老侍に学ぶ:挑発に対処する適切な方法

20 4月, 2018

東洋文学には非常に多くの知恵が存在します。そして、何世紀も経った現在でもその知恵は素晴らしいものです。今回は偉大な人生の教訓をある老侍の物語と一緒に見ていきましょう。

釈迦に関する多くの名言の一つに「多くの人が、調和と共に暮らす世界に自分がいることを知らない。そして、この事実を知っている人は他人と無駄に争うことはない。」というものがあります。

この賢明な考え方は挑発に対する適切な対処法として役立つかもしれません。では、これから同じような考えを教えてくれる老侍の物語について学んでいきましょう。

老侍の物語

昔々、一人の老侍が江戸の近くに住んでいました。彼は数々の戦いに勝利し、とても尊敬されていました。しかし、彼の戦士としての時代はすでに過ぎていました。

しかし、老侍から彼の知恵と経験を教えてもらった若者はそれを上手く利用していました。この侍の伝説は広く知られ、老侍は何年経っても多くの敵に打ち勝つことが出来ていたのです。

あるところに一人の侍がいました。彼は態度の悪さで有名で彼の挑発的な性格は多くの相手を不快にさせていました。

その態度によって相手を怒らせ、そのせいで相手は視野が狭くなり、動きも鈍くなるのです。そして、ある日この侍は自分が伝説になるという野望の為に、老侍と戦うことにしました。

馬と侍

しかし、彼の態度は老侍を挑発することが出来ませんでした。そして、長い間老侍は剣を抜かないことで、相手を諦めさせ侮辱を感じさせたのです。

老侍の生徒は、自分の先生のことを臆病者だと思い込み、ひどく動揺してしまいました。そして、彼らは剣を使わなかった老侍を問い詰めたのです。

老侍は、自分に向けられた態度が、それを発した本人も拒否するであろうようなものの場合、自分がそれを受け入れないことで、その怒りや侮辱はむしろ発した本人に影響すると教えたのです。もちろん、あなたが受け取ってしまうと、それはあなたに影響するのです。

老侍から学べること

この賢い老侍から学ぶことはたくさんあります。なぜなら私達は現実上で不満や怒り、ストレス、罪悪感、そして恐怖を持ち歩いているからです。だからといって、このような気持ちは見せびらかして他人に対して拡散するべきものではありません。

「怒りに固執することは、熱い炭を握り他の誰かに意図的に投げつけることだ。そしてあなたは火傷をする。」
-釈迦-

しかし、私達がどれほど多くの感情を持っていても、あなたに危害を与える人はどこにでもいます。このような危険な人間は、私達の不安や恐れを煽るために近づいてきます。

このような人々に反応するのではなく、上手く対処することが出来れば、私達に必要な静寂を維持することが出来ます。もし彼らの有害な贈り物を受け入れず、挑発を無視して意図的に対処することが出来れば、自分自身を安全に保てるのです。

雪の中の侍

思慮深い対処を学ぶ

もし感情に身を任せ反応する代わりに、よく考えて挑発に対処する方法を学ぶと簡単に攻撃をされることはありません。それは防御力が無いのではありません。なぜなら、私達は攻撃されたとも感じないからです。下記に少しアドバイスを載せておくので参考にしてみましょう。

  • 何があなたに怒りを与えるのか、そしてどのような状況があなたのコントロールを奪うのかを把握しましょう。そうすると、合理的に考える力がつき、怒りが爆発するのを防ぐことが出来ます。
  • 過去はもう過ぎ去ったことだと考えるようにしてください。済んだことは済んだことです。以前起こった出来事によって恥や恐怖を抱えなくても良いのです。過去の出来事から学ぶことでミスを防ぐことが出来ます。それが失敗であっても、あなたが学んだことはあなたに強さと安心感を与えてくれるのです。
  • 感情をコントロールするのはポイントの一つです。もし思いのままに行動すると簡単に制御を失ってしまいます。慎重に考えれば有害な環境や人を防ぐ準備が出来るのです。

「あなたが発する全ての言葉は慎重に選択されるべきだ。それを聞く人、そしてその影響を受ける人はあなたの言葉によって良くなることも悪くなることもある。」
-釈迦-