持つ自然な反応の中でも、笑いは特に素晴らしいものです。さらに、他の生物にはない人間独特の素敵な性質のひとつでもあります。本当の笑いは、心の奥底を表面化させ、純粋に心を見せます。他のどんな表現よりも感じていることを表し、良い気分にさせてくれます。

笑いを忘れるということは、どんな年齢でも許されないが、子供たちにとっては大罪だ

-アルベルト・エスピノサ-

 

詩人のネルーダは言いました。「笑いは、心の言葉だ」、つまり笑いは正直に気持ちを伝えるツールのひとつです。しかし、笑いが唯一のツールである、と言うわけでもありません。視線、愛撫や涙もあります。よく笑う人は、同じようによく泣く人でもあります。

はっきり言えることは、私たちは無意識に笑うとき、考えている以上のことを他の人に伝える個人の言語を使っているということです。悲しみや不安におそわれたとしても、笑えば、あなたも心も生きるのです。

 

笑えば、あなたも生きる、心も生きる

緊張感からの笑い、大きな幸せがもたらす笑い、ユーモアのある笑い、ノスタルジックな笑い、共犯者的な笑い… 笑いは無限であり、どんな風に笑うかも限りありません。

「笑いは、とてつもなくリラックスさせてくれるもので、瞑想でもある。本当に本当に笑っているときには、精神も時間もない深い瞑想の状態にいる。精神というのは、期待に支えられているものだが、笑いはもっと遠いところから来ているのだ。」

-バグワン・シュリ・ラジニーシ-

笑う女性

あなたを包む感情がどうであれ、笑うことができれば、それはあなたが生きていて、心も生きているという証です。それが胸が痛いほほ笑みだとしても(悲しみと怒りの間の笑いにはならない笑み)積極的にあなたをこの世界に立たせるのです。

 

健全な笑いは、健康な心と体のバランスの証

人間は生まれて5か月頃から、笑うと、脳がモルヒネと似た効果のあるエンドルフィンを分泌させます。すると、生命のバランスにとっては大歓迎で、ネガティブなエネルギーに代わって、肯定的な気分が周りにいる人に伝わるのです。

例えば、笑いは、悲しみや日々のストレスに応戦してくれます。また、自尊心や自信を高め、恥や恐れを和らげてくれます。さらに、免疫力を高めることさえできるのです。血圧が下がり筋肉がゆるむので、肺・脳・心臓にも良いのです。

もちろん、大笑いすることは、カロリーを消費して肌の調子を整える食生活を助ける良い方法だということも忘れてはいけません。これらのことから、「健全な笑いは健康な心と体のバランスの表れ」という考えに基づいたリソテラピーというものもあります。

笑いは、コミュニケーションであるだけでなく、幸せへと導いてくれる

初めに述べたように、笑いはすばらしいものですが、その根本的な理由の一つとして、笑いは、自分の気持ちを表したり、自分に有益なだけではなくて、それを見たり聞いた人にも影響を及ぼす、ということがあります。笑いは、人を落ち着かせたり、癒したり、元気づけたり、喜ばせたり、さらには抱きしめることさえできるのです。

笑う友達

笑いには、180のタイプがあると言われています。心の底から湧き出て、誰かの心にいつまでも残る笑いもあれば、ふとした一瞬の笑いで消えてしまうものもあるでしょう。他人に対してあなたという人を示すような笑いもあれば、皆を大笑いに誘うような笑いもありますね。

「笑いは健康的で、長生きさせてくれるものだ。(中略)やりたいことはたくさんあるけれど、僕の人生の使命は、できる限りの大爆笑の渦を巻き起こすことだ。」

-ジム・キャリー-

無邪気な笑い、驚きの笑い、皮肉な笑い、お愛想笑い、控えめな笑い、あふれる笑い、息苦しいほどの笑い、親しげな笑い、人をバカにする笑い。どんな笑いも、私たちの大切な表現手段の一つなのです。